製薬 の検索結果

小説だから描き出せる真実がある

社会や世界の仕組みがわかる小説10冊

　日本では、娯楽小説に秘められたジャーナリズム精神に気づかない傾向がある。ジャーナリズムを語れるのは、ノンフィクションや評論だけと思い込んで … ［続きを読む］

発売5カ月で死亡11人の新薬イベニティ

画期的な骨粗鬆症治療薬に、深刻な心血管疾患が多発している

　厚生労働省は9月6日、骨粗鬆症の新しい治療薬「イベニティ」に対し、添付文書を改訂するよう指示した。医薬品の品質や有効性・安全性について審査 … ［続きを読む］

ブレグジットする英国での大学の生き残り策とは

留学生からの授業料収入が頼り、政府は研究費増加計画を立てたが格差拡大のおそれ

　10月末にEUから離脱することを公約して7月末に英首相となったボリス・ジョンソン氏の政権運営は、八方塞がりに陥っているようである。英下院は … ［続きを読む］

米国で鎮痛薬の大手メーカーに巨額制裁金判決

依存性の説明不十分とジョンソン・エンド・ジョンソンに約600億円

　痛み止めとして使われる医療用麻薬「オピオイド」の依存症が深刻な問題となっている米国で、依存症になるリスクを正しく伝えずに宣伝・販売して被害 … ［続きを読む］

中国に追い抜かれた日本の知財裁判

世界一の知財訴訟大国・中国。知財裁判はネット中継され、誰もが見ることが出来る

1 急速に進んだ中国の知財裁判　日本では、中国の知財裁判は遅れており、裁判関係者も汚職をしたり、地域保護主義により中国や地元の企業に有利な判 … ［続きを読む］

大学のハラスメント調査委が「研究至上主義による患者軽視」を指摘

金沢大学病院「同意なき臨床試験」(15)

　より有効な病気の治療法を開発するために人の体を使って行う臨床研究は被験者の保護とデータの信頼性確保が欠かせないが、日本では近年明らかになっ … ［続きを読む］

ハワード・ホークス、“スクリューボール”の魅力

　ハワード・ホークス監督は、サイレントからトーキーの時代にまたがり(1926～1970)、戦争映画、航空活劇、ギャング映画、西部劇、海洋活劇 … ［続きを読む］

さらば厚労省 ライフシフトする医系技官

課長ポスト捨てDeNAへ。20年後の自分を考えたら今しかない。

　平成から令和の時代への変わり目に、霞が関を去った一人の厚生労働省医系技官がいる。生活習慣病対策、感染症対策とハードな現場を渡り歩いてきた一 … ［続きを読む］

ノーベル賞の本庶さんが特許の対価を巡って怒る！

がん治療薬「オプジーボ」成功のかげで深まっていた対立

　京都大の本庶佑（ほんじょたすく）特別教授が、4月10日、がん治療薬「オプジーボ」の特許をめぐり、オプジーボを販売する小野薬品と、対価の引き … ［続きを読む］

患者から同意を得たことを示す文書がなく、大学が教授に厳重注意

金沢大学病院「同意なき臨床試験」(13)

　より有効な病気の治療法を開発するために人の体を使って行う臨床研究は被験者の保護とデータの信頼性確保が欠かせないが、日本では近年明らかになっ … ［続きを読む］

ゴーンが満喫した役員報酬開示の後進国ニッポン

「懐の中を見せたくない」日本の経営者たち

役員報酬開示の後進国・日本　拘置所で長期勾留されることによって「人質司法」という日本の刑事司法の後進性を全世界に周知することに成功した日産自 … ［続きを読む］

被告国依頼の意見書を「プロトコールを見ずに作成」と告白、謝罪した大学教授

金沢大学病院「同意なき臨床試験」（１２）

　より有効な病気の治療法を開発するために人の体を使って行う臨床研究は被験者の保護とデータの信頼性確保が欠かせないが、日本では近年明らかになっ … ［続きを読む］

日本の再生医療「早期承認」に世界から批判

厳正な臨床試験もなくスピードと利益を優先し、患者の負担を強いている

　人の命にかかわる医薬品や治療法に対しては、品質や有効性・安全性について、とりわけ慎重で厳格な審査が必要だ。製薬企業が開発した新薬などに対し … ［続きを読む］

進み始めたニパウイルス感染症のワクチン開発

ビル・ゲイツ氏のよびかけでできた機関から3100万ドルの開発費を獲得するまで

　病気で命をなくさないために、研究成果を使ってほしい。そう研究者が願っても、実現までのハードルはとても高い。致死率が高く、毎年アジアで流行し … ［続きを読む］

ルーキーの「努力のしかた」 バスケットボール好き弁護士から新人に

ルーキーの「努力のしかた」　　～バスケットボール好き弁護士のひとりごと～アンダーソン・毛利・友常法律事務所青木 俊介　「渡邊雄太」という選手 … ［続きを読む］

産婦人科教授が証言した「比較研究の形」にした理由

金沢大学病院「同意なき臨床試験」（１０）

　より有効な病気の治療法を開発するために人の体を使って行う臨床研究は被験者の保護とデータの信頼性確保が欠かせないが、日本では近年明らかになっ … ［続きを読む］

「人体実験」と法、患者の人格権を法学部助教授と付属病院講師が探求

金沢大学病院「同意なき臨床試験」（９）

　より有効な病気の治療法を開発するために人の体を使って行う臨床研究は被験者の保護とデータの信頼性確保が欠かせないが、日本では近年明らかになっ … ［続きを読む］

乱用される国内販売トップの鎮痛薬「リリカ」

効能が実証されていない適応外処方が患者を苦しめ、医療費増加を招く

　全身に原因不明の痛みが走る「線維筋痛症」の治療薬として、鎮痛薬「リリカ」が2012年に公的医療保険を使えるようになった。一般名を「プレガバ … ［続きを読む］

医師の説明義務違反を認め、損害賠償の支払い命じた金沢地裁判決

金沢大学病院「同意なき臨床試験」（８）

　より有効な病気の治療法を開発するために人の体を使って行う臨床研究は被験者の保護とデータの信頼性確保が欠かせないが、日本では近年明らかになっ … ［続きを読む］

正反対の内容の２つの症例登録票、裁判長が医師を尋問

金沢大学病院「同意なき臨床試験」（７）

　より有効な病気の治療法を開発するために人の体を使って行う臨床研究は被験者の保護とデータの信頼性確保が欠かせないが、日本では近年明らかになっ … ［続きを読む］

クラウドファンディング31歳女性CEOの挑戦

誠実、真摯に向き合っている人じゃないとお金を集めるのは難しい

  　資金を支援する見返りとしてプロジェクトが提供する権利や品物、礼状などをもらう購入型クラウドファンディングが、今や年間のべ50 … ［続きを読む］

「被験者からの同意取得は必須」元助教授も意見書

金沢大学病院「同意なき臨床試験」（６）

　より有効な病気の治療法を開発するために人の体を使って行う臨床研究は被験者の保護とデータの信頼性確保が欠かせないが、日本では近年明らかになっ … ［続きを読む］

シンガポールから多様性社会を考える

　日本国内では、外国人労働者の受け入れに関する議論が盛んだ。人によって議論の受け取り方、考え方は様々だろうが、政府答弁は少し現実離れしたかの … ［続きを読む］

デニーロが反ワクチン映画上映を断念（再掲）

ニューヨークのトライベッカ映画祭創設者としての提案と決断

　ドキュメンタリー映画「MMRワクチン告発」の公開を中止すると、日本の配給会社ユナイテッドピープルが発表しました。映画では、はしか・おたふく … ［続きを読む］

視聴率を狙わないWOWOWドラマの力[12]

スポンサーの制約なく選べるテーマ、骨太の社会派連ドラ「空飛ぶタイヤ」「しんがり」

視聴率「買収」に走った日テレプロデューサー　2003年10月24日、日本テレビのプロデューサーによる「視聴率買収」問題が明らかになった。興信 … ［続きを読む］

抗がん剤「臨床トライアル」の真の目的は何だったのか？

金沢大学病院「同意なき臨床試験」（５）

　より有効な病気の治療法を開発するために人の体を使って行う臨床研究は被験者の保護とデータの信頼性確保が欠かせないが、日本では近年明らかになっ … ［続きを読む］

ゲノム編集技術「CRSPR/Cas9」に限界説

警告する報告が相次ぐなか、このまま推進されるのか

　筆者はこれまで「人間の生殖細胞系に対するゲノム編集」に議論の対象をしぼってきた。つまり受精卵などのゲノムを改変することによってその結果が未 … ［続きを読む］

ノーベル賞の対象は「がん免疫療法」ではない

ノーベル委が認めるがん治療の4番目の柱は「免疫チェックポイント療法」だけ

　今年のノーベル医学生理学賞は、免疫を利用したがんの新療法を発見した業績に対して京都大の本庶佑特別教授と、米テキサス大ＭＤアンダーソンがんセ … ［続きを読む］

未来に向かって扉を開けた本庶佑先生

　本庶佑先生が今年度のノーベル医学生理学賞を受賞されました。このニュースはテレビの速報として流れ、号外を発行した新聞社もあったようです。人類 … ［続きを読む］

ノーベル賞受賞「がん新治療薬」の光と影（再掲）

日本の社会はがん治療の進化へ付いていかれるか

　本庶佑京都大学特別教授とジェームス・アリソン米テキサス大教授に今年のノーベル医学生理学賞が授与されることが決まりました。がんの免疫チェック … ［続きを読む］