パラダイム の検索結果

都市と都市の連携で「核なき世界」実現を（上）

秋葉忠利・前広島市長インタビュー

　原爆投下から７１年、アメリカのオバマ大統領は現職の大統領としては初めて、被爆地・広島を訪問した。オバマ大統領は演説で、「核なき世界」を目指 … ［続きを読む］

世界の政治経済をめぐるパラダイムシフト

現実の変化に即して物の見方を変えないと、見るべきものも見えなくなる

　パラダイムシフト(paradigm shift)という英語の表現がある。英語の単語を持ち出して恐縮だが、要するに、物の見方の転換、ある時代 … ［続きを読む］

［4］政権交代が右傾化を加速した

自民党は「winnertakesall」型の政党に変わった

注）この立憲デモクラシー講座の原稿は、昨年12月11日に早稲田大学で行われたものをベースに、著者が加筆修正したものです。立憲デモクラシーの会 … ［続きを読む］

ＣＯＰ２１で幕を開けた新しい時代を楽しもう

京都議定書からパリ協定までとこれから

　「時代なんか、パッと変わる」　昨年末の国連気候変動枠組み条約第２１回締約国会議（ＣＯＰ２１）。議長のファビウス仏外相が「パリ協定」の採択を … ［続きを読む］

［書評］『限界費用ゼロ社会』

ジェレミー・リフキン著　柴田裕之訳

愛とシェアが資本主義を終わらせる？　　　　本書は、米国の文明評論家でドイツや欧州委員会の経済アドバイザーも務める著者が「共有型経済(シェアリ … ［続きを読む］

続・脱炭素文明への巨大投資が始まる

座礁資産化する化石燃料と急進する再生エネ

　エネルギー大資本は、いつも化石燃料への需要は今後相当長く高位で続くと論じてきた。　2040年でも75％程度を占めると論じていた。またIEA … ［続きを読む］

新国立競技場は東北に建てるべし

復興と節エネを象徴する五輪こそ日本にふさわしい

　東京オリンピックを５年後に控え、新国立競技場に続いて、エンブレムも白紙撤回となった。　前者に関しては、あまりにもどんぶり勘定な計画が進めら … ［続きを読む］

［書評］『消費が社会を滅ぼす?!』

ベンジャミン・R・バーバー著　竹井隆人訳

反知性どころかエートスの構造転換　　　『消費が社会を滅ぼす?!――幼稚化する人びとと市民の運命』というのは随分と予言的な印象を受ける邦題だが … ［続きを読む］

「スカウト型」就活というパラダイムの転換

学生と企業が出会う際の負荷の問題を軽減していくために

　就活を変えよう――。「黙っていても企業の側から内定がふってくる」という世界観を作れないか。そんな模索が始まっている。2016年度就活は、繰 … ［続きを読む］

２０２０年東京五輪が促す新しい都市づくり

新しい社会モデルが求められている　都市の在りようは、温暖化対策の観点から世界的に注目されるようになった。日本にとっても避けて通れないこの課題 … ［続きを読む］

戦後デモクラシー、かつてない危機を乗り越える道　山口二郎・立憲デモクラシーの会共同代表に聞く

聞き手、まとめ：WEBRONZA編集長　矢田義一

　最近、歴史に沿いながら考えなければいけないと強く感じています。　戦後には二つのタイプがあります。敗戦への怨念を引きずって、再び強国になりた … ［続きを読む］

安堂ロイドは半沢直樹の夢を見るか？　――ポストヒューマンをめぐる展望　〈下〉

２．「現実とは脳が見る（共同の）夢」か？――共同主観性とソーシャル・ブレイン　前回はAIの話から始めてコンピューターと人間の境界、そしてポス … ［続きを読む］

死亡急増時代と「鎮守の森ホスピス」　〈上〉

死亡急増社会としての現代日本　敬老の日の後という時期にある意味で“縁起でもない”表現となるかもしれないが、現在の日本 … ［続きを読む］

ネット上の「黒歴史」、消すための方法は――連続討議「ソーシャルメディア社会における情報流通と制度設計」から（４）

情報ネットワーク法学会

　ネット上に残しておきたくない過去の「黒歴史」。誰にでも起こりうることだが、それを「忘れられる権利」はあるのか。技術で実現するのか、制度で実 … ［続きを読む］

「日本版ＮＩＨ」構想、意義と危うさ〈下〉

医療システムのなかでとらえているか　「上」編では、ＮＩＨを中心とするアメリカの医学・生命科学研究政策の流れとその背景を概観したが、しかし本稿 … ［続きを読む］

ＴＰＰ声明を出した日米首脳会議の裏側

　世界経済のパラダイムを考えるときに、いくつかの節目がある。そして地球規模の政治主権など存在しないなか、国境を超えて拡大する経済活動は、多様 … ［続きを読む］

【北大ＨＯＰＳマガジン】「リオ＋２０」に賭ける韓国と逆行する日本

　ちょうど、「リオ＋２０」（国連持続可能な開発会議）が開催される一週間前に韓国で行われた、韓国開発院（ＫＤＩ）とカナダのグローバル・ガバナン … ［続きを読む］

紀伊國屋書店×ＷＥＢＲＯＮＺＡ 【ブックガイド】 世界を変えるためにソーシャルメディアがどう役立つか？　

荻上チキ（評論家、編集者）

東京・新宿の紀伊国屋書店では、ブックフェア「【じんぶんや第７９講】 チーム「統治」を創造する 選 "『いいね！』から始まる社会をどう描くか― … ［続きを読む］

「日本人は独創的でない」に根拠なし

湯之上隆

　筆者には、ちょっと意地の悪い趣味がある。時々、ブックオフなどの古本屋に行って、「10年後の日本はこうなる」というような、未来を予測した内容 … ［続きを読む］

畑村委員会・中間報告で見えた「大事故を免れた可能性」

　これだけの大事故である。たくさんの失敗が積み重なったことは想像に難くない。それにしても、政府の「東京電力福島原子力発電所における事故調査・ … ［続きを読む］

最新グローバル企業法務のキーワード集

最新グローバル企業法務のキーワード集アンダーソン・毛利・友常法律事務所弁護士 川村 明（国際法曹協会会長）　カタカナだらけのポストＧＦＣ　リ … ［続きを読む］

アラブの民主化をリードできない米国の弱み

　日本の識者には、米国は「アラブの春」を全く予想できなかった、などと言う人が多い。しかし、その見方は正しくない。　実は、オバマ米政権は２０１ … ［続きを読む］

【医学・生理学賞】ノーベル賞、３人目のイス

　２０１１年のノーベル医学生理学賞は、１９９６年のジンカーナーゲル、ドハーティ両氏以来１５年ぶりに免疫分野から３人の研究者が受賞した。受賞者 … ［続きを読む］

「節電の夏」に考える環境と医療（下）――進化医学の知見と今後の展望

広井良典

　ここで述べている「環境と医療」というテーマに一つの有力な基盤を提供してくれるのが、進化医学と呼ばれる分野の知見である。　そもそも病気とはい … ［続きを読む］

「日本赤軍の女王」重信房子の脱原発アピール

小北清人

　巷には「脱原発論」が盛んだが、原発事故に便乗したかのような政治的「脱原発アピール」というのはいささか願い下げだ。　京都市内で去る６月１９日 … ［続きを読む］

「日韓対等時代」がもたらした宿命的摩擦（上）――自民３議員入国拒否から、「韓流偏重のフジテレビ見ない」８・８運動まで

　これまで実感したことのなかった新たなパラダイムに日韓関係は入ったのではないか。見方によっては、これはかなりの広がりを持つ「事件」なのではな … ［続きを読む］

科学者とのコミュニケーションが痛いわけ

中村多美子

　弁護士に法律相談に行くと、いろいろ法制度の説明を受けたあげく、自分は裁判に勝てるのかという一番知りたい問いに「最後は裁判官が決めることです … ［続きを読む］

「鎮守の森」のエネルギーコミュニティー（上）

広井良典

　震災復興と、さらにその先の日本のありようを構想する、朝日新聞の「ニッポン前へ委員会」のメンバーに加わらせていただくことになった。５月１日付 … ［続きを読む］

次期戦闘機（ＦＸ）に「ステルス」は不要だ

清谷信一

　前回述べたように（１月１６日付「中国の『ステルス戦闘機』に過剰反応する必要はない」）、中国が発表したステルス戦闘機に過剰反応した空自や軍事 … ［続きを読む］

「真のパートナー」経済圏の拡がりと日本

武田洋子

　１０月下旬に開催されたＧ２０財務相・中央銀行総裁会議では、「通貨安競争」が重要なキーワードとなった。しかし、筆者は「通貨安競争」との表現自 … ［続きを読む］