山井教雄(やまのい・のりお) 漫画家
1947年東京生まれ。東京外語大スペイン語科卒業。91年漫画集「ブーイング」で文春漫画賞を受賞。93~96年に朝日新聞夕刊で「サミット学園」を連載。報道や表現の自由のために闘う漫画家の国際ネットワーク「Cartooning for Peace(平和のための風刺漫画)」のメンバーとしても活動している。
※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです
ウクライナの緊張から見える人類のどうしようもない愚かさ
400万年前、アフリカのサバンナに頭が良いエイプ(類人猿)が住んでいました。ある日、彼は神の声を聞きました。
『立ち上がれエイプラハムよ!(この初めて神の声を聞いた類人猿の名前はApraham/エイプラハムというのです)立ち上がって両腕を自由にするのじゃ。その自由になった両腕で文明を築くのじゃ!』
エイプラハムは考えました。『立ち上がれば、僕のForfoot(前脚)はArm(腕/武器)になる。そしてArmはエスカレートして広島、長崎につながるんだ!』
頭が良いエイプラハムは
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