田中秀征 の検索結果

新型コロナがパンデミック。WHOは今こそエりをただせ！

科学的判断より対中国の政治的判断を優先？初動の非を率直に認めてこそ活路が

　世界保健機関（WHO）は3月11日、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大について、ようやく「パンデミック」であるとの認識を示した。この期に … ［続きを読む］

新型コロナで非常事態。前面に出た安倍首相がするべきこと

検事長定年延長や「桜を見る会」で急速に目減りする支持の反転こそが急務

　「文化・スポーツイベントの自粛」に続いて「全国すべての小中高校の休校要請」。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、安倍晋三首相が打ち出す国民 … ［続きを読む］

検察人事に待った！奇怪な黒川東京高検検事長の定年延長

政権に都合のいい恣意的な人事・法解釈がまかり通るようだと国家社会は成り立たない

　新型コロナウイルスや新型肺炎の感染が世間の耳目を集めていた1月31日、安倍晋三内閣は東京高検の黒川弘務検事長の任期を、特例として半年間延長 … ［続きを読む］

新型肺炎で中国は変われるか？

李文亮医師の警告をデマと断じた中国。政治的思惑優先の対応を克服できるか

　新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。死者数はすでに2003年のSARS（重症急性呼吸器症候群）を超えたが、依然、増加が続いている。　 … ［続きを読む］

1冊の「危険な読書」が人生と世界を変える

本の迷宮に誘われたような愉悦感　2019年の統計がまだ発表されていないので不明だが、出版物の2018年の売り上げは最盛時1996年の約2兆6 … ［続きを読む］

蔡総統再選をもたらした台湾“民衆”の賢さと強さ

中国との距離を問う選挙で中国と「最も距離の遠い人」を圧勝させた台湾の人々

　台湾総統選挙が1月11日に投開票され、与党・民進党の現職の蔡英文総統が再選を果たした。2位の最大野党・国民党の韓国瑜氏（高雄市長）の552 … ［続きを読む］

かんぽ不正が示した天下りの闇とチェック機能麻痺

平成時代にいっそう進行した天下りという宿痾。高市早苗総務大臣には徹底調査を期待

　それは、まるで裁判官が検討中の判決内容を、一番教えてはならない被告に逐一報告をしていたような話だ。　周知のとおり、日本郵政グループが、傘下 … ［続きを読む］

中村哲医師は正しかった。衝撃の米国アフガン記録

「自衛隊派遣は、当地の事情を考えると有害無益です」と断言した姿に感動した日

アフガニスタンで失敗したアメリカ　　12月14日、NHKはアフガニスタン問題に関する極めて重要なニュースを伝えた。これを追いかける新聞報道を … ［続きを読む］

消化不良の臨時国会。安倍首相の責任と野党の弱さ

説明責任を果たさない首相。内閣不信任案を出せない野党。国民の不信は高まるばかり

　10月4日に召集された臨時国会は12月9日、67日間の会期を終えて閉会した。第2次以降の安倍政権のもとでの臨時国会としては2番目の長さだっ … ［続きを読む］

突出して「強運の人」だった中曽根元首相

長寿に恵まれ、時代の転換期に表舞台に立ち、自民党の党内事情も追い風に

　中曽根康弘元首相が101歳という長寿を全うして鬼籍に入った。しかも、今までただ生きていたわけではない。最期まで一定の政治的影響力を維持し、 … ［続きを読む］

香港区議選の民主派圧勝と香港人権法成立で中国は

民主派の要求を阻止するのは至難の業。日本の国会も明確な意思表示を

　世界の注目を集めた香港の区議会選挙（11月24日）は、民主派が全452議席の8割以上の385議席を獲得する、歴史的な勝利をおさめた。この結 … ［続きを読む］

現代版「醍醐の花見」の節度なき招待者800人

歴代最長の安倍政権は文書の破棄に逃げず、「桜を見る会」の問題点を徹底検証すべし

　安倍晋三首相が主催する「桜を見る会」をめぐる騒動は、首相自らが「来年度中止」の決断をしたにもかかわらず、収まる気配が見えない。朝日新聞の世 … ［続きを読む］

ベルリンの壁崩壊から30年後の世界

冷戦が閉じ込めていたナショナリズムとグローバリズムという猛獣が暴れるなかで……

  11月9日はベルリンの壁崩壊から30周年の日であった。すぐに思い出すのは、宮沢喜一・元首相が当時、私に言った言葉だ。　「自分の … ［続きを読む］

萩生田文科相「身の丈」発言はケガの功名だが……

問題だらけの英語の「民間試験」見送りは朗報だが、検証するべきはほかにあるのでは

　萩生田光一文部科学相は11月1日の記者会見で、2020年にスタートする大学入学共通テストで予定されていた英語の「民間試験」の導入を見送り、 … ［続きを読む］

小沢一郎「細川政権があと1年続いていれば…」

（19）1993年、非自民連立政権樹立の舞台裏

自民党下野、細川政権誕生　保守合同のあった1955年以来38年間続いた自民党一党支配体制が初めて崩れる日がやって来た。　その日は日本政治に関 … ［続きを読む］

激烈さを増す“雨台風”への長期戦略

地球温暖化対策にくわえてわれわれに突きつけられている課題とは

　相次いで日本を襲った台風や豪雨によって日本の一部地域が大きな被害を受け、避難生活を強いられる人々も増えている。たとえば10月25日に千葉県 … ［続きを読む］

小沢一郎「必ず天下を取ってみせる。心配するな」

（18）竹下派分裂から自民党離党、そして政界再編へ。二大政党政治への強い思い

竹下派分裂～細川政権誕生　小沢一郎の人生と戦後日本政治の流れの大きな屈曲点となった1992年、93年の出来事についてはその経緯を改めて記して … ［続きを読む］

自民が城で公明は石垣。連立20年で一蓮托生に

小選挙区と自公連立で激変した自民の選挙構造。この関係を公明はどういかすか

　早いもので、自民党と公明党が連立を組むようになって、この10月5日で20年を迎えたという。このことについて前日の4日、安倍晋三首相は「平成 … ［続きを読む］

統一会派を結成した野党が次にするべきこと

根が深い有権者の野党不信を払拭するためには清新な人材が主導する必要がある

　秋の臨時国会は10月4日に召集され、12月初旬まで続く見通しとなっている。この会期中は、10月22日の「即位令正殿の儀」、11月14日の「 … ［続きを読む］

福島原発事故、東電よりも罪が重い原子力行政

東電旧経営陣無罪判決を見て感じた裁判が焦点を当てきれていない論点

　2011年3月に発生した東京電力福島第一原発事故をめぐり、業務上過失致死傷罪で強制起訴されていた東電の旧経営陣3人に19日、東京地裁がいず … ［続きを読む］

「安倍新体制」に盛り上がりなし

“人気者”の小泉進次郎氏の初入閣も弾みにならず。はずされた石破氏はどうする？

　安倍晋三首相が「安定と挑戦」を掲げた第4次再改造内閣が9月11日、発足した。ただ、“人気者”の小泉進次郎氏が環境大 … ［続きを読む］

北朝鮮の短距離弾道ミサイルは許されない

ミサイル発射実験への反応が弱い国際社会。トランプ米大統領の言動には疑問だらけ

　北朝鮮が7月25日から8月24日までの1カ月間で7回、日本海に向けて飛翔（ひしょう）体を発射。7回目の直後、日本政府は飛翔体を「弾道ミサイ … ［続きを読む］

昭和天皇の“肉声”文書と“大見識”の田島道治氏

「どうしても」の反復から浮かぶ戦争の「反省」への強いこだわり

公開された昭和天皇と初代宮内庁長官のやりとり　8月19日、占領期における昭和天皇の発言を記す「文書」の一部が、NHKから報道各社に公開され、 … ［続きを読む］

日韓問題の核心は“文在寅大統領問題”

ちらつく“悪しきリベラリスト”の影。国内問題を国際問題化する政治手法にも危うさ

思想・行動と結びつく政治家の“性格”　私は韓国の文在寅大統領の言動を、2年前の就任以来、格別の関心をもって観察してき … ［続きを読む］

「山本太郎政権」もあり得るか？

「政治的期待」を集める単騎出陣。全力疾走すれば人材・支持は集まってくる

明るくたくましかった山本太郎氏　今から6年前の2013年、参議院東京選挙区への立候補を決めた山本太郎氏に会って話をしたことがある。東日本大震 … ［続きを読む］

いかがわしい議長交代発言。さあ憲法をどうする　

自民党幹部の改憲シフト発言が波紋。小賢しい策は必要な改憲もできなくする？

「自衛隊を憲法上、認知しておくべきだった」　「米軍の占領が終わる前後に、自衛隊を憲法上、認知することにしておくべきだった」　これは、宮沢喜一 … ［続きを読む］

台風の目の中？でおこなわれた参院選

内政、外交の課題山積なのに投票率50％割れ。野党への不満を集めた山本太郎氏に注目

低投票率、不完全燃焼の選挙　内には増税や年金問題。経済の先行きも不透明。外を向けば外交課題が山積。これほど内外情勢が緊迫しているなかで迎えた … ［続きを読む］

今も生きる新党さきがけの五つの理念

争点なき参院選だからこそ、あらためて吟味してみたい各党の政治理念

夏が来ると思い出す「大政変」のこと　参院選たけなわである。　毎年、この季節になると、私は1993年の「大政変」を思い出す。ことに国政選挙が施 … ［続きを読む］

トランプ大統領の安保改定という変化球

来年は日米安保条約の改定から60年。日米安保のあり方を検討する契機にしては

日米安保条約改定の必要性に言及したトランプ氏　G20大阪サミットは6月29日、首脳宣言を採択して閉幕した。　このサミットは、まさしくトランプ … ［続きを読む］

細川さんを都知事選に駆り立てた3・11後の日本

元参院議員・円より子が見た面白すぎる政治の世界⑮政治から引退したはずが……

神戸視察の日に起きた阪神大震災　「平成」という時代は、大きな災害が頻発した時代であった。 　1995年1月17日の月曜日。私は参議院法務委員 … ［続きを読む］