プロ野球 の検索結果

連載小説３回表：顧問弁護士とともに監督・選手に事情聴取した結果は…

３回表　チャンプ

　　　１　翌朝、中島は習慣どおり午前６時３０分には目が覚めた。球団事務所に呼ばれているのは午前１０時だったから、ずいぶんと時間があった。ホテ … ［続きを読む］

連載小説２回裏：第三者委員会設置の提案に社長は「よう、評論家」

２回裏　球団事務所

　　　２　直後、どんと大きな音をたててドアが開いたかと思うと、赤茶色の塊、いや、よく見ると、その色のスーツを着た小太りの男性が身体ごと勢いよ … ［続きを読む］

連載小説１回表：ブログに書かれた「飛ぶボール」疑惑で特命調査へ

１回表　２０１２年夏

　　　１　ミラクル・シックス。　神戸ベイライツの６回裏の攻撃は、そう呼ばれている。負けているホームゲームを６回裏にひっくり返すのが、今年の得 … ［続きを読む］

ＢＳ日テレも参入、人気集める報道番組

　ＢＳ日テレは９月３０日から月～金曜の午後１０～１１時に新しい報道番組「深層ＮＥＷＳ」をスタートさせた。平日の同じ時間帯には高い視聴率を稼ぐ … ［続きを読む］

プロ野球の理想的なコミッショナー像とは？　

　９月１９日、日本野球機構（ＮＰＢ）の加藤良三コミッショナーが、ＮＰＢの社員総会とオーナー会議で今シーズン終了後の辞任を表明した。加藤氏は２ … ［続きを読む］

ドコモもｉＰｈｏｎｅ販売、得をするのはアップルだけ！？

　「日本もようやく開国しました」。長崎で講演するときには、このフレーズを入れる。海外ブランドの電気製品に見向きもしなかった日本の消費者が、電 … ［続きを読む］

外国人選手・バレンティンとイチロー、記録達成への微妙な心情と呪縛　

　東京ヤクルトスワローズのバレンティン選手が王貞治選手のもつシーズン５５本の日本記録を超えるペースで本塁打を打ちまくっている。　同じようなこ … ［続きを読む］

試合日程、投球数……改革すべき点がまだ多い高校野球

　サラリーマンの世界やスポーツ界に限らず、「運も実力のうち」とよく言われる。今年の高校野球でもその「運」を目の当たりにした。前橋育英（群馬） … ［続きを読む］

［12］第２章　演劇篇（４）

アメリカナイゼーション

テレビ・バラエティの元祖　「割どん芝居」という言葉がある。舞台中央から左右に開く緞帳の前で演じる小芝居、寸劇のことだが、エノケンは割どん芝居 … ［続きを読む］

大阪文化の阪神電車と小林一三ワールドの阪急電車

　阪神タイガースのホームグラウンドである甲子園球場は、兵庫県西宮市にある。兵庫県なのに大阪色が濃い。大阪と兵庫（神戸）の位置関係はたしかに曖 … ［続きを読む］

『いびつな絆　関東連合の真実』はなぜ売れるのか

　まずは冷たい風が吹く、ノンフィクション界にとって久々のヒット作になるであろう、『いびつな絆　関東連合の真実』を企画した宝島社担当編集者で知 … ［続きを読む］

DJポリスに学ぼう！

　復興庁の参事官がツイッタ―で市民団体などを中傷する書き込みを繰り返したり、飛ぶボール問題に対してプロ野球連盟が非常識な対応を続けたり、自民 … ［続きを読む］

疑問だらけの元プロ野球選手への「規制緩和」

　長年の懸案事項であったプロ野球選手のセカンド・キャリアへの道が大きく前進した。日本学生野球協会（学生協会）の理事会で、元プロ選手が高校野球 … ［続きを読む］

「球速１７０キロに近い世界までいく」。高校の恩師が語る大谷翔平の身体能力

佐々木亨（スポーツライター）

　大谷翔平の旅立ちの日、岩手の空には雪雲が広がっていた。吹雪が視界を遮る。大地は一面、白いじゅうたんに覆われた。　花巻東高校の卒業証書を手に … ［続きを読む］

［17］首里高の歴史から

　首里高の甲子園初出場は、当時の日本にとって「高校野球」というジャンルでは括り切れないほどの一大ニュースだった。　第４０回大会の開幕式が行わ … ［続きを読む］

我々は民主主義国家に住んでいるのだろうか（１）――スポーツ団体と公私混同

　我々は、選挙をルール通りにできない国、他民族の虐殺を繰り返す国、人々が自由に意見を言えない国を民主主義国家とは呼ばない。また、政治家や官僚 … ［続きを読む］

今回は読売の作戦勝ち。改憲反対のメディアもキャンペーンを展開すべきだ

　長嶋茂雄氏と松井秀喜氏の国民栄誉賞に読売新聞が深く関わっていたとして、メディアの間で物議を醸しているようだ。しかし、読売の社としての方針や … ［続きを読む］

［16］佐伯天皇

　１９５８年、我喜屋優が小学２年生のとき、日本球界にとってエポックを画する出来事が二つ起きた。　２００５年の日本アカデミー賞で全１３部門受賞 … ［続きを読む］

地方空港の民営化に利用できるプロスポーツ経営の手法

　２００５年末、東北楽天イーグルス（楽天）がプロ野球（ＮＰＢ）界に参入後初めての決算を公表した。発表前は誰もが赤字を予想し、その赤字額がどの … ［続きを読む］

いずれ監督に――国民栄誉賞ゴジラのこれから

松瀬学

　こどもの日、元巨人軍監督の長嶋茂雄さんと、元大リーグ選手の松井秀喜さんへの国民栄誉賞の表彰式が、東京ドームであった。少し長い気がしたが、実 … ［続きを読む］

ほんとうに引退したんだ松井秀喜選手

薄雲鈴代

　なんとしても球場に足を運んで、見るべき価値のあるプレーがある。　かつての王、長嶋のホームランがそれであった。王選手のホームランが滞空時間の … ［続きを読む］

巨人・阪神戦の米国開催は何のため？

　読売ジャイアンツ（巨人）と阪神タイガースが、２０１４年３月、米国のロサンゼルス地域（ドジャースタジアムとエンゼルスタジアム）で公式戦開幕試 … ［続きを読む］

埼玉西武ライオンズは売却されるか？

　埼玉西武ライオンズの親会社、西武ホールディングス（ＨＤ）と西武ＨＤの筆頭株主、米国投資会社のサーベラスとの関係が、西武ＨＤの再上場を目前に … ［続きを読む］

「池口恵観・朝鮮総連中央本部落札事件」の深層

　まったくもって、いまだに奇妙、かつ不透明な「事件」です。　「富士見城、ついに落城か」と注目されてきた朝鮮総連中央本部ビル（東京都千代田区富 … ［続きを読む］

［9］なんくるならない

　なんくるないさ。　沖縄の方言で、なんとかなる、と解釈されることが多い。　失業したばかりの沖縄の知人と一緒に居酒屋で泡盛を飲んでいたとき、彼 … ［続きを読む］

開催時期、出場選手……WBCをもっと面白くする方法

　ワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）が終わった。残念なことに、日本代表（侍ジャパン＝以下「侍」）は準決勝で敗れて３連覇を逸した。　 … ［続きを読む］

［8］身だしなみ

　三つの「ない」のうち、最後のない。「食べない」も、あっという間に解決してみせた。　「２カ月経ったら、食べ残しはなくなってたよ」　残飯がなく … ［続きを読む］

WBC日本代表が敗れた三つの要因

　スポーツ界には避けられない宿命がある。連勝（連覇）はいつの日か必ず途絶えることだ。ワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）で３連覇に挑 … ［続きを読む］

残酷かな、WBC

薄雲鈴代

　つくづくこの時季開催のワールドベースボールクラシックは、邪魔だと思う。　‘この時季’というのは、野球選手にとって、 … ［続きを読む］

プロ野球は人気回復の好機を逃がすな！

　昭和の大横綱、大鵬幸喜さんは亡くなったが、彼の人気絶頂時は、「巨人・大鵬・玉子焼」ともて囃されて一世を風靡したものだ。当時、読売ジャイアン … ［続きを読む］