消費者物価 の検索結果

黒田日銀への期待と懸念

　黒田東彦前アジア開発銀行総裁が日銀総裁に就任した。戦後、山際正道、森永貞一郎、澄田智、松下康雄など大蔵省（現・財務省）から日銀総裁に就任し … ［続きを読む］

スペイン最新報告／再生可能エネルギー利用の経験から学ぶもの

　世界的な再生可能エネルギー利用の拡大で大きな成果を収めたスペインは、いままた大きな経済危機に直面している。そこでスペインの再生可能エネルギ … ［続きを読む］

アベノミクスと銀行業界のこれから

　昨年１２月に安倍新政権が発足して以降、円安・株高を受けて景気回復への期待が高まっている。今年の成長率が予想以上に回復した場合、銀行では与信 … ［続きを読む］

「物価上昇２％」で現実になる国債利払費の危機

　アベノミクスで円安・株高に沸く市場の関心は、次期日銀総裁・副総裁がどんな金融緩和の具体策を出すかに移ってきた。総裁候補の黒田東彦氏は４日の … ［続きを読む］

アベノミクスの真実　リフレ政策の終わりの始まり

　安倍政権が新しい日銀執行部の顔ぶれを決めた。総裁に黒田東彦アジア開発銀行総裁、副総裁に岩田規久男学習院大教授と、同じく副総裁に中曽宏日銀理 … ［続きを読む］

高齢化する日銀総裁、副総裁の実力

　安倍政権は、アジア開発銀行（ＡＤＢ）の黒田東彦総裁（元財務官）を日本銀行の総裁に、副総裁に岩田規久男・学習院大教授と中曽宏・日銀理事（国際 … ［続きを読む］

高い実質金利が日本を停滞させた

■日本の実質金利はイタリアの次に高い　日本の金利はとてつもなく低いというのが定説だが、実質金利でみると最近はそうでもない。図１は主要６か国の … ［続きを読む］

「ＴＰＰで農業壊滅」論の大きな誤り（下）

　「農業壊滅」論の最大の誤りは、関税が撤廃され、政府が何も対策を講じないという前提である。あるいは、意図的に、この点への言及を避けていると言 … ［続きを読む］

アベノミクス成功のため日銀をリフレ派で固めよ

　大胆な金融緩和と財政出動を行う「アベノミクス」が本当に景気回復に効果があるのかどうかについて、活発な議論が行われている。私はすでに答えは出 … ［続きを読む］

「アベノミクス」と「アベノリスク」

　金融政策のさらなる緩和、財政の機動的運用、民間投資を喚起する成長戦略を3つの柱とするアベノミスクが始動しはじめた。2011年は震災、津波に … ［続きを読む］

なぜ日銀はデフレ政策を続けているのか

　日本銀行がこれまでの金融政策を改めて、金融政策を緩和すれば、日本経済はデフレから脱却し、景気も回復する。そうするように政治的圧力もかけられ … ［続きを読む］

バラマキで経済再生はできない

　建設国債を増発し、日銀が市場でそれをめいっぱい買い支える。かけ声は「脱デフレ」。だが内実は、与党の参院選対策に好都合な公共事業のばらまきと … ［続きを読む］

信用失墜型の景気対策でいいのか？

　私はＷＥＢＲＯＮＺＡ・５月１日付けで、「日銀は、やはり物価目標２％を掲げよ」と書いたことがあり、その主張をここで繰り返すとともに、一見私の … ［続きを読む］

「金融超緩和策」の主張の錯誤

　安倍総裁の下で策定された自民党の政権公約で「大胆な金融緩和策」が、政策の目玉として主張された。安倍総裁のその後の伝えられる発言を見ると、当 … ［続きを読む］

デフレ脱却を実現できるのは日銀だけである

原田泰

■政府と日銀の共同文書には奇妙なことが書いてある　政府及び日本銀行が、「我が国経済のデフレ脱却に向けて、（共同で）取り組む」とした文書（「デ … ［続きを読む］

貿易赤字は原発事故によるエネルギー輸入が主因

　短期予測を業とするエコノミストにとって、輸出や輸入の実数予測は、かなり厄介な存在である。上昇するのか下落するのか。トレンドを予測することは … ［続きを読む］

デフレ脱却は最終ゴールではない

　４月27日に公表された日銀の展望レポートでは、消費者物価指数（除く生鮮食品ベース）でみた上昇率が2013年度に＋0.7％となるとの見通しが … ［続きを読む］

日銀は大胆な金融緩和に踏み切らざるを得ない？

　日銀は4月27日、『経済物価情勢の展望』（いわゆる『展望レポート』）を発表するとともに、資産買い入れ基金の5兆円増額を軸とする一段の金融緩 … ［続きを読む］

日銀は、やはり「物価目標２％」を掲げよ

　日銀が４月２７日の金融政策決定会合で追加の金融緩和を決めると同時に「経済・物価情勢の展望（展望リポート）」で、デフレ脱却の展望を示した。　 … ［続きを読む］

世界はデフレを恐れている

　アメリカのFRBが２％のインフレ目標を採用したことが引き金になって、日銀は2月14日、１％の物価上昇を目処とする事実上の「インフレ目標」を … ［続きを読む］

アメリカの金融緩和が奏功した３つの要因

　日銀が中長期的な物価安定の目処の公表に踏み切った。アメリカ経済はリーマン・ショック後の深刻な景気後退リスクを量的緩和政策で切り抜けた。さら … ［続きを読む］

円高ダメージを過度に深刻視するな

　円相場の高止まりが続いている。円ドル相場は7月に入り既往最高値を更新し、その後、70円台後半の推移だ。生産水準の回復など、漸く日本経済が大 … ［続きを読む］

根本問題なお解決せず

武田洋子

　７月２１日、ユーロ圏首脳会議はギリシャへの追加支援で合意した。ユーロ圏とＩＭＦによる公的支援は１０９０億ユーロ、これに民間負担分の約５００ … ［続きを読む］

市場が無反応な６つの理由

武田洋子

　米格付会社のムーディーズ・インベスターズ・サービスは５月31日、日本の自国通貨建て・外貨建て債務の格付け（Aa2）を引き下げ方向で見直しの … ［続きを読む］

「踊り場脱却」に黄信号

武田洋子

　北アフリカ・中東情勢の緊迫が続く中、原油価格上昇の世界経済への影響が懸念され始めている。しかし、価格が上がっているのは、原油だけではない。 … ［続きを読む］

２０１１年はこうなる　新春筆者アンケート（経済・雇用）

ＷＥＢＲＯＮＺＡ編集部

　２００８年秋のリーマン・ショック後、世界経済は各国による巨額の財政出動と、新興諸国の成長により、何とか二番底を回避しながら巡航を続けていま … ［続きを読む］

中国短期金利上昇とバブル

藤井英彦

　世界経済を牽引する新興国経済に危険信号が灯る。インフレ懸念だ。　アメリカのQE2をはじめ、先進国の量的緩和策が新興国のインフレ懸念を増幅す … ［続きを読む］

「包括緩和」に打って出た日銀、次は政府の出番

武田洋子

　日本銀行は５日、金融政策決定会合において、３つの包括的な金融緩和政策の実施を決めた。今回は、会合の開催前から追加緩和を確実視する見方が多く … ［続きを読む］

デフレの正体　時代の気分は変えられるのか？

西井泰之

　「インフレ（物価上昇）は陽気な妖怪だが、デフレ（物価下落）は陰気な妖怪」。こんな言葉を聞いたことがある。どちらも度を過ぎればよくないのは同 … ［続きを読む］

人民元は上昇してゆく運命にある　

小此木潔

　中国が人民元の切り上げを認め、相場が実際に動き出したのは、予想通りである。そのように年初から多くの経済専門家が予測していた。筆者が先日イン … ［続きを読む］