東京地裁 の検索結果

みずからの人生と思想を素材とした問いかけの書物

学者に転身した理由、影響を受けた思想、アメリカに抱いた幻想の崩壊を綴る

　『裁判官・学者の哲学と意見』（現代書館）を刊行した（2018年11月27日）。　これは、関根牧彦の筆名時代以来15年ぶりで、みずからについ … ［続きを読む］

「徴用工判決」で報じられない「不都合な真実」

　新日鉄住金の上告を棄却して元徴用工への損害賠償を命ずる判決を確定させた韓国大法院（最高裁判所）判決に対し、安倍首相は「国際法上ありえない判 … ［続きを読む］

TBSに勢いを与えたドラマ「JIN」[13]

オウムビデオ問題での打撃から復元させた「日曜劇場」の伝統の力

　「報道機関が存立できる最大のベースは信頼性、とくに視聴者との信頼性だ。その意味で、TBSは今夜、きょう、死んだに等しいと思う」。1996年 … ［続きを読む］

環境基本法制定２５年、SDGｓ時代にどう対応すればよいか

「環境基本法」制定25年　―SDGｓ時代にどう対応すればよいか弁護士　六　車　　明１　環境基本法はどのような法律か　2018年（平成30年） … ［続きを読む］

外国公務員贈賄の処罰「日本はほとんど執行なしの最低ランク」

国際ビジネスでの賄賂の処罰国別の厳しさランキング輸出大国の多くが、外国公務員贈賄をあまり処罰していないトランスペアレンシー・ジャパン 理事長 … ［続きを読む］

内戦続くシリア――軽食の定番「ファラーフェル」

　3月、吹き抜ける風は心なしか温かかった。大地がほんのり淡い緑に色づきだし、時おり鳥たちのさえずりがどこからともなく響いてくる。8年ぶりに訪 … ［続きを読む］

調査報道と検察捜査が車の両輪であるべき理由

調査報道と検察　―　３０年前の記憶　政治の介入または官側の忖度のいずれかによって行政手続きが歪められた疑いをもたれた「森友・加計学園」疑惑。 … ［続きを読む］

７０年前の死刑合憲判決で裁判官らが前提とした日本は変わったか

「死刑合憲判決」から70年　―裁判官たちが前提とした日本はかわったか弁護士　六　車　　明１　1948年（昭和23年）の最高裁判所大法廷判決　 … ［続きを読む］

オウム捜査で神奈川県警に手を焼いた検察　影落とす共産党幹部宅盗聴事件

　元オウム真理教幹部13人に死刑が執行された。元代表の松本智津夫（麻原彰晃）は、地下鉄サリン事件など13の事件で計27人に対する殺人罪などで … ［続きを読む］

あるカミングアウトが生んだLGBTネットワーク

上司と部下、ふたりの会社員がはじめたLGBT支援が日本を変える（上）

 影も形もなかった団体　「今日、私たちはヒストリカル・モーメント（歴史的瞬間）を迎えられたと思います」　パネルディスカッションの冒 … ［続きを読む］

殺人予備罪での逮捕では検警が対立「証拠と理屈はあとからついてくる」

　元オウム真理教幹部13人に死刑が執行された。元代表の松本智津夫（麻原彰晃）は、地下鉄サリン事件など13の事件で計27人に対する殺人罪などで … ［続きを読む］

今市事件 裁判所の腹の底にあるものは？

宇都宮地裁の奇妙な判決文に疑問をもった記者が追う「一審有罪」の問題点

　2005年12月に栃木県今市市（現日光市）の小学1年の女児（当時7歳）を殺害したとして、勝又拓哉被告（36）を有罪とした一審の宇都宮地裁判 … ［続きを読む］

「戦争類似の国家的作用」 警察・検察のオウム真理教捜査の総括

　元オウム真理教幹部13人に死刑が執行された。元代表の松本智津夫（麻原彰晃）は、地下鉄サリン事件など13の事件で計27人に対する殺人罪などで … ［続きを読む］

女性科学者はどんな目にあっているのか〈上〉

天文学者として生き残ったわたしの#MeToo

　外国での #Me Tooの盛り上がりにくらべ、日本では自分の被害をカミングアウトする人が少ないと言われている。女性科学者は特にそうだ（WE … ［続きを読む］

環境法の考えかた　各国学生と議論する汚染者負担原則

環境法の考えかた　― LL.Mの教室から弁護士　六　車　　明１　汚染者負担原則から子供の教育まで　この４月から７月にかけての春学期、わたしは … ［続きを読む］

知的障碍者の強制不妊手術の深層（上）

精神科医として80年代に見聞きした人権蹂躙と患者へのひどい待遇

　旧優生保護法に基づき、知的障碍者らが不妊手術を強制された問題で、北海道、宮城県、東京都在住の70歳代の男女計3人が5月17日に、人権を侵害 … ［続きを読む］

スルガ銀行 イバラの道（下）

警視庁は立件に及び腰。株価急落を受けた民事訴訟が焦点だ

　女性向けシェアハウス「かぼちゃの馬車」建設資金をめぐる不正融資問題は、刑事事件に発展するのか。警視庁は今のところ消極的だ。一方、スルガ銀行 … ［続きを読む］

猛毒を含む「働き方改革」一括法案

「高プロ」は長時間労働を助長する

　電通の新入社員が入社からわずか9カ月で命をたった自死事件が労災認定されたのは、2016年9月30日である。この労災認定を巡るニュースは、「 … ［続きを読む］

もっとつっこんだ性教育を！（上）

介入する都議・都教委はあまりに時代錯誤

　本年3月24日付朝日新聞によれば、東京都教育委員会は、自民党都議会議員の指摘を受け、足立区の中学校で行われた性教育実践に関して、今後足立区 … ［続きを読む］

エフオーアイ東京高裁判決への疑問：主幹事証券が有事になすべきこと

主幹事証券会社の金商法等の責任を否定した高裁判決　～東京高判平成30年3月23日（エフオーアイ事件） 東京霞ヶ関法律事務所弁護士　 … ［続きを読む］

金融庁の優等生、スルガ銀行の転落

シェアハウス不正融資疑惑で特別検査

　金融庁が揺れている。仮想通貨交換業者のコインチェック社による巨額資産流失問題に続いて、森信親・金融庁長官が「地銀のお手本」と絶賛するスルガ … ［続きを読む］

移籍金制度導入は「最後のワルあがき」か（上）

公正取引委員会に契約慣行に切り込まれた芸能界は移籍を認める代わりに金銭補償を検討

  一昨年より立て続けに（というよりJYJ問題など、だいぶ前からずっとのことだが）、SMAP、のん（能年玲奈）、清水富美加の移籍問 … ［続きを読む］

またもや研究不正に揺れた一年

東大分生研で判明した「捏造」「改ざん」

　東京大学は12月25日、分子細胞生物学研究所（分生研）の渡辺嘉典教授らが執筆した論文に研究不正があったと認定した問題で、分生研の組織の抜本 … ［続きを読む］

右派発が多い日本型偽ニュース

手工業的な言論空間がその温床に

　フェイクニュース、と言えば聞こえは良いが、要するにデマである。本稿では、我が国に特徴的なフェイクニュースのあり様を「日本型フェイクニュース … ［続きを読む］

憲法９条の３つの命運とは～「砂川判決」から考える

砂川判決から見えてくる「最終的に判断するのはシビック・アクティビズム」という刻印

憲法発布71年目の報告 　憲法公布71年目にあたる本年11月3日、私は米国マサチューセッツ州ケンブリッジで過ごした。ハーヴァード大 … ［続きを読む］

規制緩和派の「混合診療」拡大要求が矛盾を広げる

生命倫理研究者・橳島次郎氏との対談（５）

　より有効な病気の治療法を開発するために人の体を使って行う臨床研究では、研究に参加する被験者の人権の保護とデータの信頼性確保が欠かせない。日 … ［続きを読む］

高難度手術を医師の裁量に委ね、繰り返される医療事故

生命倫理研究者・橳島次郎氏との対談（４）

　より有効な病気の治療法を開発するために人の体を使って行う臨床研究では、研究に参加する被験者の人権の保護とデータの信頼性確保が欠かせない。日 … ［続きを読む］

朝鮮学校無償化除外問題が「私たち」に問うもの

無制限の文科相の裁量は「教育の自由」を侵害する

朝鮮学校の授業料無償化除外をめぐる経緯　現在、日本における高校進学率はすでに100％に限りなく近い状態にある。高卒資格が労働参入の基本的な要 … ［続きを読む］

来春施行の臨床研究法をどうみるか「形だけ整え、問題を矮小化」

生命倫理研究者・橳島次郎氏との対談（１）

　より有効な病気の治療法を開発するために人の体を使って行う臨床研究では、研究に参加する被験者の人権の保護とデータの信頼性確保が欠かせない。日 … ［続きを読む］

[51]♪ いい事ばかりはありゃしない

9月12日(火)　局で定例会議。組織である以上、スタッフの異動がある。胃液が逆流するような思いに見舞われる。けれども皆、大人の対応をとるのだ … ［続きを読む］