アート の検索結果

バカ、バカと言いながら自身をひっぱたきたい気分

［6月7日～6月15日］どこにもないテレビ、桐野夏生さん、ウクライナ公共放送……

6月7日(火)　午前、『報道特集』の定例会議にオンラインで参加。岸田内閣のいわゆる「骨太方針」をめぐって喧々諤々(けんけんごうごう)。　正午 … ［続きを読む］

沖縄2022　人口の急増と急減、水納島の戦後に日本が重なる

那覇の市場から⑤

沖縄との縁の始まり『cocoon』　『cocoon』という作品がある。ひめゆり学徒隊に着想を得て、漫画家の今日マチ子さんが描いた作品だ。僕が … ［続きを読む］

伊勢でワーケーション、土地の歴史に浸る

宗教者でツアコンで商売人で……「御師」とその町のスケールに驚く

伊勢に滞在、御師邸を訪ねて　「伊勢市クリエイターズ・ワーケーション」という事業で、三重県伊勢市に来ております。　伊勢市が全国の文化・芸術分野 … ［続きを読む］

【ヅカナビ】桜木みなとの魅力全開！

宙組公演『カルト・ワイン』

　宝塚歌劇宙組によるミュージカル・プレイ『カルト・ワイン』が池袋・東京建物 Brillia HALLにて開幕した（7月2日～7日、梅田芸術劇 … ［続きを読む］

『ベイビー・ブローカー』是枝裕和監督に聞く(下)──韓国の恵まれた現場

「ストレスが溜まらないやり方なので、現場では誰も怒鳴らない」

　『万引き家族』(2018)でカンヌ国際映画祭の最高賞パルムドールを受賞してから4年。信頼する映画仲間の韓国人俳優を引き連れ、是枝裕和監督は … ［続きを読む］

【公演評】ミュージカル『ガイズ＆ドールズ』

井上芳雄・明日海りお・浦井健治・望海風斗が華やかに競演

　帝国劇場『ガイズ＆ドールズ』が6月9日、初日の幕を開けた。1950年にブロードウェイで初演、その後、日本でも何度か上演され、とくに宝塚歌劇 … ［続きを読む］

『PLAN 75』早川千絵監督に聞く──75歳で生死を選択できる社会とは

「日本人はこの制度をすんなりと受け止めると思う」

　先のカンヌ国際映画祭(2022年5月17日～28日)で、早川千絵監督がカメラドール(新人監督賞)の特別表彰を受けた話題作『PLAN 75』 … ［続きを読む］

発見された井上ひさし未発表戯曲がはらむ「謎」

24歳で書いた悪漢物語『うま』、おもしろさ奥深く

24歳の戯曲『うま』、ひょっこり出現　テレビ東京「開運！なんでも鑑定団」に出品されて話題になった劇作家・井上ひさしの未発表戯曲『うま　―馬に … ［続きを読む］

瀬奈じゅんインタビュー(下)

世界20か国以上で上演される名作『黄昏』　家族の絆を探る物語に再び出演

瀬奈じゅんインタビュー(上) 高橋惠子さんは普通の感覚を持っていらっしゃる素敵な方――チェルシーの母エセルを演じる高橋惠子さんは、瀬奈さんか … ［続きを読む］

瀬奈じゅんインタビュー(上)

世界20か国以上で上演される名作『黄昏』　家族の絆を探る物語に再び出演

　世界20か国以上で上演され、ヘンリー・フォンダ、ジェーン・フォンダ、キャサリン・ヘプバーンの共演で映画化もされた名作『黄昏』が上演中だ。　 … ［続きを読む］

【公演評】花組『巡礼の年〜リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜』『Fashionable Empire』

魂は何を求め彷徨う　柚香光が美貌のピアニストに挑戦、弾き語りでも魅了

　花組公演ミュージカル『巡礼の年〜リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜』と、ショー グルーヴ『Fashionable Empire』が、6月4日、 … ［続きを読む］

『室温～夜の音楽～』主演、古川雄輝インタビュー(下)

自分が納得できるまでやり続けたい

古川雄輝インタビュー(上)全部諦め始めたら、「ただの仕事」になってしまう――はっきりと自己主張されるのは、カナダやニューヨークで暮らした経験 … ［続きを読む］

『室温～夜の音楽～』主演、古川雄輝インタビュー(上)

お客さんがクスッと笑うことも含めて完成する作品

　ケラリーノ・サンドロヴィッチが2001年に作・演出を手掛けたホラーコメディ『室温～夜の音楽～』が、河原雅彦の新演出と在日ファンクの演奏で上 … ［続きを読む］

ウクライナのために何ができるか？ 二つの「新作」絵画に込めた細川護熙氏の怒りと祈り

東京でチャリティー展覧会を開催。募金活動も全国で展開。元首相はいま何を思うのか

　ロシアのウクライナ侵攻がはじまって3カ月以上。戦火は収まる気配はなく、人命は次々と失われ、街は破壊され続けています。こうした悲惨な状況に胸 … ［続きを読む］

必見！　阪本順治の『冬薔薇』──荒んだモラトリアム期の若者を活写

　阪本順治監督の新作、『冬薔薇(ふゆそうび)』が公開された。黒沢清、濱口竜介らとともに日本映画界を牽引する阪本のフィルモグラフィーの中でも、 … ［続きを読む］

河瀨直美監督への文春砲で見えてきた全能感と甘え上手がちょっと痛い

　映画監督の河瀨直美さんが週刊文春に書かれたことを知り、反射的に思い出したのが「出る杭は打たれる」という日本語だった。広辞苑で引くと、「すぐ … ［続きを読む］

キーシンが奏でたショパンに込めたロシアの侵略戦争へのメッセージ

　5月20日、ニューヨークのカーネギーホールでエフゲニー・キーシンのピアノリサイタルが開催された。世界の一流の演奏家が招聘されるカーネギーホ … ［続きを読む］

障害者を雇用する企業に「機会の平等」の本来の趣旨が伝わっていますか

高野龍昭・東洋大学ライフデザイン学部准教授に聞く

　4月、神戸市は、指定難病のため障害者手帳を持つ同僚に暴言を吐いたなどとして、同市水道局の職員3人と上司2人を停職処分にした。社会の多様化が … ［続きを読む］

戦争の記憶が眠る「群馬の森」に、朝鮮人犠牲者追悼碑を見に行った

設置継続を認めない高裁判決、最高裁は見直しを

空威張りに見える「歴史戦」なる言葉　かつてはネットスラングとして聞いた「歴史戦」なる言葉だが安倍晋三氏をはじめとし自民党国会議員の発言として … ［続きを読む］

【公演評】月組『ブエノスアイレスの風』

色香匂い立つ大人の男役に成長した暁千星がタンゴダンサーで初の東上公演に挑む

　月組公演『ブエノスアイレスの風』－光と影の狭間を吹き抜けてゆく…－が5月18日、梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで初日を迎 … ［続きを読む］

古川雄大インタビュー（上）、スペクタクルリーディング『バイオーム』に出演！

一読してとてもひと言で括れない作品だと感じた

　宝塚歌劇団で気鋭の作・演出家として活躍した上田久美子書き下ろしの戯曲を、『麒麟がくる』『精霊の守り人』など多くの話題作を手掛ける一色隆司演 … ［続きを読む］

『ミューン　月の守護者の伝説』2人の監督に聞く

異なる世界の共存と調和を「2Dハーフ」で描く

　フランスの長編アニメーション映画『ミューン　月の守護者の伝説』が公開される。2015年に「東京アニメアワードフェスティバル」コンペティショ … ［続きを読む］

外壁に吊るした緊縛アートにも必要な持続可能性～安全性の確保は技術である

　東京・原宿のキャットストリートにあるアートスペースで行われた1つの作品が多くの批判を受けている。　そのアートはHajime Kinoko氏 … ［続きを読む］

自ら作りだした「虚構」に基づく「部落差別」を、なぜ「私」たちは乗りこえられないのか

ドキュメンタリー『私のはなし部落のはなし』の複層的な「まなざし」と「語り」

ここ数年で唯一「乗った」他者の企画　ここ数年、私のもとに映像制作会社のディレクター（監督）やプロデューサー、あるいはフリーの映像作家から、ド … ［続きを読む］

久米明さんを身近に感じる追悼展──地元・三鷹を愛した名優、名ナレーター

　久米明さんの名を聞くと、「鶴瓶の家族に乾杯」(NHK)のナレーションを思い浮かべる人も多いかもしれない。ユーモアたっぷりのあたたかい語りは … ［続きを読む］

【公演評】ミュージカル『四月は君の嘘』

劇場全体にあふれだす青春の輝きと疾走感！

　音楽を通じて惹かれ合う魂と、切なくも尊い愛と友情を描いたミュージカル『四月は君の嘘』が東京日比谷の日生劇場で上演中だ（29日まで。6月4日 … ［続きを読む］

ブラックホールは本当に「ブラック」だった　百聞は一見にしかずの歴史的偉業

銀河系の中心にある見えないはずの暗黒の撮影に成功

　2022年5月12日午後10時（日本時間）、国際共同プロジェクトEvent Horizon Telescope （事象の地平線望遠鏡、以下 … ［続きを読む］

『スージーQ』『ローレル・キャニオン』──ロックがたどってきた道筋

ロック・ドキュメンタリー2つの表情　少し前、シリーズ企画「ROCKUMENTARY2022」のオープニング作『リンダ・ロンシュタット　サウン … ［続きを読む］

五感を揺さぶる朗読劇 スペクタクルリーディング『バイオーム』制作発表会見レポート！

人と植物が織りなす一つも美しくない物語

　歌舞伎界のサラブレッドとして活躍しつつ、歌舞伎にとどまらない様々なチャレンジを続ける主演の中村勘九郎をはじめとした演劇界を牽引する俳優たち … ［続きを読む］

経営破綻の劇団わらび座、「どん底」からの再出発

創立70年で「民事再生」、人と人との交流を力に新たな一歩

　創立71年という日本有数の歴史を持つ劇団わらび座は、田沢湖に近い秋田県仙北市に本拠を置き、演劇と教育、観光などを組み合わせたユニークな活動 … ［続きを読む］