東日本大震災 の検索結果

物価高は小手先の選挙対策では止まらない

金利引上げを拒否し続ける黒田日銀、9年間の功罪を検証する

　7月10日投票の参院選は、物価高とその対策が争点になっている。1ドル＝135円の円安がエネルギーや食糧など輸入物資の高騰に拍車をかけており … ［続きを読む］

高校をなくすな！ 教育で「地域魅力化」をはかる北海道足寄町の起死回生

無料の公設民営塾を開設、バス代・下宿代補助、野球部充実、海外の無料ホームステイも

　年々、地方の集落が地図から消えていく中で、過疎化を食い止めるべく、地元の公立高校に通う高校生を対象に無料の公設民営塾を運営する自治体がある … ［続きを読む］

北海道新幹線は人々を幸せにしない　矛盾だらけの新幹線計画（上）

交通弱者、ストロー現象、災害時の懸念をどうするのか

　「北海道に新幹線はいらないのでは」。北海道新幹線の札幌延伸にともない、並行在来線が廃止される方針との報道を耳にしての正直な感想である。　仮 … ［続きを読む］

「福島ダービー」J3に誕生！　震災からの復興に力尽くしたクラブ同士が対決

「信州」「伊予」でも新たなマッチ、Jリーグ30年目の果実

　後半20分過ぎ、場内に「本日の入場者数は、4501人」とアナウンスされると、スタジアム中から大きなどよめきが湧き、長く、心のこもった拍手が … ［続きを読む］

日本における温暖化問題の「耐えられない軽さ」

「ネットゼロ」に対する誤解と無知が、それを表している

　ミラン・クンデラの小説に、冷戦下の旧チェコスロバキアのプラハの春を題材にした『存在の耐えられない軽さ』がある。そこでは、主人公の恋人が、「 … ［続きを読む］

経営破綻の劇団わらび座、「どん底」からの再出発

創立70年で「民事再生」、人と人との交流を力に新たな一歩

　創立71年という日本有数の歴史を持つ劇団わらび座は、田沢湖に近い秋田県仙北市に本拠を置き、演劇と教育、観光などを組み合わせたユニークな活動 … ［続きを読む］

医療法人の事業再生・事業承継における株式会社の関与

1. はじめに　わが国は高齢化の進展が著しく、2025年には団塊世代が後期高齢者（75歳以上）に達し、国民の3人に1人が65歳以上、5人に1 … ［続きを読む］

ロシアのチェルノブイリ攻撃があらわにした日本の原発のジレンマ～全60基がリスクでも高まる再稼働論

脱原発か経済か、今こそ原子力政策に決着をつける好機だ

　ロシア軍によるウクライナ侵攻は世界の地政学や経済安全保障、エネルギー安全保障のあり方に再考を迫っている。原子力政策もその一つだろう。私たち … ［続きを読む］

憲法理念から離れた象徴天皇　主権者の責任・自覚あいまいに

はじめに　「平成流」礼賛の声　2016年8月、退位を示唆した明仁天皇の「おことば」が発表されたあたりから、19年の明仁天皇の退位、代替わり儀 … ［続きを読む］

『弥生、三月　ー君を愛した30年ー』に出演！　田村芽実インタビュー（下）

自分にとってもご褒美のような気持ちになる作品

田村芽実インタビュー（上）心にメロディと歌詞がスーッと入ってくる──楽曲の魅力についてはいかがですか？　私は日本語がすごく好きで、子供の時か … ［続きを読む］

西村智奈美、大沢真理、本田由紀さん座談会～野党は社会経済政策にどうとりくむのか（上）

衆院選総括と、岸田政権の評価は

　わたしたちの暮らしを左右する社会経済政策をめぐり、野党は昨年10月の衆院の総選挙で、有権者の心に届く訴えをできたのか。岸田政権のとりくみを … ［続きを読む］

電力需給逼迫警報であらわになった「形ばかりの電力自由化」～変わらぬ９電力依存

再エネと自給自足が広がれば、供給確保も消費者の責任となっていく

初の電力需給逼迫警報　政府は3月21日夜、東京電力管内の1都8県で翌日に電力需給が非常に厳しくなるとして、「電力需給逼迫警報」を出し、経済産 … ［続きを読む］

若者の政治参加から気候変動まで　Ｕ30の声が届く社会を目指して

　東日本大震災が起きた2011年3月11日、12歳だった私は、もうすぐ24歳になる。現在、大学院で財政を勉強するかたわら、若い世代の政治参加 … ［続きを読む］

融合する公明党の国会議員と地方議員～党運営のDX化が支える議員活動

「政党」としての公明党～一学究の徒の政治学研究【3】

　「論座」では「『政党』としての公明党～一学究の徒の政治学研究」を連載しています。1999年に自民党と連立を組んで以来、民主党政権の期間をの … ［続きを読む］

ロシアとウクライナに世界宗教者平和会議が求める宗教間対話と核廃絶の願い

　ロシア軍のウクライナ侵攻が続いている。病院が標的にされ、幼い子どものいのちが犠牲になった。そのうえウクライナ国内の原子力発電所までもが砲撃 … ［続きを読む］

野村萬斎ラストメッセージ【下】――目指してきた劇場のレパートリー

シェイクスピア、『敦』、そして大作『子午線の祀り』へ

　世田谷パブリックシアターの芸術監督を3月末で退任する狂言師の野村萬斎は、この20年、「地域性、同時代性、普遍性」「伝統演劇と現代演劇の融合 … ［続きを読む］

日本の農業政策は有事に国民を飢餓に導く〜ウクライナ危機の教訓

台湾有事なら、ウクライナの飢餓が再現される

ある食料シンポジウムでの議論の光景　3月12日、ウクライナ侵攻と合わせて、『食卓に迫る危機―食料自給率37％』と題するNHKのTVシンポジウ … ［続きを読む］

ウクライナ→東京→ベラルーシの移動で考えたこと

［3月10日～3月15日］ウクライナ大使館、『病める舞姫』、ミンスク……

3月10日(木)　ウクライナから日本に戻っての時差ボケで真夜中に目が覚めて、BBC World Newsを見ていたら、日本のジャーナリズムと … ［続きを読む］

賠償金頼みの新たな「原発依存のまち」になりつつある避難指示解除区域

廃炉作業員の宿舎とメガソーラーだらけの風景が覆う富岡町

政治家の無責任な「最後のひとりまで」発言　東日本大震災と原発事故から11年が経った。菅直人氏から始まって歴代の首相の名前はと聞かれれれば答え … ［続きを読む］

ウクライナ侵略は、日本にとり「対岸の火事」では済まされない

戦争終結には米ロ首脳の直接交渉が必要。和平と紛争予防も包含した努力を

国際社会は、ウクライナに最大限の支援を　ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から3週間が経過しようとしている。ロシア軍の攻撃が首都キエフを目指 … ［続きを読む］

店の厨房に再び立ちたい～収容施設での記憶を絵に描くペニャさんの変わらぬ夢

チリから来日して26年。仮放免・収容を繰り返す生活で何を見たのか

　冬の寒さの中にも、わずかながら春の兆しを感じるよく晴れた日。訪ねた都内の小さなアパートの玄関は、ぽかぽかとした光は届かず、頬で感じる空気は … ［続きを読む］

古川日出男が考える、11度目の「3・11」と福島

どうして「怒」と「涙」だけ？　東京で暮らす「当事者」の私

「ふくしまを書く」二人、笑いながら話す　11度めの3月11日が訪れる6日前に、小説家である私は詩人の和合亮一さんと、福島県の会津地方にある県 … ［続きを読む］

東日本大震災から11年。改めてお読みいただきたい論考をご紹介します

　東日本大震災から11年。震災と原発事故はいまだ、この社会と人びとに深い傷痕を残しています。私たちは、この経験から何を学び、考え、どんな手を … ［続きを読む］

妊娠・出産議員や障がい者議員を対象としない「オンライン国会」では不十分だ

「緊急事態」に便乗せず、おそれず憲法改正論議を

　衆議院憲法審査会（森英介会長）は3月3日、「憲法第56条第1項の「出席」の概念について」と題する文書を取りまとめ（賛成―自民、立憲、公明、 … ［続きを読む］

コロナ禍で窮地に立つ医療労働者～その労働運動の意味と展望を医労連に聞く（上）

運動すれば職場がよくなる、いのちを守れる

　コロナ禍のもと、病院や診療所、福祉施設などで働く人たちが窮地に立たされています。一方、これらの人たちは、自身の労働条件の改善とともに、人び … ［続きを読む］

中学生たちが発見した地元の力と面白さ〜石破茂氏が語る地方創生への意思（下）

学校でこそ教えるべき「地元の魅力」

東京一極集中は持続性がない〜石破茂氏が語る地方創生への意思（上）から続く──石破さんが視察してこられた約400の自治体の中で、このコンテンツ … ［続きを読む］

東京一極集中は持続性がない〜石破茂氏が語る地方創生への意思（上）

富国強兵のための制度が引きずる負の遺産

地方はどうあるべきなのか　かつて政界を動かす軸の一人だった石破茂はいま何を考えどんな行動を起こそうとしているのか？　昨年の総裁選で出馬せず、 … ［続きを読む］

日本を追い越していった台湾ファンドリーに5000億円近い巨額補助金

【10】TSMC進出で浮き彫りになる日本半導体の敗戦／2022年

　日本政府は、台湾の半導体受託製造会社TSMCが熊本につくる工場に5000億円近い巨額補助金を交付する。米中対立のなか、台湾メーカーを熊本に … ［続きを読む］

走った、走った、伊丹空港を走った

［2月5日～2月11日］駐日ウクライナ大使、吉村大阪府知事、座・高円寺……

2月5日(土)　『報道特集』の生放送。ワクチン接種の3回目がなぜにここまで進んでいないのか。抗原検査キットが入手困難になっているのか。遅すぎ … ［続きを読む］

原発事故避難者となったかつての原発推進者が描く、再エネとカーボンニュートラルの未来

コスト高の原発を見切り、太陽光と洋上風力を電源の二本柱にすべきだ

富岡町の自宅に帰れぬまま11年　今から20年前に福島県の富岡町に自宅を建てた。そこは福島第二原発から北に4キロ、事故を起こした福島第一原発か … ［続きを読む］