~トップガンに学ぶ希望者アップで教育改善~
2022年11月06日
図1は、1979年から2022年までの公立学校教員採用試験(小学校、中学校、高校、特別支援学校などの総計)の倍率の推移を示したものである。これを見れば、すぐに気づくことがある。それは、1970~1990年代にも倍率はそんなに高い時期はなかったということ、および、1991年に2022年と同じ「3.7倍」という最低の倍率を記録していたということだ。万が一、この図を最高倍率であった2000年以降から示したとしたら、倍率は右肩下がりにしか見えないものとなる。「ここ20年は右肩下がり」というのは正しい表記であるが、「ずっと右肩下がり」ではないことには注意しなければならない。
特に目を引くのは倍率が10倍を超えている1998~2001年のピーク(山)であろう。この年頃には受験者数は激増していたかのように見えなくもない。しかし、図1を見ただけでは、実際に何人が受験していたのかはわからない。
そこで次に見るべき数値は
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