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私って「社会不適合者」なの? 世間とのズレに悩む中で、合点がいったこと

なぜ、スウェーデン人の少女にひかれ、気候変動への抗議活動に参加したのか

宮﨑紗矢香 人間活動家

 変わり者とは言わないまでも、極端にふれてしまうところがある。

宮﨑紗矢香さん拡大宮﨑紗矢香さん

 対人関係がままならないことは承知していたが、特定の対象を過剰なまでに突き詰めてしまうパーソナリティーは、悪いことではないと思っていた。

 あくまで主観で生きてきた分、社会生活を送るようになってから時折生じる不具合を、適切に認識できていなかったのかもしれない。

 昨年の暮れ、ある人から「あなたは自己本位である」と指摘された。

 重たい沈黙のあと、これまでもこういうことはあったかと問われて、胸のうちに巣くったのは羞恥(しゅうち)だった。

 協調性がない。

 思ったままが口から出ていく。

 たしかに、そんな傾向は強い。

 「相手を突き刺しちゃう言い方だと、人は動いてくれないよ。絶対正義だから」

 「清く正しく美しくだけじゃ、世の中うまくいかない」

 学生の頃に言われた言葉が、オーバーラップする。

 「マジでやめといたほうがいいと思うよ。やめとくっていうか、TPOをわきまえる。リーダーシップをとるならば」

 相手の言うことはいつも真っ当に聞こえる。でもどこか釈然としなかった。本人にとってはそれがデフォルトなので、何がおかしいのか自覚しきれていない。

 教えられるまでもない、人として当然のことを知らないのだろうか。

 考えれば考えるほど欠陥品であるような感覚が募る。

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筆者

宮﨑紗矢香

宮﨑紗矢香(みやざき・さやか) 人間活動家

1997年生まれ。立教大学社会学部卒。Fridays For Future Tokyo元オーガナイザー。2020年4月、株式会社大川印刷入社。社会課題を考える多 数のイベントやソーシャルメディアを通じての外部発信を担当し、2021年7月退職。国立環境研究所 社会対話・協働推進室コミュニケーター。共著に『グレタさんの訴えと水害列島日本』(学習の友社、2020年)、『子ども白書2020』(かもがわ出版、2020年)。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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