ニューヨーク の検索結果

刑事確定訴訟記録の閲覧で判明　首相秘書の犯行動機と司法の怠慢

調査報道の未来

　安倍晋三元首相の秘書が政治団体・安倍晋三後援会の政治資金収支報告書に「桜を見る会」前夜祭の収支を記載しなかったとして政治資金規正法違反（不 … ［続きを読む］

ツイッターが押し広げた報道メディアの「脱中心化」と「個人化」〈連載第6回〉

旧来メディアのゲート・キーパー、議題設定機能と両立しない「プラットフォーム」

　海外では報道メディア界の急激な構造転換が進んでいる。莫大な資金力と最先端の技術力、破壊的な創造力と強力なリーダーシップを兼ね備える異端な企 … ［続きを読む］

【参院選を前にもう一度】「古い資本主義」へ逆戻り、岸田首相にはがっかりだ

ロンドン講演で明らかになった経済政策の「変節」

　参院選を前に経済政策に関する論考を再公開します。「新しい資本主義」を唱えていたはずの岸田首相が【自ら進むべき道をあえて閉ざし、新自由主義や … ［続きを読む］

アメリカ社会を50年後退させた連邦最高裁の決断──銃規制法と人工中絶

　5月24日に生徒19人と教師2人の死者を出したテキサス州の小学校銃乱射事件がきっかけとなり、そのおよそ1か月後の6月25日、アメリカで28 … ［続きを読む］

改正再エネ特措法の再確認　太陽光発電への規制最新動向

1 はじめに　令和2年6月12日に公布された、「強靱かつ持続可能な電気供給体制の確立を図るための電気事業法等の一部を改正する法律」（令和2年 … ［続きを読む］

アマゾンで労働組合結成の衝撃波

米アップルにも労組誕生　スタバは株主より従業員重視へ

　6月13日、神奈川県横須賀市でアマゾンの荷物を配達するドライバー10人が労働組合を結成した。10人は個人事業主（フリーランス）で、アマゾン … ［続きを読む］

「自民・公明vs民主党系政党」の枠組みに変化？ 熱を帯びない参院選で何が……

首相の政治意思が見えぬ自民、維新を注視する公明、野党のビジョンがぼやけた立憲……

　言うまでもなく、今週（6月22日）に公示され、7月10日に投開票される参院選は、昨年秋に発足して衆院選に勝利した岸田文雄・自公連立政権が、 … ［続きを読む］

SNS化する新たな戦争　フェイクニュースをめぐる攻防

戦争とメディア

戦場のインフルエンサー　みんな、今、私はベッドにいる。眠れないから動画を撮っている。ここはウクライナのキーウ。街中が大騒ぎになっている。どこ … ［続きを読む］

行き着いた戦争報道は「極化」　毀損した信頼回復に検証必要

戦争とメディア

　ウクライナ侵攻を機に戦争報道について考える。そこにひとつの巡り合わせを感じる。　2014年にキーウ（キエフ）のマイダン（独立広場）に集まっ … ［続きを読む］

バレーボールがもたらしてくれた縁

　最近、近くに住む同僚弁護士から、地域のバレーポールクラブに入らないかとの誘いを受けた。コロナ禍も落ち着きを見せてきて、少しずつ大人数が集ま … ［続きを読む］

シェイン・マガウアンのパンク精神──酒と生きてきた男の半生

アイリッシュ・パンクの創始者　世代的に、3つの音楽ジャンルの黎明期と立ち会ってきた。パンク、レゲエ、そしてヒップホップだ。　これらに共通する … ［続きを読む］

キーシンが奏でたショパンに込めたロシアの侵略戦争へのメッセージ

　5月20日、ニューヨークのカーネギーホールでエフゲニー・キーシンのピアノリサイタルが開催された。世界の一流の演奏家が招聘されるカーネギーホ … ［続きを読む］

イーロン・マスクの買収に揺れるツイッター

言論の自由とヘイトスピーチをめぐって

　2006年に登場し、いまやソーシャルメディアの代名詞ともなったミニグログサービス「ツイッター」。現在のアクティブユーザー数（1日あたり）は … ［続きを読む］

アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）のビジネス法の最新動向

SPAC、外資規制、労働、個人情報、債権回収、法人税導入……

１．はじめに　アラブ首長国連邦（以下、「UAE」という。）は、2021年12月2日に、建国50周年を迎えた。UAEでは、50周年のタイミング … ［続きを読む］

久米明さんを身近に感じる追悼展──地元・三鷹を愛した名優、名ナレーター

　久米明さんの名を聞くと、「鶴瓶の家族に乾杯」(NHK)のナレーションを思い浮かべる人も多いかもしれない。ユーモアたっぷりのあたたかい語りは … ［続きを読む］

日本の国力の衰退をあらわにした「報道の自由」ランキング71位の衝撃

メディアの「フォックスニュース化」と「忖度」の果てに

台湾、韓国のさらに下、第三ランクに　毎年公表される「国境なき記者団」（本部・パリ）による世界報道の自由度ランキングで、日本は180カ国中の7 … ［続きを読む］

「古い資本主義」へ逆戻り、岸田首相にはがっかりだ

ロンドン講演で明らかになった経済政策の「変節」

　ロンドンで5月5日講演した岸田文雄首相の言葉に、がっかりした人も少なくないだろう。格差是正や分配重視の経済成長を軸とする「新しい資本主義」 … ［続きを読む］

ウクライナの悲劇が告げる化石燃料の終焉と脱炭素世界の到来

日本は、ドイツの失敗とエネルギー政策への「神の啓示」をどう受け止めるのか

　驚くべきことにモスクワにあるカーネギー平和財団のコレスニコフ主任研究員は、米国の「フォーリンアフェアーズ誌」の4月の最新号で、「プーチンは … ［続きを読む］

スクール1期の開講中に迎えた政治の大転換／地方にも広がる女性議員を増やす運動

「女性のための政治スクール」30年の歩みから考えるジェンダーと政治【2】

　元参院議員の円より子さんが1993年に「女性のための政治スクール」を立ち上げてから来春で30年。多くのスクール生が国会議員や地方議員になり … ［続きを読む］

私って「社会不適合者」なの？　世間とのズレに悩む中で、合点がいったこと

なぜ、スウェーデン人の少女にひかれ、気候変動への抗議活動に参加したのか

　変わり者とは言わないまでも、極端にふれてしまうところがある。　対人関係がままならないことは承知していたが、特定の対象を過剰なまでに突き詰め … ［続きを読む］

「快感・フレーズ」1000万部の漫画家とリーマン６兆円債務清算人はなぜ軽井沢に住むのか？

新條まゆと富川久代が語る軽井沢の光と影と波乱の人生

　長野県軽井沢――。江戸時代、中山道の宿場町だったこの町は、明治以降、政治や経済、文化の重要人物が休暇を過ごしたり、重要な決定を下したりする … ［続きを読む］

ウクライナ侵攻は男の顔をしていた～ジェンダー平等で平和・自由な世界を築けるか…

「女性のための政治スクール」30年の歩みから考えるジェンダーと政治【1】

　元参院議員の円より子さんが1993年に「女性のための政治スクール」を立ち上げてから来春で30年。多くのスクール生が国会議員や地方議員になり … ［続きを読む］

新聞ジャーナリズムは、なぜテレビに駆逐されなかったのか〈連載第5回〉

クロスオーナーシップの共存体制が新規参入を阻んだ既存メディア

　今回から3回にわたり、新規参入を企てる勢力の国内報道メディア業界への影響について、ニュースの個人化と脱中心化という視点から検討していきたい … ［続きを読む］

「ロシアを悪者にすることは簡単」という河瀨直美さんは「公平」なのか

　反ロシア感情が西側社会に渦巻いている。ロシア映画はトロントやグラスゴーなどの映画祭から締め出され、タルコフスキーの傑作『惑星ソラリス』も著 … ［続きを読む］

支持率上昇のプーチンが「勝利宣言」する可能性は高い!?～マリウポリ陥落は時間の問題か

NATO陣営の後手に回る武器支援と誤算の多い対露制裁が招いた不幸

　4月18日、ロシア軍のウクライナ東部への攻撃は一段と激しくなり、ゼレンスキー大統領の首席補佐官は対ロ戦争が「第二フェーズ」に入ったと宣言し … ［続きを読む］

旧皇族の伏見宮家第24代当主・伏見博明氏が語った類いまれな歴史の証言

皇族復帰案で注目の旧宮家当主が語る皇族の暮らし、昭和天皇の思い出、上皇との交流…

　2021年末に「天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に対する附帯決議」に関する有識者会議の報告書が提出された。皇室の将来に直結する話題でも … ［続きを読む］

大局観と読みとプロフェッショナル

コロナ禍と盤上遊戯　２年前、新型コロナウィルスが流行し、緊急事態宣言が発令されたことに伴い、子どもたちの学校は休校となった。外出の自粛が求め … ［続きを読む］

グローバルメディアの脅威に国内メディアが採った迎撃・提携・差別化策〈連載第3回〉

昭和のマス・プロ式システムはすでにサンク・コスト化している

経営基盤が脆弱な国内報道が〈黒船〉に対して採り得る道　ウォール・ストリート・ジャーナル（WSJ）日本版の参入による国内報道メディア業界への影 … ［続きを読む］

ロシアとウクライナに世界宗教者平和会議が求める宗教間対話と核廃絶の願い

　ロシア軍のウクライナ侵攻が続いている。病院が標的にされ、幼い子どものいのちが犠牲になった。そのうえウクライナ国内の原子力発電所までもが砲撃 … ［続きを読む］

野村萬斎ラストメッセージ【下】――目指してきた劇場のレパートリー

シェイクスピア、『敦』、そして大作『子午線の祀り』へ

　世田谷パブリックシアターの芸術監督を3月末で退任する狂言師の野村萬斎は、この20年、「地域性、同時代性、普遍性」「伝統演劇と現代演劇の融合 … ［続きを読む］