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コロナワクチン接種が進む米中の今～海外で活動する日本人の目

「暗黒期に終止符」「経済活動に必須」　ゲームチェンジャーとなったワクチン

　中国と日本でIT企業を経営する三宅雅文さん（54）は3月、大連市に出張した“ついで”にコロナワクチンを接種した。日 … ［続きを読む］

田中均が分析する「米中対立はどのような道筋をたどるのか」

今後30年の世界を左右する「牽制と抑止」「競争と排除」「相互依存と協力」の行方

　バイデン米国大統領がG7やNATO首脳会議などを舞台に外交を本格的に展開したが、その焦点は対中関係だった。一方、中国でも7月1日に共産党創 … ［続きを読む］

LGBT法案をめぐる攻防が炙り出した「ねじれ」

ジェンダー・アイデンティティの尊重と女性の間の緊張感

　今国会も終了した。揉めに揉めたが、結局いわゆるLGBT法案は成立しなかった。これまで自民党のなかでも保守派だと目されていた稲田朋美議員が法 … ［続きを読む］

自由民主党　林芳正、齋藤健、村井英樹、松川るい4議員が語る令和政治の課題

コロナ危機とその後の日本を待ち受ける深刻な課題にどう取り組むか？

　コロナ禍は日本の社会が抱える課題をあらわにしました。それは、格差や貧困といった社会問題、雇用や不況などの経済問題、医療やITなど社会インフ … ［続きを読む］

学童保育のエッセンシャルワーカーを襲った公務民間委託の闇

受託企業の入札資格停止から見えてきたこと

　公共サービスの民間委託が揺れている。大阪府守口市の学童保育事業を受託している全国展開の大手企業がこの5月、同市と大阪府、京都市から相次いで … ［続きを読む］

非正規のエッセンシャルワーカーにもワクチンを

官房長官が本当は会見で口にすべきだったこと

　6月1日の記者会見で加藤勝信官房長官が、新型コロナウイルスのワクチン接種に対し、今月21日から職場や大学などでの接種を始める方針を明らかに … ［続きを読む］

21世紀の日本が取り組むべき課題はこれだ！～成長信仰の幻想を断ち切る

国民生活を直接担保して保障する、公平で透明性の高い世の中への移行こそ

　国内外に課題が山積する今、政治はそうした課題にどう向き合い、解決すればいいか――。現役の国会議員が、それぞれ関心のある分野について、課題と … ［続きを読む］

国民民主党　玉木、前原、大塚、舟山4議員が語る令和の課題と政治の役割

長期的戦略がなく昭和型政治が続く日本。教育に注力、地方ビジョンを示す新たな政治を

　新型コロナによって、日本の社会が抱えてきた根の深い課題があらわになっています。それは、不平等や雇用、女性などの社会問題、ITやデジタルディ … ［続きを読む］

「種の保存にあらがっている」のはLGBTではなく自民党が進めた少子化だ

差別する政党に効果的な「理解増進法案」が作れるのか？

　超党派の議連で合意した「LGBT理解増進法案」を審査した2021年5月20日の自民党会合で、簗和生(やな・かずお)衆議院議員(栃木3区)が … ［続きを読む］

コロナ禍　「女性だけ」のための施策や支援がなぜ必要なのか

取り残されずに制度や支援へアクセスできるようになるためには

　「女性専用」や「女性限定」と名打つと、必ずと言っていいほど「逆差別だ」と批判的な指摘がある。3月13日と14日、新型コロナウイルスが猛威を … ［続きを読む］

女性が当たり前に働ける工場～長府工産、社員の幸せを創る奇跡の経営（3）

「雇用を守るのが第一。そのうえで市場で勝負しよう」

　目の前に７名の女性工員が並んだ。全員グレーの作業服に帽子、ネイビーの作業ズボン姿。年齢は10代後半から20代半ば。おそらく街で私服で見かけ … ［続きを読む］

コロナ感染社員を有給の特別休暇に〜長府工産、社員の幸せを創る奇跡の経営（1）

コロナ禍で士気上がる中小企業の経営の秘密

　コロナ禍は、この国のさまざまな事象の裏側に隠れていた本質を炙り出した。たとえば人々がすでに東京一極集中から逆行したがっていたこと。政府が本 … ［続きを読む］

「ちかんきをつけて」のラテアートはなんか変だ

自分たちの問題を棚に上げて他人に偉そうな事を言う、〝大阪的〟なお役所仕事

　大阪府警とカフェがコラボ。カフェラテに乗せたココアパウダーに「ちかんきをつけて」などのメッセージを描いて販売するという（「ラテアートで防犯 … ［続きを読む］

結婚後の姓は自由に選べるが、伝統の陰も色濃く　米国

【3】女性個人の好みや利便性が主な判断要素に

　選択的夫婦別姓の導入に賛成する意見は、様々な世論調査ではすでに多数派になっているが、にもかかわらず法改正は実現せず、国会における議論さえな … ［続きを読む］

「寛容性がない自民党では、最終的に国民に拒否されます」

後藤田正純インタビュー／下

　地方政治の劣化について話を聞いた「後藤田正純インタビュー／上」に続き、後半では貧困対策や労働問題に取り組んでいる国政を中心に語ってもらった … ［続きを読む］

ふたり親世帯に初めてさした政治の光～歴史的な貧困対策成立。早急に給付を

困窮する子育て世帯を励まし、尊厳を回復する力を持つ

積年の課題が超党派協調で実現。首相自ら方針発表　日本の子どもの貧困対策において、歴史的な施策が実現する。　困窮する子育て世帯への新たな特別給 … ［続きを読む］

ソウル・釜山市長選の与党大敗で政権交代が視野に入った韓国。日本との関係は？

悪化する一方の日韓関係の改善は政権交代によるしかないか？

　日韓関係は悪化したまま目立った改善が見られない。　昨年9月の菅義偉首相就任が、安倍晋三前首相と文在寅韓国大統領との間で完全に冷え切った両国 … ［続きを読む］

インドネシアの新しい投資・労働法制、雇用創出オムニバス法

インドネシアの雇用創出オムニバス法 西村あさひ法律事務所町田 憲昭　いわゆる雇用創出オムニバス法が2020年10月5日にインドネシ … ［続きを読む］

【10】国の遅れは企業の遅れ

日本企業も抜本的改革が必要　とくに法務改革を急げ

　「ニッポン不全【7】司法改革を急げ：デジタル化で刷新せよ」において、日本の司法制度の後進性を指摘した。だが、この問題は国家レベルの話にとど … ［続きを読む］

武士の父親が子連れで奉行所に出勤～国を滅亡から救う子育てのヒントがここに

国を愛する人は最も大事なものが子どもたちであることを知っている

　天保10年、西暦1839年、桑名の藩士が新潟の柏崎に転勤となりました。彼は父母に長男を預けて、妻と赴任しました。　赴任先の柏崎では、次々と … ［続きを読む］

雇用保険の過少給付問題は終わらない　謝罪を“外注”する厚労省

勤労統計調査の不正発覚から2年。今も続く追加給付。コールセンターが不満のはけ口に

　2019年1月に大きく報じられ、国会で野党が第2次安倍晋三政権を厳しく追及した、雇用保険や労災保険などの過少給付の問題を覚えているだろうか … ［続きを読む］

日本の漫画をつまらなくしたのはだれか？

読者の反応を過度に気にするメディアと忖度するデスク

　日本ではAERA、フランスではクーリエ・アンテルナショナル誌に30年間一コマ政治漫画を描き続けてきた経験から、日仏の『漫画に対する評価の違 … ［続きを読む］

「個人重視・支え合い」の国家方針こそ国際政治のパラダイム転換に合致している

政権交代による方針転換は時代の要請だ

　これまで絶対視されてきた軍事力に基づく安全保障は、現実の大きな変動によって、急速に相対化されつつある。20世紀までの世界と異なり、絶対的な … ［続きを読む］

丸川珠代氏(選択的夫婦別姓反対派)の大臣就任は不適材不適所

「同姓がイヤなら通称を使えばいいじゃない」という浮世離れ感

　男女共同参画担当相に就任した参議院議員の丸川珠代氏が、選択的夫婦別姓に反対していたことが発覚し、波紋が広がっています。　自民党の国会議員5 … ［続きを読む］

メルケル後継への茨の道～次期首相候補に立ちはだかる３つのハードル

新党首ラシェット氏、「調整型」が吉と出るか──コロナの動向も重大要因に

　1月16日行われたドイツ最大与党、キリスト教民主同盟（CDU）党首選挙は、結局、ノルトライン・ヴェストファーレン州首相のアルミン・ラシェッ … ［続きを読む］

原子力災害後も有機農家は土地と向き合い消費者とつながる

福島県内で農業を継続してきたこの10年間を記録に残したい

　東日本大震災で引き起こされた放射性物質による広域の環境汚染は、事故を起こした福島第一原子力発電所に近い福島県の農家に特に大きな影響を与えた … ［続きを読む］

国家方針を転換しなければ「生きづらさ」は永遠に緩和されない

「国家重視・自己責任」で是認されてきた抑圧を終わらせる

　日本は、他のいわゆる「先進国」と比較し、多くの人々があまり幸福と感じていない社会である。国連の関係団体「持続可能な開発ソリューション・ネッ … ［続きを読む］

民主主義の敵とは何か？「分断」ははたして悪なのか？　

独自の意識調査で炙り出された日本人の価値観から考えた民主主義の未来

　「民主主義の敵」とは何だろうか。それをここのところしばらく考えていた。　2020年から21年にかけて、アメリカでは民主主義の敵が存在するこ … ［続きを読む］

わきまえない女性議員が地方自治体を消滅の危機から救う

女性が議員になることが少ない地域ほど若年女性人口の流出が多い事実が語ること

　女性対決と言われた1月末の山形知事選は、現職の吉村美栄子氏が勝利しました。山形県は女性の有業率や共働きが高いことで知られていて、知事選では … ［続きを読む］

社会学者・西田亮介、弁護士・倉持麟太郎両氏が語るコロナ政策のここが問題だ！

不安の感染を止められない日本の政治に処方箋はあるのか？

　昨年来、新型コロナウイルス感染で揺さぶられ続ける日本の社会。“切り札”とされるワクチン接種ははじまったものの、先行 … ［続きを読む］