セーフティーネット の検索結果

中島岳志の「野党を読む」（３）山本太郎

２年前の「枝野幸男ブーム」と今の「山本太郎ブーム」。何が同じで何が違うのか

7月7日の選挙イベント「野党はどう闘うべきか」のお知らせです。長期化する安倍政権に対抗し、野党は今夏の参院選で何を掲げ、どう闘うのか。年金改 … ［続きを読む］

「年金は100年安心」に終止符を

公的年金をなくせば小さな政府論者の思うつぼ。年金目減りを前提として現実的議論を

「働け」「倹約しろ」「投資しろ」　以前、『「老後は持ち家」は今や昔。年金より住宅を！』で、こう書いた。　年金について、政府はもっと正直に呼び … ［続きを読む］

「老後2000万円不足」の真犯人（下）

退職金も企業年金も揺らいでいる。「退職給付難民」の増加にどう向き合うのか

＊この記事は『「老後2000万円不足」の真犯人（上）』の続編です。めぐまれた高齢者を前提とした報告書　金融庁の報告書は物議をかもしたが、現実 … ［続きを読む］

中島岳志の「野党を読む」（２）玉木雄一郎

同郷の大平元首相を尊敬し、宏池会の穏健保守を掲げ国民民主党の代表になるが…

選挙イベント『2019夏　与野党激突！』のお知らせ　夏の参院選が近づいてきました。安倍首相が衆院解散を断行し、衆参同日選挙になる可能性も指摘 … ［続きを読む］

中島岳志の「野党を読む」（１）枝野幸男

右派イデオロギーとは異なる「保守」にこだわる原点は、新党さきがけにある

昨年9月から連載してきた「中島岳志の自民党を読む」に続き、今回から野党編が始まります。これまでの連載に大幅加筆したものは、スタンドブックスか … ［続きを読む］

アメトークの西成ネタを考える

「やばい」「こわい」という言説はどこから来て、どこへいくのか。

 　4月18日に放送されたテレビ朝日の人気バラエティー番組「アメトーーク！」の最後に謝罪文が映し出された。2月に放送された「高校中 … ［続きを読む］

｢エイジレス社会｣の働き方

求められる適切な｢社間距離｣

｢定年退職｣か｢定年退社｣か　政府の未来投資会議は、企業の継続雇用年齢を65歳から70歳に引き上げる方針を示している。希望する高齢者がより長 … ［続きを読む］

[28]移民社会・日本に「公正住宅法」が必要だ

米・住宅省によるFacebook提訴に学ぶ

　今年4月1日、外国人労働者の受け入れを拡大する「出入国管理及び難民認定法及び法務省設置法の一部を改正する法律」（改正入管法）が施行された。 … ［続きを読む］

中島岳志の「自民党を読む」（８ー完）小泉進次郎

米国の強い影響、自助を強調。父・純一郎氏と同じタイプの息子に欠けているものは…

ヴィジョンの全体像を示した著書がない　将来の首相候補と言われる小泉進次郎さん。父は言わずと知れた小泉純一郎元首相です。　自民党の若手でありな … ［続きを読む］

【６】トランプ大統領が反転攻勢。落とし穴は……

「ロシアとの共謀はなかった」に勝ち誇るトランプ氏。「追い風」はいつまで吹くのか

久々のDrain the Swamp！コール　1年10カ月に及んだ「ロシア疑惑」の捜査が終わった。「ロシアとの共謀はなかった」とした結果は大 … ［続きを読む］

韓国　貧困に苦しむ高齢者たち

貧困の中で必死に生き抜くお年寄りたち。文在寅政権は急速な高齢化にどう向き合うのか

ついに1を割り込んだ出生率　0.98。　韓国の2018年の合計特殊出生率（暫定集計）だ。1月25日に配信した記事「出生率1.05　正念場の韓 … ［続きを読む］

いまも暴力団員をしている理由（下）

50代以上が4割以上と進む高齢化、更生させたうえでのセーフティーネットを

　では今現在、このような反社会的存在が許されない時代においてなお、暴力団員になりたい人間、特に若い人はいるのでしょうか。聞いてみました。　「 … ［続きを読む］

「公正な社会」への国際連帯を目指せ

クリーンエネルギーが経済的格差を是正する

　トランプ大統領の登場は国際関係に大きな衝撃を与えている。米国第一主義の下で保守的なポピュリズムが強大化し、グローバリズムが退潮し、同盟は危 … ［続きを読む］

日本からは見えにくい中国経済の本質

減速し始めたという悲観的な見方だけでいいのか

　3月5日から2019年の全人代が始まった。今回は昨年二つのサプライズ（国家主席の任期制限の撤廃、2期目の改革プランの未公表＜後述＞）があっ … ［続きを読む］

中島岳志の「自民党を読む」（６）加藤勝信

安倍家と家族ぐるみ。安倍内閣で一気に出世。安倍的パターナリズムから脱却できるか

加藤六月の娘婿、ポスト安倍に急浮上　昨年の自民党総裁選後に、自民党総務会長に就任した加藤勝信さん。着任直後の10月5日、読売新聞に「ポスト安 … ［続きを読む］

「老後は持ち家」は今や昔。年金より住宅を！

年金の半分が住居費に消えていく。持ち家前提の住宅政策の転換なしに老後の安心はない

安心できる老後って？　2019年度の年金支給額が実質的に抑制されることを、厚生労働省が1月18日に発表した。　世の中の景気はよく、賃金も上が … ［続きを読む］

便利になるフリーランスの税務申告

「日本型記入済み申告制度」導入へ

　働き方改革で増加が予想されるフリーランス、さらには副業サラリーマンにとって、もうすぐ始まる税務申告は頭痛の種だが、グッドニュースがある。　 … ［続きを読む］

中島岳志の「自民党を読む」（５）岸田文雄

当たり障りのないことを言う天才。何をしたいのかが極めて不明瞭。本当にリベラルか？

敵を作らず地位獲得。何をしたいのか不明瞭　安倍内閣では外務大臣を長期間つとめ、総理候補として名前が挙がる岸田文雄さん。2018年には自民党総 … ［続きを読む］

[24]年越し派遣村10年。今考える成果と限界

　2008年の年末から2009年の年始にかけて、日比谷公園に開設された「年越し派遣村」は日本社会に大きなインパクトを与えた。　あれから10年 … ［続きを読む］

中島岳志の「自民党を読む」（４）河野太郎

リベラルを志向しつつも、政策の中核は新自由主義。父からの自立を意識しすぎ？

「ごまめの歯ぎしり」で積極発信　現在、安倍内閣の外務大臣として活躍中の河野太郎さん。以前にも2015年10月から翌年8月まで、安倍内閣で国家 … ［続きを読む］

[23]貧困を悪化させるGW10連休

福祉と労働の現場への影響は看過できない

　11月13日、政府は天皇の代替わりに伴い、新天皇が即位する2019年5月1日と「即位礼正殿の儀」が行われる同年10月22日を、その年一回限 … ［続きを読む］

企業主導型保育所の「突然の休園」で見えたこと

保育士が一斉退職。世田谷区はどう動いたか

 保育士が一斉退職、突然の休園　世田谷区で、突然の「保育園休園」という話が飛び込んできたのは10月末日のことでした。「上北沢にある … ［続きを読む］

中島岳志の「自民党を読む」（１）石破茂

安倍首相に対抗するには夫婦別姓やLGBTなど価値観の問題で姿勢を鮮明にすべきだ

中島岳志（なかじま・たけし） 1975年、大阪生まれ。大阪外国語大学卒業（ヒンディー語専攻）。京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博 … ［続きを読む］

税金とは investment（投資）だ

北欧モデルは徹底した情報公開による「信頼」の上に成り立っている

　「高福祉・高負担・高幸福度」の北欧モデルのもとで暮らす人々は、「高負担でも幸せ」ということなのか。　大半の人が所得税を納め、日本の消費税に … ［続きを読む］

学校給食無償化は辺野古新基地の容認にならないか

子どもの貧困と名護市の再編交付金予算について思うこと

　「子どもの貧困問題の解消なくして、沖縄の将来の希望はない」　これは『沖縄子どもの貧困白書』（沖縄県子ども総合研究所編、かもがわ出版、201 … ［続きを読む］

多様化する働き方にあった税制とは

納税者の利便性、税の公平性を保つため、新たな制度を提案する

喜んでばかりはいられない働き方改革　今国会で働き方改革法が成立した。わが国の代名詞といえる長時間残業が、罰則付き上限規制の導入ということで見 … ［続きを読む］

④野党再編のキーマン 神津里季生・連合会長

安倍政権との距離感で揺れる連合。「財政」でどのような役割を果たすのか

「暮らしの底上げ」こそ財政健全化の意義　今回は連合の神津里季生会長にご登場いただく。　連合会長がニュースに登場する機会はたいへん多い。最近で … ［続きを読む］

安倍政権、財政再建やる気なし

「社会保障と税の一体改革」を放棄し、財政再建目標を５年先送り

　　政府が6月にまとめる骨太の方針で、財政再建目標の「5年先送り」を決める見通しになった。まず確認しておきたい。これは「目標の微修正」程度の … ［続きを読む］

[16]セーフティネットとしての公営住宅とは？

県警OBが督促する富山、社会福祉士が支援する群馬

　昨年4月19日に改正住宅セーフティネット法が成立して、1年が経過した。この法改正は、高齢者、障害者、低額所得者など、一般の賃貸住宅市場で住 … ［続きを読む］

［書評］『誰も書かなかった老人ホーム』

小嶋勝利著

介護をめぐる諸問題を剔抉する書　　　先月、両親を老人ホームに入所させた。85歳と86歳、ともにアルツハイマー型認知症で、要介護1の判定が出て … ［続きを読む］