トランプ前大統領 の検索結果

政治と科学の望ましい関係は　新型コロナ対策で見えたもの

　菅義偉首相が自民党総裁選不出馬を決め、退陣することになった。9月29日に投開票の総裁選で、どの候補者が次のリーダーに選ばれたのか。いずれに … ［続きを読む］

メルケル首相が去る～奇跡の在任16年をもたらした政治家としての特質

決断が遅く、物言いは地味で、カリスマ性に欠ける彼女はなぜ政治家として大成したのか

　ドイツのアンゲラ・メルケル首相がその地位を去る。2005年から16年間もの間、ドイツのみならずヨーロッパ、あるいは世界の動きを牽引した政治 … ［続きを読む］

一時の戦闘に勝てても国造りはできない～米国の力の限界示したアフガニスタン撤退

揺らぐ世界秩序、真空状態の現地では過激派に勢い―秩序維持へ同盟国は協力を

巨費と人命を犠牲にしながら20年前に逆戻り　米国の力の限界が露呈した。中東を民主主義国に作り替えるとのネオコンの主張に沿い、20年の巨費と人 … ［続きを読む］

今こそメキシコ　亡国の悲しみが生んだ寛容の文化が日本に示唆すること

市原湖畔美術館の「メヒコの衝撃」から考えるメキシコと日本の400年と今

　東京オリンピックでの男子サッカー3位決定戦、日本対メキシコ。完敗し号泣する久保建英選手に寄り添い、その健闘を称えなぐさめるメキシコの監督や … ［続きを読む］

しばらくはドル高が継続か〜引き続き好調が予想されるアメリカ経済

バイデン大統領再選の鍵握る2025年の経済状況

アメリカ経済成長「10％」の予測も　2021年6月に入り、円・ドルレートは1ドル110円を突破し、6月25日現在、110円77銭を付けている … ［続きを読む］

「奴隷解放記念日」を国の祝日にした米国の希望と亀裂

人種をこえて市民がともに自由を祝う日へ

　米国テキサス州で最後の奴隷が解放されてから156年にあたる今年、「ジューンティーンス（奴隷解放記念日）」が、連邦の祝日と定められた。その陰 … ［続きを読む］

ワクチンを拒否する共和党支持者たち。分裂した米国は感染拡大を防げるのか

　東京では、ついに政府が4度目の緊急事態宣言を発令。そんな中、無観客で東京オリンピックが強行される。理不尽な思いをどこにも持っていきようのな … ［続きを読む］

コロナワクチン接種が進む米中の今～海外で活動する日本人の目

「暗黒期に終止符」「経済活動に必須」　ゲームチェンジャーとなったワクチン

　中国と日本でIT企業を経営する三宅雅文さん（54）は3月、大連市に出張した“ついで”にコロナワクチンを接種した。日 … ［続きを読む］

着実に進むバイデン米大統領の「価値観外交」。中国への影響は

「専制主義国家vs民主主義国家」の構図は世界に何をもたらすか？

　バイデン米大統領が「価値観外交」を着実に進めている。第1幕はQuadの初の首脳会議（3月12日）と日米首脳会談（4月16日）での足場固め。 … ［続きを読む］

失敗し続ける記者クラブ改革

時空を超えてその理由を検証する

　ちょうど100年前（1921〈大正10〉年）の業界誌『新聞及新聞記者』（10月号）に、「最近、各官庁や会社などにある記者倶楽部の弊害を認め … ［続きを読む］

G7は再び世界をリードしていけるか？　対中警戒感から久々に示した結束

バイデン政権は同盟の亀裂修復に成功。問われる日本の外交力

「G7不要」の時代を越えて　久々の主要7カ国首脳会議（G7サミット）の復活だ。このところ地盤沈下が著しかったG7だが、英コーンウォールを舞台 … ［続きを読む］

人種差別、女性蔑視発言はなぜなくならないのか

そこに「注意」を向けすぎていることにこそ問題がある

　米国では人種差別を巡る分断・対立がますます先鋭化している。他方日本では、2月に東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長が、懲りな … ［続きを読む］

ポピュリストに狙われる世界の公共放送

強まる圧力　NHKは大丈夫か

　いま世界で、民衆や大衆といった「マス」への人気取りにたけたポピュリストと呼ばれる政治指導者が、そうした影響力をより強固なものにするために公 … ［続きを読む］

メディアは「中立・客観」を離れ、 開かれた「公正」報道を目指せ

「多事争論」再び

　朝日新聞に元気がない。そんな声を、しばしば耳にするようになった。　そんなことはありません。「森友学園」はどうです。「加計学園」報道はどうで … ［続きを読む］

日米ロで広がる陰謀論の裏側／上

トランプにさきがけて為政者自ら陰謀論を政治利用したプーチン

　いわゆる「陰謀論」についてはこれまで、真正面から学問的に論じられる機会が少なかった。「悪」を特定し、いや、でっち上げ、そうした「敵」にさま … ［続きを読む］

サイバースペースにおける「言論の自由」の社会実験の失敗／下

Qアノンと日本発の匿名掲示板カルチャー【6】

　ゲーマーゲート事件で、アメリカの匿名掲示板に分岐点が生じたと書いた。そして、西村博之氏がオーナーになって、日本基準ともいえる自由放任主義の … ［続きを読む］

“価値観外交”は“国益外交”より強い～高まるバイデン外交への期待

大荒れの初の米中外交トップ会談から見えてきたもの

　3月18、19日、米アラスカ州アンカレジで開かれた米中の外交トップ会談が終わった。バイデン米新政権のもとでの米中間の本格的な外交が緒につい … ［続きを読む］

アジア系が狙われる米国のヘイトクライムが急増――自分でできる対策は？

　「最近アメリカで、アジア人に対するヘイトクライムが勃発していますが、田村さんは大丈夫ですか？」と、日本の知人たちからよく連絡をいただく。　 … ［続きを読む］

「スッキリ」にアイヌを「あ、犬！」と言わせたのは日本政府である

アイヌへの「ジェノサイド」を謝罪し先住権を認めるべきだ

　日本テレビ系の情報番組「スッキリ」で、「あ、犬」などという、アイヌ(＊)を絶望におとしいれる言葉が公然と語られた。これが公共の電波にのって … ［続きを読む］

原発事故から10年、再び勃興する核武装論

保守派と核・原発、その主張の変遷

事故後の第一声は「核武装が遠のく」　3.11および福島原発事故から10年になる。「月日は百代の過客にして～」とはよく言ったものだが、私たちは … ［続きを読む］

テキサス州の寒波被害の中、高級リゾートに逃げた共和党上院議員

　120年ぶりとも言われる大寒波に見舞われ、停電、断水など大被害の出たテキサス州。2月20日、バイデン大統領はテキサス州を含む南部への非常事 … ［続きを読む］

森喜朗氏の「女性理事」発言を生んだ日本社会の「土着性」は克服できるのか

「狭いサークル」の「内輪の協調」を重んじる姿勢が外部への配慮を阻害する構図

　一昨年12月以来の新型コロナウィルスの世界的な感染拡大の最中にて、ひとたびは順延された東京夏季オリンピック・パラリンピック（以降、「東京2 … ［続きを読む］

トランプ、熱狂支持のフロリダで政治活動再開

共和党は「ポスト・トランプ」時代のアイデンディティークライシス

　米連邦議会議事堂襲撃事件をめぐるトランプ前大統領の弾劾裁判の審理が2月9日、上院で始まった。その裁判の当事者であるトランプ氏は1月20日の … ［続きを読む］

カマラ・ハリスが米国大統領になる未来

バイデン・ハリス政権のアメリカ～ハリス副大統領就任が示唆する次世代の米国社会

大きな注目を浴びるカマラ・ハリス副大統領　ロン・クレイン米大統領首席補佐官のニューヨーク・タイムズへのコメントが印象的だ。　「（バイデン）大 … ［続きを読む］

バイデン新米大統領にそんなに期待していいのか

沖縄のメディアが懸念する新政権の基地政策

　1月20日、ジョー・バイデン氏が米国第46代大統領に就任した。大方の反応は、ホッとしたというのが最大公約数ではなかっただろうか。トランプ前 … ［続きを読む］

社会学者を科学行政中枢に登用したバイデン政権

政府に批判的な研究者の声に耳を傾け、不平等を是正する社会を目指す

黒人女性社会科学者ネルソン氏が科学技術政策の要に　アメリカのバイデン―ハリス新政権は、科学技術予算を策定するホワイトハウス科学技術政策局（O … ［続きを読む］

「癒やし」としてのバイデン大統領　命運を握る「最初の100日」の成果

高齢のバイデン氏に許された時間は少ない。トランプ時代の分断の「統合」にどう臨むか

　年頭の恒例、ユーラシアグループの「Top Risks」2021年版によれば、今年第1位のリスクは「46*」であった。これだけだとまるで判じ … ［続きを読む］

トランプ時代の「米国の狂気」をバイデン大統領は克服できるか？

　米国ではバイデン大統領が第46代大統領として正式に就任したが、そこに至る4年間で「狂気の沙汰」としか言いようがない程、米国社会は乱れた。バ … ［続きを読む］

トランプの悪夢から急速に覚めた米国――議事堂襲撃事件が人々を正気にした

　1月20日、ジョー・バイデン大統領とカマラ・ハリス副大統領が正式に就任した。1月6日に合衆国連邦議会議事堂を襲撃したトランプ支持者たちのよ … ［続きを読む］

「さらに完全な連合体」を目指すバイデン氏はどう歩むのか～米大統領就任演説を読み解く

アメリカ史の文脈に照らして、浮かんでくること

　「民主主義が勝利した」。アメリカ東部時間で1月20日正午（日本時間で21日午前2時）、ワシントンの連邦議事堂前で行われた就任式で、バイデン … ［続きを読む］