裁判員裁判 の検索結果

特捜検事の証拠改ざんはこうやって明るみに出した

　大阪地検特捜部の検事が証拠品に手を加えて改ざんしていた――。２０１０年９月２１日、特ダネ記事が朝日新聞の一面に掲載された。その記事は、刑事 … ［続きを読む］

ガラパゴス検察のままで生き残れるのか

古西洋

　外の世界とは隔絶されたまま独自の発展を遂げたものを「ガラパゴス的」と表現することがある。世界標準から外れた日本の携帯電話に対して使われるこ … ［続きを読む］

検事総長に就任した笠間治雄さん《記者会見一問一答詳録》

　東京高検検事長だった笠間治雄氏が２７日、検事総長に就任し、同日夕、記者会見を開いた。　　▽筆者：小松隆次郎　　▽写真：安冨良弘　　▽この記 … ［続きを読む］

引責辞職の大林検事総長「一連の事件にけじめ」《記者会見一問一答詳録》

　大阪地検特捜部による一連の不祥事の責任をとって、大林宏検事総長（６３）が２７日、任期半ばで辞職した。記者会見で大林氏は「痛恨の極み」と事件 … ［続きを読む］

「取り調べ一部可視化」は検察の骨抜き策

　これは検察の罠だ。３日付毎日新聞の朝刊１面トップの記事を読んでそう思った。「特捜一部可視化へ　最高検が最終調整」という見出しで、最高検が年 … ［続きを読む］

国民が参加し下した死刑回避の結論

古西洋

　裁判員裁判で初めて、「死刑にしない」という判決が出た。大化の改新にまでさかのぼる日本の裁判制度は、陪審制の実施された戦前の一時期を除いて一 … ［続きを読む］

２女性殺害事件・私が裁判員だったら……

緒方健二

　死刑判決が十分にあり得る事件の裁判で、もし私がその裁判の裁判員だったらどうするか。裁判員制度が昨年５月に始まったときからずっと考えているこ … ［続きを読む］

暴言警察官で警察に降りかかった火の粉

緒方健二

　大阪地検特捜部主任検事による証拠物改ざん事件を警察がどう見ているかを前回書きました。さまざまな受け止め方はあるものの、全体としては「対岸の … ［続きを読む］

川崎英明教授に聞く　検察審査会の権限を起訴審査にまで拡大を

　小沢一郎・民主党元幹事長に対する検察審査会の起訴議決は、国民の間に賛否両論を巻き起こした。折しも、検察は、証拠改ざんなど前代未聞の不祥事で … ［続きを読む］

小沢起訴議決　検察不信の中で検察審査会の役割強化論も

　小沢一郎・元民主党幹事長を被告人席に着かせることを選択した東京第五検察審査会の起訴議決。有権者から選ばれた審査員は、大物政治家の刑事責任の … ［続きを読む］

《石川達紘弁護士》 若手検事の告発が救い　検事総長以下幹部は辞職を　検事は職人精神に戻れ

　大阪地検特捜部が郵便不正事件で押収した証拠品のフロッピーディスク（ＦＤ）のデータを改ざんしたとされる事件で、最高検は、主任検事の前田恒彦容 … ［続きを読む］

断罪された特捜検察の捜査、検察は「失敗の検証」を急げ

　大阪地裁は2010年9月10日、郵便割引制度をめぐる偽の証明書発行事件で虚偽有印公文書作成・同行使罪に問われた村木厚子元厚生労働省雇用均等 … ［続きを読む］

検察の不調の原因は？ 検察は法執行機関の要として構造的、組織的な犯罪摘発のコーディネーターになるべき

　制裁システムの要、検察の不調が続いている。小沢一郎・前民主党幹事長の政治団体の政治資金規正法違反事件の捜査では一部のメディア、検察ＯＢから … ［続きを読む］

裁判員法廷――信用されなかった「自白」調書

古西洋

　その日がついにやってきたというべきか。　検察官が証拠として法廷に提出した被告の「自白」調書が、信用できないという理由で、裁判員裁判の場で退 … ［続きを読む］

歩道橋事故の刑事処分　検察に「密約」はなかったか

野呂雅之

　９年前の夏、兵庫県明石市で起きた歩道橋事故で、４度にわたる神戸地検の不起訴処分を経て今春、当時の明石署副署長が業務上過失致死傷罪で起訴され … ［続きを読む］