なぜ目立つ、下位県情報~「いじり」と「いじめ」と対抗制御
2021年12月27日
「都道府県魅力度ランキング 茨城県再び最下位に」
本文も「都道府県の魅力度ランキングのことしの結果が発表され、去年全国で最下位だった栃木県は41位となった一方、去年、7年連続だった最下位を脱した茨城県は再び最下位となりました」と始まっている。
第1位がどこであったかに触れる「前に」「最下位合戦」をまず報じているのだ。確かに、北関東三県(群馬、茨城、栃木)は人気がないとされて何かと話題になっている県である。負の人気投票などというものも見つかった。
これに「待った」をかけたのが、群馬県知事の山本一太氏である。10月12日に「根拠の不明確なランキング」であると会見で批判、「法的措置も検討したい」と報じられている。
このランキング調査を行った民間のブランド総合研究所の社長は、知事の「法的措置発言」に対して「ちょっと意味がわからない」と戸惑っているというコメントをしている。
そのページの目次は図の通りだ。このページの本文中では、順位の上昇が大きかった県についての紹介はあるが、どこにも「〇〇県が最下位」といった文言はない。
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