トランプ政権 の検索結果

米国とイランから「余計なお世話」と言われた日本

安倍首相は米国とイランの仲裁役が務まると本気で考えているのだろうか？

イラン大統領に一蹴された安倍提案　政府が12月27日、海上自衛隊の中東地域派遣を閣議決定した。防衛省設置法の調査・研究に基づく措置。ソマリア … ［続きを読む］

「ポスト安倍」の動き過熱。波乱必至の20年政治

課題山積の中、「解散」できない安倍首相は影響力を維持するためどう動くのか？

　2020（令和2）年の日本政治はどうなるか。最大の焦点は安倍晋三政権の行方である。首相主催の「桜を見る会」をめぐる不祥事やカジノを含むIR … ［続きを読む］

総統選が目前。選挙を通じ強まった台湾の民主社会

経済力は大陸に遠く及ばなくなったが、大陸にない民主社会は発展を続ける

　台湾の総統選挙が1月11日に迫ってきた。中国共産党に背を向ける与党民主進歩党の現職・蔡英文氏が、区議会議員選挙で民主派が圧勝した香港からの … ［続きを読む］

令和元年に見えた「変わらない日本」の実態と課題

社会を覆う奇妙なほどの安定。外部ショックを隠す安倍政権。2020年はどうなる？

　平成が幕を閉じ、令和になってはやくも7カ月が過ぎました。あらためて思うのは、日本社会の奇妙なほどの安定とレジリエンス（強靱さ）です。　それ … ［続きを読む］

トランプの意に反する証言をしたビンドマン

大統領弾劾に垣間見えたアメリカの良心／翻って日本は…

異常なトランプ　トランプ政権が発足してから、我々は理想としてきたアメリカの民主主義と異なる政治を見ることになった。　多数の人種からなり多くの … ［続きを読む］

GSOMIA継続は一時凌ぎ。韓国が目指すのは…

予想外だった破棄の「停止」。武器調達の面から浮かび上がる対米自立の路線

　韓国による日韓軍事情報包括保護協定（GSOMIA）の延長は、まさに急転直下の土壇場での大どんでん返しとなった。ただし、今回の決定は、日韓関 … ［続きを読む］

日米貿易協定は「4倍の負け越し」の不平等条約だ

安倍首相の「双方にとってウィンウィンとなる協定」を独自試算で否定する！

農水相「もっと自動車を取らせろ」　「もっと自動車の関税引き下げをとらせろ」　日米貿易交渉が佳境を迎えた8月、吉川貴盛農水相（当時）は、農水省 … ［続きを読む］

日銀も金融緩和政策を打ち止める時

消費増税での内閣支持率は落ちない。1％成長に国民の不満は高くない

米国は高い成長率　米国連邦準備理事会（FRB）は10月29～30日に開いた連邦公開市場委員会（FOMC）でフェデラルファンド（FF）金利の誘 … ［続きを読む］

アメリカに押し切られたデジタル貿易協定

安易な妥協は将来に禍根を残す

　日米首脳は2019年9月25日、デジタル貿易協定に署名した。現在、同時に締結された貿易協定とともに国会で条約審議中だ。後者ばかりが注目され … ［続きを読む］

女性に大事なことは全てセイリグから教わっていた

今こそ再評価したいフェミニスト女優

　前稿で紹介した『去年マリエンバートで』の主演女優デルフィーヌ・セイリグは1990年に肺がんのため58歳の若さでこの世を去った。つまり、彼女 … ［続きを読む］

日米貿易協議の「最終合意」をめぐる数々の疑問

日米政府が正式に署名した日米貿易協定。国会での本格論戦を前に中身を考える

　今月7日、ホワイトハウスで杉山晋輔駐米大使とライトハイザーUSTR（米通商代表部）代表が日米貿易協定に正式に署名した。内容は、9月25日に … ［続きを読む］

即位の礼に伴う「恩赦」は時代遅れで意味不明

そもそも国民国家とは相いれない「恩赦」。政府は憲法との整合性を説明できるのか

　10月22日に行われる天皇「即位礼正殿の儀」に合わせて、政府が対象者50万～60万人に対して「政令恩赦」を実施すると、新聞各紙が3日から6 … ［続きを読む］

ボルトンを更迭し、トランプ独裁は完成した

大統領再選に向けて「アメリカ・ファースト」から「トランプ・ファースト」へ

　トランプ米大統領がボルトン米大統領補佐官（国家安全保障担当）を更迭した。トランプ氏は政権発足以来、閣僚や政府高官のクビ切り人事を繰り返した … ［続きを読む］

トランプ弾劾審議の源流はバイデン父子の腐敗問題

ウクライナ危機下のバイデン父子の動きを追うと見えてくる不都合な事実

　2019年9月24日、米下院のナンシー・ペロシ議長はドナルド・トランプ大統領の弾劾審議手続きに入る方針を明らかにした。引き金になったのは、 … ［続きを読む］

移民の国アメリカで体験する移民・難民の「現実」

日本人には分かりにくい異文化・異環境の人々との接し方を考える

　朝日新聞デジタルの9月2日版に「ハーバード大合格の難民、米が入国拒否　理由はSNSか」が、続いて9月3日版には「ハーバード合格の難民、一転 … ［続きを読む］

モンスター・中国の世界的脅威と日本がすべきこと

かつて鄧小平の改革開放に期待した世界的経済学者コルナイ・ヤーノシュは今、何を思う

世界を揺るがせた1989年のふたつの事件、中国が民主化を求めて街を出た市民を戦車で弾圧した天安門事件と東西ドイツを隔てていたベルリンの壁の崩 … ［続きを読む］

トランプがコメの市場開放を要求しない理由

すべては大統領選挙のため。コメの譲歩はトランプにとって痛くも痒くもない

米国、コメのアクセス拡大を要求せず　TPP交渉でアメリカは7万トンの無税輸出枠を日本から獲得した。しかし、今回の日米貿易交渉で、アメリカは日 … ［続きを読む］

米中貿易摩擦は終わらない

引くに引けないトランプと強気の習近平

米中我慢比べ　アメリカのトランプ大統領は8月末に1120億ドル分の中国製品に15％の関税を上乗せする計画を実行し、米中貿易戦争のリスクをさら … ［続きを読む］

欧州の「火薬庫」イタリアの行方

　イタリアで8月以来混乱していた政局が決着、これまでのポピュリスト政党同士による連立政権がわずか14カ月で幕を閉じ、新たに極右政党を外した連 … ［続きを読む］

イエメン分裂、ＵＡＥの政策転換と孤立するサウジ

　イエメン南部の分離独立派である「南部暫定評議会(STC)」が8月にアデンを制圧し、ハディ暫定大統領が率いる政府軍を排除したことは、南部暫定 … ［続きを読む］

今こそ日本は「自由民主主義体制の旗手」の役割を

　戦後、米国は積極的に秩序構築に貢献した。それに先立つ第一次大戦後、米国は消極的だった。それが災いし、世界は第二次大戦へと突き進んだ。その轍 … ［続きを読む］

米国の余剰トウモロコシを買う日本の朝貢外交

日米FTA合意　すべてはトランプ再選のため

すべてはトランプ再選のため　日米貿易交渉が大枠合意された。来月にも安倍首相が訪米し、協定に署名する予定だという。　結論から言うと、すべて来年 … ［続きを読む］

米富豪の性的虐待事件に怯えるフランスの人たち

パリと浅からぬ関係の故エプスタイン被告。フランス人共犯者ありとメディアも報じ……

捜査開始を示唆するパリ検察　少女らへの性的虐待などの罪で起訴され、拘留中のニューヨークの刑務所の独房で8月10日に首つり自殺したアメリカの富 … ［続きを読む］

アメリカ「Z世代」に「日本シフト」が起きている

過労死、子供の貧困、女性、在日外国人、LGBTQなどマイノリティー問題に関心

日本への関心が戻ってきた！　アメリカの大学の夏は長い。日本と違って新しい年度が9月に始まることもあり、学生達の夏休みは2カ月半余り。その期間 … ［続きを読む］

AI捜査の乱用防止に必要な技術的・法的整備とは

中国の高い映像技術の現状とカリフォルニア州の消費者プライバシー法

中国社会の監視力のすごさ　中国での遺失物が監視カメラによって探し出されて戻ってきたとの話が最近、ウェブに2回掲載された。　一つは、深圳の日本 … ［続きを読む］

「親米自立」を模索するEUのグローバル戦略　下

「自立」と「同盟」は矛盾しない――問われる「外交見識」

EU共通防衛構築の道程　米欧同盟が一筋縄でいかないことについてはすでに述べたが、そうした中で「ブラント外交」に見たように、自立外交を模索する … ［続きを読む］

こんな日米FTAなんていらない

野球なら日本のコールド負けだ

圧倒的に有利なはずだった日本　日本政府はアメリカ抜きのTPP11を妥結し、アメリカ産農産物を日本市場で豪州などよりも不利に扱うことで、アメリ … ［続きを読む］

政治とメディアの「金属疲労」　テレビ討論に限界

アメリカ大統領選に向け、民主党候補を選ぶためのテレビ討論が始まった。

　去る6月26日と27日に、2020年の大統領選挙に向けた民主党の候補者テレビ討論会が行われた。三大ネットワークのひとつNBCが中継し、2晩 … ［続きを読む］

トランプ大統領の安保改定という変化球

来年は日米安保条約の改定から60年。日米安保のあり方を検討する契機にしては

日米安保条約改定の必要性に言及したトランプ氏　G20大阪サミットは6月29日、首脳宣言を採択して閉幕した。　このサミットは、まさしくトランプ … ［続きを読む］

山本太郎は日本のバーニー・サンダースか

左派ポピュリズムと中道リベラルの「戦略的互恵関係」

　現代政治を捉える一つの指標として、「左派ポピュリズム」という言葉が広がっている。移民排斥や保護貿易を掲げた右派ポピュリズムは、イギリスのE … ［続きを読む］