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地震学者「禁錮6年」、リスク伝達のリスク

写真・図版:地震学者「禁錮6年」、リスク伝達のリスク ラクイラ中心部の街並み。大地震から3年半たっても再建は道半ばだ=2012年10月22日

 「群発地震を大地震の予兆とする根拠はない」。そのいかにも科学者らしい言い回しが「禁錮6年」となってはね返ってきた。3年前、イタリア中部を襲った大地震で、政府検討会の科学者たちが過失致死罪に問われ、地元地裁の判決を受けた。科学者はわからないことをわからないと明言しなければ、それが「安全宣言」ととられかねないという怖さ。予見困難なことにも白黒をつけたがる世間の性急さ。判決にはリスク伝達のリスクが映し出されている。3・11後、科学者への信頼が揺らいでいる日本社会も無関心でいられない。

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