金利政策 の検索結果

金融機関不祥事の背景と処方箋　融資現場のメンタリティと環境

近時の金融不祥事の背景と必要な処方箋 西村あさひ法律事務所弁護士　柴原　多１．はじめに　近時、複数の金融機関の不祥事が社会的な問題 … ［続きを読む］

「今だけ、カネだけ、自分だけ」の政治は許さない

「やってる感」はあるが成果に乏しいアベノミクス。国民民主党の新しい経済政策とは

　参議院選挙が4日、スタートします。安倍晋三政権の「今だけ、カネだけ、自分だけ」の政治を許さず、「安倍一強」を突き崩すべく、国民民主党として … ［続きを読む］

日本マクドナルド創業者・藤田田氏のベンチャー魂

日本人に起業精神が求められる時代に期待される再検証

　復刊された新装版『ユダヤの商法』が発売3週間で3刷に突入した。なぜ、今、藤田田なのか？　藤田が最盛期の1991（平成3）年夏、藤田の自伝と … ［続きを読む］

70歳雇用で日本社会はどう変わるか

安心できる老後のための三つの注文

　政府は11月、「経済政策の方向性に関する中間整理」として新たな成長戦略の中間報告を発表した。中間報告では、「全世代型社会保障への改革」の一 … ［続きを読む］

世界経済の大転換期

　世界は、今、二重の意味で大きな転換期を迎えている。中長期的には、いわゆる「リオリエント」現象が進行中だ。つまり、世界の中心がオリエント（ア … ［続きを読む］

スルガ銀行は「銀行」だったのか（下）

人様のお金を預かる意識が希薄。実態は不動産商品を売る証券業務そのものだった

将来を左右する行政処分　スルガ銀行の不正融資を調べた第三者委員会の調査報告書と、金融庁が今春から始めた緊急検査で明らかになった事実には、決定 … ［続きを読む］

⑨財務次官を2年半、武藤敏郎・大和総研名誉理事

「大物」次官が霞が関から見た平成の永田町の風景とは

交錯する財務官僚としての矜持とあきらめ　財務省（旧大蔵省）の事務方トップの事務次官。1年で交代するのが一般的だが、中には「10年に1度」と言 … ［続きを読む］

金融緩和からインフレ抑制への転換点

米国で年3回以上の利上げもアリとの見通し浮上。日本銀行も金融緩和の「出口」模索か

先進各国で成長率が回復　2008～09年のリーマン・ショックでマイナス成長を経験した先進各国の金融当局は2009年から積極的金融緩和に転じて … ［続きを読む］

地銀を襲う「外債・不動産」リスク（下）

運用担当者が１人のケースも。脆弱な管理体制が狙われている

　外債投資と並んで地方銀行や信用金庫に人気があるのが不動産ファンドだ。不動産市場は2008年9月のリーマンショックで甚大な被害を受けたが、そ … ［続きを読む］

地銀を襲う「外債・不動産」リスク（上）

本業不振で短期投資へ。金融庁サンプル調査で多額の含み損も

　　外債や不動産ファンドなどリスクの高い有価証券運用に依存する地方銀行や信用金庫が増えている。本業の融資業務が振るわず、日銀のマイナス金利政 … ［続きを読む］

金融庁の優等生、スルガ銀行の転落

シェアハウス不正融資疑惑で特別検査

　金融庁が揺れている。仮想通貨交換業者のコインチェック社による巨額資産流失問題に続いて、森信親・金融庁長官が「地銀のお手本」と絶賛するスルガ … ［続きを読む］

公取委による地方銀行経営統合の独禁法審査の実態と特別法の必要性

地方銀行の統合と企業結合審査 西村あさひ法律事務所弁護士　川合 弘造弁護士　堀 美穂子1.　はじめに　公正取引委員会　（公取委)　 … ［続きを読む］

メガバンクは「装置産業」から脱皮できるか

目指すのは「限界費用ゼロ」経営。富裕層以外にも目配りがほしい

低金利で業績悪化、人員削減に踏み切るメガバンク　メガバンクが人員削減や店舗のスリム化を急いでいる。低金利による利ザヤ縮小で収益力が低下。長年 … ［続きを読む］

五輪後も日本経済は持続可能か

安倍政権は金融緩和の成果だけでなく、副作用も率直に語るべきだ

「一時しのぎの姑息なやり方だ」―企業トップが政権を批判　2020年の東京五輪後の経済の行方を懸念する声が高まっている。　現状は日銀の高圧的な … ［続きを読む］

2050年の2大経済大国は中国とインドだ

世界経済は再び19世紀以前の状況に戻っていく

存在感を強めるインド　4月10日から3日間、1年ぶりにインドを訪れた。投資銀行アベンダスの依頼で世界経済についての講義をすることが主目的だっ … ［続きを読む］

日銀はなぜ2％インフレ達成に失敗したのか

デフレが日本の低成長の原因ではない。問題設定そのものが間違っていた

「一か八かの賭けだ」とわかっていた　2年で2%のインフレ達成を掲げ、黒田東彦日銀総裁がQQE（Quantitative＝量的、Qualita … ［続きを読む］

日銀の異次元金融緩和が「失敗」したとはいえない

だが、日銀が現在、その役割を十分に果たしているか否かは別問題である

インフレ目標の達成時期を先送りした日銀　日銀は、11月1日の金融政策決定会合と同時に「経済・物価情勢の展望」(いわゆる「展望レポート」)を発 … ［続きを読む］

日銀の新たな政策に対する根本的な疑問

これで本当にインフレ目標を達成できるのか？

日銀が導入した新たな政策　日銀は9月20～21日の金融政策決定会合で、「長短金利操作付量的・質的金融緩和」の実施を決定した。　これは、この3 … ［続きを読む］

アメリカの私立大学の学費が高い理由

「いいものは高い」の米国だからこその高額化、それによる貧富の格差拡大の現実

　アメリカの大統領選挙で、バーニー・サンダース（Bernie Sanders）候補が公立大学の学費（授業料、tuition）ゼロと学資ローン … ［続きを読む］

アベノミクスと最低賃金の大幅引き上げ

最低賃金大幅引き上げのためには、優良雇用促進助成金制度の創設を提唱する

選挙用のレトリックに満ちた議論を排して　参議院議員選挙も終わったばかりで、向こう3年間は、参議院議員選挙はない。現在の衆議院議員の任期は20 … ［続きを読む］

「『落日』の資本主義」　水野和夫×白井聡

朝日新聞　関西スクエア　中之島クロストーク

　政治学者の白井聡さんがホスト役を務める対談・対論イベント「第8回　関西スクエア　中之島クロストーク」（朝日新聞社主催）が6月11日、大阪市 … ［続きを読む］

ＥＵ離脱でイギリスの衰退は必至だ

この国民投票を歴史の教訓にするためにも、次期首相は離脱派から選ぶべきだ

世界中の投資家が採った行動　6月23 日の国民投票で、イギリス国民はEUからの離脱を選択した。この結果を受けて、世界の金融市場は大混乱に陥っ … ［続きを読む］

参院選の争点になった日銀の「マイナス金利政策」

野党がわざわざ選挙公約で取り上げるほどに不都合で副作用の大きな政策か?

民進党が選挙公約でマイナス金利の撤回を要求　日銀が今年の初め、1月29日に発表し、2月16日から実施した「マイナス金利政策」に対して金融機関 … ［続きを読む］

マイナス金利で契約実務に難しい論点　貸手が借り手に利息を払う？

　カネを貸した側が借りた側に利息を支払うことになるのではないか、と一般市民からも注目を浴びた日本銀行のマイナス金利政策。日本銀行が事務局を務 … ［続きを読む］

米国連銀のジレンマ

世界経済・金融資本市場の不均衡調整完了には、道半ばだ

「想定外」の世界的な株価急落?　米国の中央銀行である連邦準備制度(米国連銀)は、2015年12月の政策金利(民間銀行間の翌日物の貸出金利の誘 … ［続きを読む］

効果の割には弊害も大きい日銀のマイナス金利政策

金融政策に過度に依存せず、均整の取れた政策運営の是非をめぐる議論が必要だ

何が起きているのか　日本銀行は、先月の2016年1月29日の金融政策決定会合で、「マイナス金利付き量的・質的金融緩和」の導入を決定し、2月1 … ［続きを読む］

米国の金融政策と中国の為替政策に左右される世界

日本が今採るべき政策は、日銀の量的金融緩和に加え、国債を発行して減税を行うことだ

FRBの利上げは歴史に残る失敗か?　世界中の株式市場の年初からの下落を受けて、人々の注目はアメリカと中国の動向に集まっている。　私は、前稿「 … ［続きを読む］

アベノミクスの限界？　それとも世界経済の変調か

株式の大幅下落は米国の利上げと中国の政策に起因する。日本に出来ることは限定的だ

世界各国の株価の大幅な下落をどう説明するか　年が明けて、株価の下落が止まらない。昨年末の12月30日に19,000円を付けていた日経平均株価 … ［続きを読む］

1930年代に酷似する？　今日の世界

欧米先進国は第2次大戦後に築き上げた普遍的な価値を維持できるか否かの分水嶺に

ジハーディストに振りまわされる西欧世界　昨年11月13日のISによるパリ同時多発テロは、世界に衝撃を与えた。これに追い打ちをかけたのが、12 … ［続きを読む］

2016年の日本・世界経済は大調整の時を迎える

国民の将来の生活形態を見据えた国内需要振興などキメの細かい財政措置が必要だ

最近の状況を概観すると……　2016年は、日本の経済・金融資本市場にとっていかなる年になるか。日本人の多くにとっ … ［続きを読む］