スパイ の検索結果

PEP規制の重要性：無知ほど怖いものはない

「傑出した公的役割をもつか、あるいは、そうした役割を委託された個人」による腐敗

　日本は世界の潮流から決定的に遅れている。その話をこのサイトで何度も書いてきた。今回は、Politically Exposed Person … ［続きを読む］

「サイバー戦争」を考える

「抑止力」に傾斜する米国やイスラエル

　日本の多くの国民はバラク・オバマ前大統領を、ノーベル平和賞をもらった「聖人君主」のように思っているかもしれない。しかし、サイバー空間にかぎ … ［続きを読む］

「彼らは何を知っているのか」：ブラックライトで見てみよう

トラッキングを通じた情報収集から自分の身を守るには

　このサイトの記事「ロシアのスパイのやり口：FSBに拘束された経験者が語る「真実」」で書いたように、モスクワで拉致された経験がある。この際、 … ［続きを読む］

沖縄の翁⻑前知事が菅新政権の喉元に残した「楔」

菅⽒と翁⻑⽒の間にあった決定的な歴史認識の齟齬

　5年前の2015年9月21日（現地時間）、翁長雄志沖縄県知事（当時）はスイス・ジュネーブでの国連人権理事会で歴史とも言える口頭声明を発表し … ［続きを読む］

UAEのコロナ対策に見える市民監視とイスラエルの情報機関モサドの影

[2]イスラエルとの国交正常化で強調される「協力」は治安問題

　イスラエルとアラブ首長国連邦(UAE)の国交正常化合意の調印式が9月15日にワシントンで行われた。トランプ大統領が8月13日に合意を発表し … ［続きを読む］

コロナ禍で初めて主要な国際映画祭を開催したベネチア映画祭ディレクターに聞く

「ベネチアが女性監督作品を多く選べて幸せです」

　欧州で早くから新型コロナウイルスの爆発的な感染拡大に苦しんだイタリア。水の都ベネチアも、カーニバルやビエンナーレの建築展など世界的な名声を … ［続きを読む］

BLM運動をめぐりアメリカの日本人・日系人がおかれている微妙な立場

状況によって黒人と白人双方から敵にも味方にも見られる存在の悩ましさ

　5月25日、ミネアポリスでジョージ・フロイド氏が白人警官に首を膝で押さえつけられ、「息ができない」と言いながら死亡した事件を機に、これまで … ［続きを読む］

「国民民主党は立憲民主党より右だとかよく言われますが、全然違います」

原口一博インタビュー／上

　およそ1年にわたる紆余曲折を経て、立憲民主党、国民民主党、野党系無所属議員の合流による野党合同新党の結成が確実となった。これにより、201 … ［続きを読む］

「意識高い系」の「デジタル・ビーガニズム」

ぜひ学校で教えてほしい米国家安全保障局の提言

　残念ながら、いまの日本の若者もビジネスマンも総じて世界の潮流を知らないか、あるいはその変化に鈍い。若者については、拙稿「牛肉と意識高い系： … ［続きを読む］

「6・23」で終わらぬ沖縄戦

絶えぬマラリア死、実態追う

今も戦争の延長線上に　「大矢さん、あなたの番組企画案は沖縄戦についてですよね？　なんで今回の会議に持ってきたんですか？」　2015年11月、 … ［続きを読む］

コロナ禍で苦戦するフランスの映画館（下）――公的支援は手厚いが……

期待のフランス映画も振るわず　前稿では、映画館が再開したものの、客足が3分の1となったフランスの状況を見てきた。コロナへの潜在的な不安に加え … ［続きを読む］

火星探査にみる宇宙での米中覇権争奪

低地球周回軌道では、すでに「宇宙戦争」の端緒に

　中国の火星探査機「天問1号」は2020年7月23日、大型ロケット「長征5号」に搭載されて海南省の文昌宇宙発射場から打ち上げられ、予定軌道へ … ［続きを読む］

敗戦から75年目の夏――現在に突き刺さる浮浪児・満州・沖縄

新たな戦前を拒否する礎

　コロナ禍の中、敗戦から75年目の夏を迎えた。政府は、地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の配備を断念したことから、その代替案として … ［続きを読む］

「米国を操ったソビエトスパイ」の教訓

渡辺惣樹『第二次世界大戦アメリカの敗北』を読む

　日頃、自らを無知と思い、できるだけ多くの書物や論文に接しようと心掛けてきた。それでも、人それぞれ好みがある。筆者の場合、わかりやすく言えば … ［続きを読む］

Go To 反ナチス映画！　傑作『死刑執行人もまた死す』など渋谷で大特集

　反ナチス映画34本(！)が、東京のシネマヴェーラ渋谷で上映される(「ナチスと映画Ⅲ 忍び寄る全体主義の恐怖」7月25日～8月28日)。シネ … ［続きを読む］

忘却に抗う生存者、ドイツ内外から　強制収容所からの解放、裁き、継承

【9】ナショナリズム　ドイツとは何か／ダッハウ③　強制収容所跡を歩く

　ナショナリズムが最悪の形で現れたナチス・ドイツ。それを支えた強制収容所システムの中枢ダッハウについて、遺構にある史料館を2月11日午後に訪 … ［続きを読む］

香港国家安全維持法、怖いけれど、声をあげるしかない

「彼ら」に萎縮するなとは言えない。「私たち」や「私」に何ができるのか

　「香港国家安全維持法」が施行されてから、私は香港の知人に電話もメールもしていない。　知人のなかには、いわゆる民主活動家がいる。取るに足らな … ［続きを読む］

ヒッチコックの超傑作『バルカン超特急』――戦慄とユーモアの絶妙なカクテル

　前回論じた『三十九夜』と並ぶヒッチコック英国時代の最高傑作、『バルカン超特急』(1938、東京・シネマヴェーラ渋谷「ヒッチコック監督特集」 … ［続きを読む］

恐怖と魅惑のヒッチコック特集！　英国時代の最高作『三十九夜』

　新型コロナの影響で休業中だった各地の映画館が再開している。さて何を観ようか、と迷うことはない。まずは“映画の聖地” … ［続きを読む］

コロナ危機で加速する米中経済の分離／「冷戦」は「熱戦」に変わるのか？

第６部「トゥキディデスの罠―経済ナショナリストに率いられた大国間競争」（５）

　経済的・軍事的な台頭著しい中国に対抗し、ニクソン訪中以来の「関与政策」を終結させ、「競争政策」を始めたトランプ政権。その対中政策は、経済ナ … ［続きを読む］

コロナ禍で岐路に立つアニメーション（上）　リモートとアフレコの課題

制作スタッフへの緊急アンケートの結果から

　新型コロナウイルスの感染拡大長期化により、あらゆる産業が未曾有の経済危機に直面しているが、日本のアニメーションとて例外ではない。6月1日現 … ［続きを読む］

北朝鮮中枢、動静に迫る困難と「金正恩不在」の深淵

金正恩委員長「重体説」、その背景と影響を専門家が読み解く（下）

　北朝鮮の金正恩（キム・ジョンウン）・朝鮮労働党委員長の重病説が世界を駆け巡った。こうした「誤報」はなぜ起こるのか。前回に続き、元公安調査庁 … ［続きを読む］

火事場泥棒のような「宇宙基本計画（案）」意見募集

国民にとって切実な防災・防疫よりも軍事を優先する安倍政権の本質が丸見え

　「宇宙基本計画（案）」について意見募集のお知らせが内閣府から出た。締め切りは4月27日で、「不急」の行動を減らすべく緊急事態宣言を出してい … ［続きを読む］

感染経路の追跡アプリが世界で続々　そして日本は･･･

再論・キカイ音痴のマヌケな安倍政権

　3月25日付の米国の情報によると、ボストン小児病院とハーバード大学医学大学院は米国での新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の広がり … ［続きを読む］

トランプ、ツイッター更迭劇の狂乱

第１部「権力の掌握―ヘドロをかき出せ」（２）

　アメリカ・ファーストの外交は、トランプ大統領の強固な政権基盤によって成り立っている。ワシントン政界のアウトサイダー、トランプ氏がどのように … ［続きを読む］

植松聖被告は「控訴しない」と述べた

［178］横浜地裁・最終弁論、宮城県丸森町、沖縄・那覇……

2月19日(水)　朝9時に横浜地裁へ。神奈川県相模原市の津久井やまゆり園で起きた障害者殺傷事件の最終弁論の傍聴のためだ。今日で裁判は結審とな … ［続きを読む］

ロシアのスパイのやり口

FSBに拘束された経験者が語る「真実」

　警視庁公安部は2020年1月25日、ソフトバンクの営業秘密を不正に取得し、ロシア通商代表部の職員に渡した疑いで、同社の元社員を逮捕した。ど … ［続きを読む］

地政学からみた海底ケーブル

インターネット空間をめぐる覇権争い

　中東のイエメンでインターネットサービスを提供する会社（Global Cloud Xchange）が発表したところによると、2020年1月9 … ［続きを読む］

『冬時間のパリ』――デジタルをめぐる相反感情

　オリヴィエ・アサイヤス自身は、前稿で触れた『冬時間のパリ』の主題の一つ、今日の書籍のデジタル化という趨勢をどう考えているのか。インタビュー … ［続きを読む］

中国における「日本人スパイ狩り」の背景

陳文清氏の国家安全省トップ就任が意味するもの

はじめに　周知のように、近年中国において、日本人が相次いでスパイ容疑で拘束されています。インテリジェンス活動やカウンター・インテリジェンス活 … ［続きを読む］