甲子園 の検索結果

［書評］『子規の音』

森まゆみ著

町の音から子規を読む　　　今年は子規・漱石の生誕150年である。記念切手が発売され、方々で展覧会も催されている。そのわりには出版の世界でめぼ … ［続きを読む］

日本人男性の活躍が目立ったローザンヌ国際バレエ

男性ダンサーの活躍が増えるなか、日本のお稽古ごと文化も変化する？

　今年も1月の終わりからスイスのローザンヌで、若手バレエダンサーの登竜門「ローザンヌ国際バレエコンクール」が行われた。2月4日の決勝には20 … ［続きを読む］

万博やカジノを放置された大阪の「夢の島」で？

経済面で追い込まれる大阪、万博建設費について府は「全国の企業から」と皮算用

　いびつな格好の六角形が、大阪湾にポツンと突き出している。その島は、見るからに殺風景だった。　中央部は雑草が生い茂り、茶色っぽい。水たまりの … ［続きを読む］

世界三大バレエコンクールで関西出身者が続々受賞

外に出て磨く実力、ヴァルナ国際では日本出身の６人がメダル獲得

　世界三大バレエコンクールのひとつとされるヴァルナ国際バレエコンクールで、20歳～26歳のシニア部門と15歳～19歳のジュニア部門合わせて、 … ［続きを読む］

清原和博は己の弱さを本当に見つめていたのか

「１９８５年」ではなく、今を生きてほしい

涙を流してきた清原　現在公開中の『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の主人公、キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースは、その昔、 … ［続きを読む］

［書評］『人はなぜ格闘に魅せられるのか』

ジョナサン・ゴッドシャル著　松田和也訳

善良でも文明的でもなく……　　  子どものころ、ルールもほとんど忘れたが、体を激しくぶつけあって陣地を … ［続きを読む］

［23］はたしてゴルフはスポーツなのか？（上）

ゴルフはスポーツの中のスポーツ

「スポーツ=体育」との誤解がある　ゴルフは、600年に及ぶ長い歴史を持つ球技であり、早くも1744年にルールが整った最古の近代スポーツでもあ … ［続きを読む］

一条の光となった16歳、サニブラウンの快走

日本代表の不振が続く世界陸上、古くさい表現が批判受けたスポーツ紙「オコエ報道」

　北京世界陸上（22～30日、通称鳥の巣）の初日から、勢いよく「リオデジャネイロ五輪内定」の見出しが躍るはずだった。　日本陸連は今大会前、男 … ［続きを読む］

なぜ、山田涼介は尊敬されるアイドルなのか

一生懸命さが認められ、努力すれば認められることをジャニーズで示す存在

　今年の24時間テレビ『愛は地球を救う』(日本テレビ系)のメインパーソナリティーはジャニーズ事務所のV6とHey! Say! JUMPがつと … ［続きを読む］

［30］第6章「＜遠郊＞の憂鬱（6）」

＜遠郊＞をどう語るか

　大塚英志と宇野常寛の興味深い視点を共有した上で、もう一項加えて、この章を終えたい。　大塚は、80年代以来のオタク文化を乗り越える契機を探し … ［続きを読む］

ああ台湾！（上）　『ＫＡＮＯ』大ヒットの背景

「台湾語」にみる台湾人意識と台湾語愛の高まり

　台湾映画『ＫＡＮＯ～1931海の向こうの甲子園～』を見た。なるほど、昨冬に先行上演された台湾で歴史的なヒット作になっただけのことはある。す … ［続きを読む］

厳しい契約を迎えているメジャーの日本人選手

故障と不振で評価を下げた日本人内野手、年齢で難航するイチロー

　野茂英雄さんが日本球界の激しい逆風を受けながらメジャーリーグにチャレンジしてから、ちょうど20年が経つ。独特のトルネード投法で大旋風を巻き … ［続きを読む］

若い世代の「権利と義務」はセットで考えるべきことか？

　先の記事「今、若い世代が立ち上がる！――ＡＣＴ１８の挑戦」で報告した「ＡＣＴ１８」のイベントにおいて、安倍総理のビデオメッセージがあったこ … ［続きを読む］

大リーグ・田中将大投手の絶好調ぶりを科学する

団藤保晴（ネット・ジャーナリスト）

　大リーグ・ヤンキースに渡って開幕から無敗、６連勝中の田中将大投手、その投球を科学してみたい。日本のスポーツメディアはともすれば心理的な駆け … ［続きを読む］

［8］プルシェンコ棄権。ロシア人は「次の主役は羽生結弦だ」と認めたらしい

　思い出すのは、２年近く前。新しいコーチとともに再スタートを切るべく、カナダ・トロントに渡ったばかりの彼と、ショッピングセンターの騒々しいカ … ［続きを読む］

試合日程、投球数……改革すべき点がまだ多い高校野球

　サラリーマンの世界やスポーツ界に限らず、「運も実力のうち」とよく言われる。今年の高校野球でもその「運」を目の当たりにした。前橋育英（群馬） … ［続きを読む］

阪神大震災で見えた大切にするものの違い―大阪と兵庫―

 　大阪府生まれで、大学は京都市内、少し東京に住んだことがあり、今、兵庫県に住む私としては、大阪、京都、兵庫は、３つそれぞれ随分違 … ［続きを読む］

大阪文化の阪神電車と小林一三ワールドの阪急電車

　阪神タイガースのホームグラウンドである甲子園球場は、兵庫県西宮市にある。兵庫県なのに大阪色が濃い。大阪と兵庫（神戸）の位置関係はたしかに曖 … ［続きを読む］

モスクワとローザンヌは、オリンピックと甲子園なのに

　この６月、第12回モスクワ国際バレエコンクールで名古屋市の畑戸利江子さんがジュニア部門の銅メダルに輝いた報道が、あまり目立たない記事なのを … ［続きを読む］

疑問だらけの元プロ野球選手への「規制緩和」

　長年の懸案事項であったプロ野球選手のセカンド・キャリアへの道が大きく前進した。日本学生野球協会（学生協会）の理事会で、元プロ選手が高校野球 … ［続きを読む］

「球速１７０キロに近い世界までいく」。高校の恩師が語る大谷翔平の身体能力

佐々木亨（スポーツライター）

　大谷翔平の旅立ちの日、岩手の空には雪雲が広がっていた。吹雪が視界を遮る。大地は一面、白いじゅうたんに覆われた。　花巻東高校の卒業証書を手に … ［続きを読む］

［17］首里高の歴史から

　首里高の甲子園初出場は、当時の日本にとって「高校野球」というジャンルでは括り切れないほどの一大ニュースだった。　第４０回大会の開幕式が行わ … ［続きを読む］

［16］佐伯天皇

　１９５８年、我喜屋優が小学２年生のとき、日本球界にとってエポックを画する出来事が二つ起きた。　２００５年の日本アカデミー賞で全１３部門受賞 … ［続きを読む］

［14］負けた感覚

　すごい人がくるぞ――。　我喜屋優が興南にやってくると決まったとき、選手たちは、散々そう言い聞かされていた。　高校時代に「４番・センター」と … ［続きを読む］

［12］キタキツネ

　取材をする前までは、２００７年に甲子園に出場したのときの幸喜竜一や新崎慎弥たちの代は、我喜屋が好む型枠に半ば強引に押し込まれたのではないか … ［続きを読む］

［10］沖縄人気質

　あれは２００６年のことだった。八重山商工の練習風景を目の当たりにしたときのカルチャーショックは、今も忘れることができない。　八重山商工は、 … ［続きを読む］

［9］なんくるならない

　なんくるないさ。　沖縄の方言で、なんとかなる、と解釈されることが多い。　失業したばかりの沖縄の知人と一緒に居酒屋で泡盛を飲んでいたとき、彼 … ［続きを読む］

［8］身だしなみ

　三つの「ない」のうち、最後のない。「食べない」も、あっという間に解決してみせた。　「２カ月経ったら、食べ残しはなくなってたよ」　残飯がなく … ［続きを読む］

残酷かな、WBC

薄雲鈴代

　つくづくこの時季開催のワールドベースボールクラシックは、邪魔だと思う。　‘この時季’というのは、野球選手にとって、 … ［続きを読む］

［6］寝ない、起きない、食べない

　ワモンゴキブリ。　沖縄に生息している亜熱帯産のゴキブリの名称だ。大きいものだと５センチ近くにもなる。本州の小ぶりなゴキブリに見慣れていると … ［続きを読む］