受験数学とは異なる難問に世界の高校生たちが挑む意義
2023年04月01日
国際数学オリンピック(The International Mathematical Olympiad=IMO)をご存知だろうか? 1959年にルーマニア大会から始まり、毎年世界中から数学の得意な高校生以下の選手が集まって、競い合う大会だ。今年7月に第64回目の大会が幕張メッセで開催される。20年ぶりの日本での開催になる。
日本数学オリンピック財団(理事長:藤田岳彦中央大学理工学部教授)は日本大会 (IMO2023)開催に向けて数年前から実行委員会を立ち上げ、スポンサー団体からの寄付も得ながら、鋭意準備を進めている。筆者も実行委員会のメンバーとして活動している。国際数学オリンピック日本大会の特設ホームページなどを通じ、多くの方にこの催しを知っていただきたいと願っている。
4月8日(土)15時からはIMO2023 キックオフシンポジウムが開催される。一般の方もオンラインで参加できる。日本の代表選手選考は毎年1月に始まり、予選に参加する約5000人の中から精鋭6人が選ばれる。シンポジウムでは、決まったばかりの代表選手が顔見せをし、これまでのメダリストたちが体験を語り合う。詳細はhttps://imo2023.jp/ja/news/detail.php?id=7をご覧いただきたい。
有料会員の方はログインページに進み、朝日新聞デジタルのIDとパスワードでログインしてください
一部の記事は有料会員以外の方もログインせずに全文を閲覧できます。
ご利用方法はアーカイブトップでご確認ください
朝日新聞デジタルの言論サイトRe:Ron(リロン)もご覧ください