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「星空の街・あおぞらの街」全国大会と観測環境―天文界の取り組み

人工光、1万超の人工衛星システム、電波……天体観測を共存させるには

山岡均 国立天文台天文情報センター長・准教授

「人工衛星コンステレーション」から静かな空を守る

 近年問題になってきているのが、多数の低軌道衛星を連携させて一体的に運用する「人工衛星コンステレーション」の影響だ。以前から活用されてきたGPSや衛星電話は、せいぜい数十機の人工衛星でシステムが組まれていたが

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筆者

山岡均

山岡均(やまおか・ひとし) 国立天文台天文情報センター長・准教授

1965年、愛媛県生まれ。国立天文台天文情報センター長・准教授。東京大学大学院理学系研究科天文学専攻で学び、理学博士(東京大学)。九州大学大学院理学系研究科助教等を経て現職。専門は超新星をはじめとする突発天体現象と恒星の進化の理論的観測的研究。天文学の普及と広報に努めており、日本天文学会天文教育委員長、国際天文学連合天文アウトリーチ日本窓口などを歴任。著書に「大宇宙101の謎」「君も新しい星を見つけてみないか」など。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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