市場 の検索結果

枝野幸男氏「消費減税訴えは間違い」発言は、野党全体に立ち位置と戦略の再考を突きつけた

その意味を各党が受け止められるかどうかで、今後の日本が変わる

つまみ食い報道で真意が歪められた発言内容　立憲民主党の枝野幸男衆議院議員が、自身が代表だった際の衆院選での消費減税の公約について間違いだった … ［続きを読む］

プーチンの侵略を止めるため、全乗用車の輸出禁止で国内支持の激減を

国際舞台からの排除だけでは足りない

G20首脳会議はロシアを名指しで非難しない共同宣言を採択　11月15、16の両日にインドネシアのバリ島で開催されたG20首脳会議はロシアによ … ［続きを読む］

「大盤振る舞い」と軍拡が招く、増税と日本経済の危機

吟味が必要な経済対策39兆円の使途、財界から苦言も

　岸田政権の総合経済対策は、支持率回復の狙いもあって大盤振る舞いが際立つ。一方では防衛費の膨張はたいして議論もないまま既定路線になりつつある … ［続きを読む］

ドイツは中国への依存リスクをどう乗り越えるのか

ショルツ首相の思惑とドイツの国内事情

　ドイツが中国との距離をめぐり揺れている。中国市場を頼みとするドイツ産業界の声を踏まえれば、中国における貿易投資の利益は無視しがたい。その一 … ［続きを読む］

「世界の3分の1がマイナス成長」IMF見通しが意味すること

私たちは「より貧しく安全でない世界に移行している」のか

　去る2022年11月13日、国際通貨基金（IMF）は世界経済見通しについて、インフレ抑制に向けた金融引き締めや中国経済の減速、サプライチェ … ［続きを読む］

人権DDガイドラインの概要と人権方針の策定に向けた検討事項

１ はじめに　2022年9月、「責任あるサプライチェーン等における人権尊重のためのガイドライン」（以下「人権DDガイドライン」という）が策定 … ［続きを読む］

食料・農業・農村基本法見直しのウソとまやかし

だまされないために知っておきたい本当のこと

　食料安全保障強化などを理由に食料・農業・農村基本法が見直される。しかし、間違った事実や前提の上に検討が行われれば、間違った結論しか出されな … ［続きを読む］

米国の最新版「国家安全保障戦略」の核は「人への投資」とグローバル化

民主国家群と専制国家群との大国間競争時代を強く意識

　バイデン政権は、2022年10月に国家安全保障戦略（National Security Strategy）を発表した。日本政府も2022年 … ［続きを読む］

「EV危機」脱出のカギは鳥取にあった

電気自動車市場に乗り遅れた日本は世界の孤児に　下請け企業はゲームチェンジに挑戦を

　日本と欧州・米国・中国のEV（電気自動車）の販売台数に大差がついている。下のグラフは世界のメーカー別販売台数（2021年）の上位20社を示 … ［続きを読む］

政治も経済も外交も習近平という独裁の危うさ　経済は？ 台湾は？

中国共産党大会を分析する

　第20回中国共産党大会はかつて見ない独裁体制を誕生させ閉幕した。部外者から見れば中国の様な市場経済を半ば取り入れた情報化現代社会と強権体制 … ［続きを読む］

胡錦濤氏と習近平氏　2人の総書記の真逆の“進退”が物語ること～中国共産党大会閉幕

世界から信頼され期待される国になれるかどうか……正念場にたつ中国

　5年に一度開かれる第20回中国共産党大会が10月22日に閉幕したが、その最終日の閉幕式で驚くべきシーンがあった。胡錦濤前総書記が、最重要案 … ［続きを読む］

「疑わしきを白日の下にさらす」役割を果たしたパナマ文書報道〈第4回〉

五輪招致疑惑でこの姿勢は貫徹されたのか？

国際経済事件の報道には知識のアップデートが必要　2020年東京五輪招致委員会による国際オリンピック委員会（IOC）委員の買収という五輪招致惑 … ［続きを読む］

新自由主義から脱却し、共同体的な価値の再考を～佐伯啓思氏に聞く（下）

表層的な「近代」と経済一辺倒の果てに行き場を失った個人

　思想家・佐伯啓思さんに聞く「アベノミクスとは何だったのか」（上）では、山上事件や経済思想、保守思想を通してアベノミクスを歴史的に位置づけて … ［続きを読む］

「改悪」の結末が透ける食料・農業・農村基本法見直し

保護農政への揺り戻し図る農政トライアングルと「お墨付き」のためだけの審議会

　食料・農業・農村基本法の見直しが1年かけて行われることになった。同法に基づく食料・農業・農村政策審議会にこれまでの基本法の運用や問題点を検 … ［続きを読む］

ニュース使用料に広がる法整備　メディア自身の改革こそ急務

プラットフォームは敵か味方か（下）

　「ニュース使用料」の議論が熱を帯びている。地球規模で拡大を続けるプラットフォームと、地盤沈下が著しいメディア。ニュース使用料を巡る圧倒的な … ［続きを読む］

デフレ脱却と成長を成し遂げられなかった安倍政権は、何を「保守」したのか～佐伯啓思氏に聞く（上）

相矛盾した「第一の矢」と「第二の矢」、そして失敗した「第三の矢」

　今回、「アベノミクスとは何だったのか」シリーズにご登場いただくのは、政治、経済を中心に評論活動をおこなっている社会思想家であり、有力な保守 … ［続きを読む］

『ロシアのなかのソ連』が描く「謎の大国」の素顔

　あるロシア文学者から聞いたのですが、今年の2月にロシア軍がウクライナ侵攻を始めた時に、今年度のロシア文学の履修者が少なくなると悲観したそう … ［続きを読む］

優越的な地位が強いる不均衡　契約是正に向けたアプローチ

プラットフォームは敵か味方か（中）

　オンラインでの取引やデジタルサービスは、日常生活に欠かせないが故に、その付き合い方について考えることは意味があろう。オンラインプラットフォ … ［続きを読む］

アベノミクスの失敗が呼び込んだ電気代・ガス・ガソリン代の高騰

公費投入による価格抑制は、リスク対策を怠った企業を救済する愚策だ

連発される泥縄の価格抑制策　岸田文雄首相は、10月12日に電気事業連合会会長ら電力業界の幹部らと会談し、電力会社への支援金によって、値上がり … ［続きを読む］

プラットフォームと報道の共存は　資金提供の豪州、一つのモデルに

プラットフォームは敵か味方か（上）

　世界各国で、新聞を中心とした報道機関の経営が困難になっている。部数減に加え、広告収入の減少が大きな理由だ。そんななか、オーストラリアでは2 … ［続きを読む］

JR貨物の知られざる「不都合な真実」

30年以上も収益にゲタをはかせてきた「回避可能経費」のからくりとは

ローカル線と並ぶもうひとつの未解決課題　鉄道150年の歴史で、国鉄分割民営化は最も大きな出来事のひとつであった。しかし、国鉄の長年の重荷であ … ［続きを読む］

太陽光発電設備が屋上にある建物のSPCによる取得と資産流動化法の他業禁止規制

1. はじめに　資産の流動化に関する法律(以下｢資産流動化法｣という。)における特定目的会社（SPC）は資産の流動化のために設立される特別目 … ［続きを読む］

ある企業法務弁護士のキャリア　縁と運に導かれて

　普段の業務、採用活動、大学講師などの様々な場面で、なぜ弁護士？なぜ企業法務？なぜこの分野？といったキャリアに関する質問を受けることがある。 … ［続きを読む］

食料・農業・農村基本法見直しの背景はなにか

政治に翻弄された農政の軌跡から見えてくる揺り戻しの正体とは

　食料安全保障の強化や1次産業の成長産業化などを理由に、食料・農業・農村基本法が見直されることになった。これまで、農政は政治と圧力団体に左右 … ［続きを読む］

止まらない円安、日本経済の弱さをどうするのか

基本は賃上げ、真の「新しい資本主義」実現を

　岸田首相は10月3日の所信表明演説で「物価高への対応に全力をもって当たり、日本経済を必ず再生させます」と述べたが、迫力も説得力も感じられな … ［続きを読む］

ロシアのウクライナ侵攻の意図せぬ結果～ポーランドとウクライナ6カ月の友情

オレクシー・ゴンチャレンコ南部オデーサ州選出のウクライナ最高会議議員。ウクライナ国内の地方都市に広がる語学無料講座とボランティア活動のネット … ［続きを読む］

イタリアに誕生する極右政権は欧州の波乱要因となるのか

メローニ党首の三つの顔とイタリア経済

　よりにもよって、この未曾有の危機のさなかに極右政権か――世界中の誰もがそう思う。ロシアとの戦争の真只中にある欧州に、今、最も必要とされるの … ［続きを読む］

ヨーロッパ女性リーダーの系譜とイギリスの新首相

英国３人目の女性首相になったトラス氏、市場関係者には懸念も

　2022年7月10日、ボリス・ジョンソン首相の辞任表明を受け、リズ・トラス氏は保守党党首選挙に出馬、9月5日に結果が発表され、8万1326 … ［続きを読む］

新型コロナと行動制限：公衆衛生倫理から考える（後編）

「正しい／正しくない」「よい／悪い」の相互調整　自由で平等な社会の実現のために

　後編では、「正しい ／正しくない」とは別の倫理的判断である「よい／悪い」について論ずる。まず、「よい／悪い」とは目的に照らした価値判断であ … ［続きを読む］

「賄賂額」と「経済波及効果」　五輪をめぐる二つのあやふやな数字〈第3回〉

スポンサー新聞社は垂れ流し報道を反省し検証を

公正市場価値の視点からみた「賄賂」　前回の記事で2020東京五輪招致委員会関係者が国際オリンピック委員会（IOC）関係者に賄賂を渡したとされ … ［続きを読む］