日経新聞 の検索結果

反腐敗策の四つの経路

ロビイ活動、多国籍企業、テロ活動への規制と人権保護

　2021年3月17日付の「日本経済新聞電子版」は「日本の接待規制、国際標準に遅れ　米欧は透明化徹底」という興味深い記事を配信している。この … ［続きを読む］

日本によるアフリカ最大規模の天然ガス開発に赤信号【上】

「イスラム国」がついに三井物産などの事業を停止させる

　安倍政権下で、日本政府と三井物産などが進めてきた、サハラ以南「アフリカ最大」と謳われてきた官民連携による大型開発事業のほとんどすべてが、巨 … ［続きを読む］

『大学教授、発達障害の子を育てる』の著者・岡嶋裕史氏に聞く(上)

「健常児と発達障害児を何でもかんでも混ぜればいい、という考えには反対です」

他者に無関心な学校大嫌い少年は、各社編集者が人柄を絶賛する著者に　本来ならプロ野球開幕にあわせた企画をやるべき本欄ですが、自分が10年以上も … ［続きを読む］

資生堂とカネボウの世紀の歌合戦は〝平時の軍歌〟の応酬だった!?

【35】小椋佳「揺れる、まなざし」

　先の戦争から75年、日本の歌謡曲は、戦争からもっとも遠い存在であり続けていると思われがちだが、それは大いなる誤解である。　実は、戦後歌謡界 … ［続きを読む］

日米ロで広がる陰謀論の裏側／下

ゲーム感覚で情報をもてあそぶことに娯楽性さえ感じる人々

　2011年9月24日、当時、ロシア大統領だったドミトリー・メドヴェージェフは与党の大会で、次期大統領選に出馬せず、ウラジーミル・プーチンを … ［続きを読む］

明るさが見える2021年の世界経済動向　これはバブルなのか？

各種指標や予測から考える

　国際通貨基金（IMF）は4月6日に発表する最新の世界経済見通し（WEO）で予測を上方修正するとしている。前回1月時点では2021年は5.5 … ［続きを読む］

日銀によるETF購入が日本の企業をダメにしている

運用会社の責任を問う

　日本銀行は2021年3月19日、金融政策決定会合で、指数連動型上場投資信託受益権（ETF）の購入額について、原則年6兆円の目安をなくし、上 … ［続きを読む］

サイバースペースにおける「言論の自由」の社会実験の失敗／下

Qアノンと日本発の匿名掲示板カルチャー【6】

　ゲーマーゲート事件で、アメリカの匿名掲示板に分岐点が生じたと書いた。そして、西村博之氏がオーナーになって、日本基準ともいえる自由放任主義の … ［続きを読む］

反知性主義の極みをさらけ出す五輪聖火リレー

「主権者のいない国」の空虚はもうこれ以上隠せない

　3月25日、東京五輪の聖火リレーが福島県から始まった。　SNSを通じて流れてきたリレーの模様を伝える映像は、なかなかに驚くべきものだった。 … ［続きを読む］

ネット右翼を改めて分析する

普通の人々が暴走するワケ

　特にここ十年、私は差別的な言辞を繰り返すネット右翼は社会的底辺ではなく中産階級である、と主張してきた。彼らは大都市や郡部に限らず小規模・零 … ［続きを読む］

権力と一体化する司法記者クラブと、マスコミ業界内のズブズブの関係

「特ダネ」誘導と同調圧力が利用される

　記者クラブ問題ではしばし情報源と記者クラブのもたれ合いや癒着の構造が取り上げられる。ここでは筆者が経験した「貿易記者会」を利用した総合商社 … ［続きを読む］

「国際防衛展示会・会議」（IDEX）が教えてくれる武器輸出の現状と課題

丹念に研究しリアル・ポリティーク分析につなげよ

　国際政治を分析すれば、だれしも冷酷な「力の論理」が働いていることがわかるだろう。だからこそ、現実世界の厳しい権力闘争である「リアル・ポリテ … ［続きを読む］

オーストラリアのプラットフォーマー規制問題の本質

ターゲティング広告規制の必要性

　オーストラリア上下両院は、2021年2月25日、フェイスブックやグーグルなどのデジタルプラットフォームがその画面や検索結果にコンテンツをリ … ［続きを読む］

コロナバブルの崩壊に備える議論を

消費税だけではない「ポストコロナ」の新たな税制

　世界の株式市場で「コロナバブル」が生まれている。厄介なことにこの状態は当面続くと見られ、そのあとにはバブル崩壊が世界経済を直撃する可能性が … ［続きを読む］

「政治の失敗」が招いた専門学校生5人の宿泊拒否

取り繕いのためにさらに差別的な政策を繰り出す自民党

　福岡県のホテルが専門学校生5人の宿泊を拒否していたことが明らかになった。5人は寮で暮らしていたが、その寮で新型コロナウイルスの感染者1人が … ［続きを読む］

電子化されたワクチン接種証明書（ワクチンパスポート）の必要性

オリンピック開催を実現したいのであれば、日本政府が考慮すべき喫緊の課題だ

　厚生労働省のひどさはその人権軽視にあることはすでに拙稿「COCOAの失態は人権軽視の日本人官僚の「腐敗」の結果か？」で指摘した。この人権軽 … ［続きを読む］

フランスにおけるバーチャルオンリー型株主総会の解禁に関する最新動向

フランスにおけるバーチャルオンリー型株主総会の解禁に関する最新動向　　 弁護士・フランス共和国弁護士・NY州弁護士菅　悠人　　新型 … ［続きを読む］

コロナ禍が続くほど株価は上がる？「最大のリスクはコロナ終息」というモラルハザード

株価３万円！　「官製バブルは終わらない」という市場の退廃

　日経平均株価が30年半ぶりに3万円を突破した。市場からは「1989年12月の大納会に記録した史上最高値（3万8915円）も射程に入ってきた … ［続きを読む］

「叩き上げ」はプラスかマイナスか～田中角栄と菅義偉

　叩き上げの総理として、多く人がまず思い浮かべるのは、おそらく田中角栄だろう。　二田高等小学校（現在、柏崎市立二田小学校）を卒業しただけで高 … ［続きを読む］

森喜朗氏の「女性理事」発言を生んだ日本社会の「土着性」は克服できるのか

「狭いサークル」の「内輪の協調」を重んじる姿勢が外部への配慮を阻害する構図

　一昨年12月以来の新型コロナウィルスの世界的な感染拡大の最中にて、ひとたびは順延された東京夏季オリンピック・パラリンピック（以降、「東京2 … ［続きを読む］

福島第一原発事故の現実と認識、その報道、それらのギャップ

取材記者による独自検証・東電原発事故の発表と報道（上）

　以下の原稿は、朝日新聞ジャーナリスト学校発行の月刊誌『Journalism』2012年6月号に「取材記者による特別リポート(上)」「福島原 … ［続きを読む］

政治と市民の関係を変える　国会パブリックビューイング

　「日本を、取り戻す。」――2012年12月の衆院選で安倍晋三・自民党総裁はそう訴え、大勝して政権を取り戻した。14年12月の衆院選では「景 … ［続きを読む］

新聞社は消えても、取材のノウハウを残せ！

取材手法を市民と共有する仕組みをつくろう

　新聞の発行部数減少が止まらない。日本新聞協会が2020年10月に発表したデータによると、全国の総発行部数は前年比7.9％減、実数にして約2 … ［続きを読む］

菅政権が推進する新自由主義にひそむダブルスタンダードのあさましさ

権力と巨大資本のインナーにいる者と外にある者とで正反対のロジックを適用する身勝手

　政府は12月21日、2021年度の当初予算案を閣議決定した。一般会計総額は106兆6097億円で、9年連続で過去最大を更新する。一方で税収 … ［続きを読む］

「ディープフェイク」の次に注目されるのはAI言語モデル「GPT-3」

目前に迫るライターの失業

　このサイトに、「深刻なディープフェイク問題を議論しよう」をアップロードしたのは、2020年9月18日である。そのころ、同じく人工知能（AI … ［続きを読む］

社会的成功者たちが提唱する「ベーシックインカム」

それは弱者救済の切り札なのか、それとも弱者切り捨ての自己責任論なのか

　すべての人々が貧困から救われ、最低限の生活ができるだけの所得を保障される――。それは近代国家の夢であり理想像でもあった。　16世紀にはトマ … ［続きを読む］

習近平国家主席の続投への布石　中央政法委員会における反腐敗闘争

かつての政敵の牙城と「教育整頓」工作　1980年に設置された中国共産党中央政法委員会は公安省、国家安全省、法院（裁判所）、検察院、司法省など … ［続きを読む］

ゲーム機購入の前に子どもと環境問題を考えては

ゲームのストリーミングサービスは環境への負荷を急増させかねない

　クリスマスを前に、コンピューターゲーム機購入やゲームのストリーミングサービスへの加入を求める子どもが少なからずいるかもしれない。そんなとき … ［続きを読む］

豊かな心を持つ男・在原業平の和歌と恋を語る…髙樹のぶ子・小島ゆかり対談

オンラインスペシャル対談「業平の恋と和歌」

　コロナ禍で何もかもが停滞していた最中の5月に発売された髙樹のぶ子著『小説　伊勢物語　業平』（日本経済新聞出版）。たちまち重版がかかり、勢い … ［続きを読む］

【5】勉強しない大学生：内省力を鍛えよ

空気を読むだけで「個人」になれると誤解している日本人

　「ニッポン不全」を少しでも改善するには、教育が重大であることはたしかだろう。そうであるならば、教育を少しでも改善することで日本も少しは良く … ［続きを読む］