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脱温暖化をめざす京都議定書の第1期が2012年に終わった後、温室効果ガス削減をどう進めるか。この難題を話し合う国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP16)が先週末までメキシコのカンクンで開かれた。まとまった「カンクン合意」は当初の期待値を超え、「2013年以降」への展望をひらくものとなった。現地で取材した記者からの緊急報告に合わせ、化石燃料離れの鍵となる自然エネルギーをどうふやすか、地球環境保全の流れのなかで政治と科学はどんな関係を築くべきか、などを考えてみたい。(写真は、カンクンに集まったNGOのイベントコーナー=竹内敬二撮影) |
2010年12月14日