日本文化 の検索結果

コロナ対策で浮上した「9月入学」は「留学生の増加」につながるか

もっともに聞こえるが、壁は少なくないし、さまざまな制度変更も必要

　新型コロナウイルス感染症の拡大による学校休校への対策として注目を集めているのが、学校の入学と始業時期を9月に変更する「9月入学」だ。安倍晋 … ［続きを読む］

バグパイプを日本で吹く意味とは

国内唯一人の「職業奏者」がコロナ自粛の渦中で考えた「音楽の本質」【下】

　スコットランドで600年以上の歴史を持つバグパイプ。その文化や伝統の継承のために、演奏できる人が100人に満たない日本からも、アプローチで … ［続きを読む］

生態系中心主義に立脚したAI倫理は構築できるか

人間を理性的存在として特権化する「人間中心主義」の限界

　このところ何度か、AI倫理にかかわる問題を論じてきた。「AI倫理を問う（上）」、「AI倫理を問う（下）」そして「世界の潮流としての人間中心 … ［続きを読む］

日仏「コロナ支援」比較～日本は世界から見放された！

経営者は今こそ「Withコロナ」から「ポストコロナ」を見据えた新戦略を考える時だ

　「えっ！この状況でも営業を続けているの？」　それは「驚き」に近い感覚だった。　緊急事態宣言が発令されて約2週間。休業要請は出ていないとはい … ［続きを読む］

コロナ自粛、文化芸術への補償の根拠は

劇場、映画館は“パブリック”な場、民主主義に欠かせない

　前稿で、新型コロナウィルス感染症の拡大と自粛要請を受けて、舞台芸術と映画が大打撃をこうむっている現実と、関係者らによる補償を求める運動を紹 … ［続きを読む］

新型コロナ、舞台、映画の危機は一刻を争う

収入ゼロも、現場から悲痛な声、関係者は声をあげた

「小劇場のリアル」に呼応、広がった署名活動　新型コロナウイルスによって劇場や映画館が次々と閉鎖され、文化の危機感が高まっています。関係者らが … ［続きを読む］

韓国総選挙、文在寅政権が圧勝／勝因は「コロナ禍の突風」だけではない

日本通の李洛淵前首相、次期大統領候補に弾み／混迷抜け出せぬ日韓関係

　韓国の国会議員300人を総入れ替えする大イベント、韓国総選挙が2020年4月15日、投開票され、文在寅（ムン・ジェイン）大統領の与党、「共 … ［続きを読む］

死肉を喰らうハイエナにはなるまい

［182］津久井やまゆり園判決の集会、『三島由紀夫vs東大全共闘』、五輪延期……

3月18日(水)　ストレス解消と体力維持のためにプールに行って泳ぐ。空いている。だが無理をせずに流す。14時から神保町で打ち合わせ。その後、 … ［続きを読む］

「もっとも創造性の高い物理学者」フィリップ・アンダーソン氏逝く

「moreisdifferent」の名言を残し、固体物理学と日本文化を愛した

　「more is different（多いと様相が変わる）」という名文句を編み出した米国の物理学者フィリップ・アンダーソン氏が3月29日に … ［続きを読む］

公演中止の先のあるもの、コロナ禍の演劇界で

小劇団のリアル、その後【下】

（前半から続く）筆者が所属する劇団温泉ドラゴンは、東京芸術劇場シアターイーストで4月1～5日に上演する予定だった『SCRAP』を中止した。換 … ［続きを読む］

高知発祥の「よさこい」はなぜ、全国に広がったのか？

「YOSAKOIソーラン祭り」を契機に四国限定の踊りが全国版になった平成の30年

　平成の30年間に日本で普及した代表的なものとして、携帯電話やインターネットが挙げられるが、鳴子と呼ばれる打楽器を鳴らして踊る「よさこい」形 … ［続きを読む］

江戸期の経済思想家本多利明に学ぶ「童心」

日本と科学、母語と思考をめぐる思索

江戸後期に数学や天文学を教えた本多利明の「童心」　江戸後期の経済思想家本多利明は、越後に生まれ若くして江戸に出て、関孝和の高弟今井兼庭に和算 … ［続きを読む］

今も昔も「平等国家日本」

　実は、日本が世界で最も平等な国だということに気が付いている人はそれ程多くないのではないだろうか。　国連がトップ20％とボトム20％の所得比 … ［続きを読む］

東京湾に地層処分場の入り口を作りませんか

核のゴミ(地層処分)、本気で考えなきゃダメじゃね？

　東京湾のお台場沖の埋め立て地を視察した。かつての東京都民のゴミで作られた夢の島の、さらに沖に作られた埋立地である。そこに広がる風景は、私が … ［続きを読む］

日本人には理解が難しい中東のムスリムの本質

異文化マネジメントの観点から見る平和な宗教と過激な行動の矛盾の原因と将来

　2月23日付朝日新聞デジタル版「イラン選挙、保守強硬派が躍進、米との対立より先鋭化か」は、米国による経済制裁とソレマイニ司令官殺害という二 … ［続きを読む］

テレビの外から「表現の自由」を考える～Choose Life Projectの挑戦

萎縮・忖度の時代に「自由の気風」を～「宮本から君へ」助成金不交付訴訟を題材に

　Choose Life Projectとは、テレビの報道番組やドキュメンタリーを制作しているディレクターや映画監督など有志が集まり、201 … ［続きを読む］

日韓の大衆文化に未来の希望を見る

日韓の大衆文化交流がもつ歴史的意義についての考察（下）

＊この記事は筆者が日本語と韓国語の2カ国語で執筆しました。韓国語版（한국어판）でもご覧ください。日韓大衆文化のメッセンジャー　筆者は1989 … ［続きを読む］

死について語り合ったCancerXサミット2020

家族や仲間、ご近所とオープンに話し合う場が必要だ

　「産学官民及び医療者等の連携を通じて、がんに関わる包括的な社会課題の解決を達成し、もって、がんと言われても動揺しない社会を実現することを目 … ［続きを読む］

日韓は「良きライバル良き友に」～小此木教授の願い

小此木政夫さんに聞く「朝鮮と日本の過去・未来」（5）

韓流で「孤独感から解放された」　終戦の年に生まれ、半世紀かけて日韓関係の浮き沈みを実体験してきた小此木政夫・慶応大学名誉教授（74）は、時々 … ［続きを読む］

南スーダン野球団ｖｓ南スーダン・オールジャパン。実現へ！

野球人、アフリカをゆく（2２）日曜日の練習の成果を試そう。初の対外試合決行へ

＜これまでのあらすじ＞かつてガーナ、タンザニアで野球の普及活動を経験した筆者が、危険地南スーダンに赴任した。首都ジュバ市内に、安全な場所を確 … ［続きを読む］

韓国学生街で大流行したブルー・ライト・ヨコハマ

日韓の大衆文化交流がもつ歴史的意義についての考察（上）

＊この記事は筆者が日本語と韓国語の2カ国語で執筆しました。韓国語版（한국어판）でもご覧ください。大衆文化から振り返る日韓関係史　概念としての … ［続きを読む］

20世紀的日本人よ。あなたは白鵬に完敗した

謎の国粋主義的日本観をきっぱり捨てるチャンスは今だ

白鵬の何が問題で、何が嫌いなのか　去る1月26日に大相撲初場所が千秋楽を迎え、上位力士のほとんどが崩れる中で、先日急逝した伊東勝人氏（近畿大 … ［続きを読む］

韓国併合は「植民地化」でなく「同化」だった

小此木政夫さんに聞く「朝鮮と日本の過去・未来」（3）

歴史共同研究で韓国がこだわったこと　初の日韓歴史共同研究が2002年5月にスタートした。座長は三谷太一郎・東京大学名誉教授。幹事を小此木政夫 … ［続きを読む］

ショーウィンドウに響く〝山師たちの唄〟　その2

【10】高峰秀子「銀座カンカン娘」

唄：「銀座カンカン娘」（高峰秀子）時：昭和24年（1949）場所：東京・銀座ショーウィンドウに響く〝山師たちの唄〟　その1「 ♪世界のことば … ［続きを読む］

ナノテクが越える医療・食糧問題の壁

「がん光免疫療法」「人工培養肉」に貢献する日本発の技術

　ナノテクノロジーは、未来の日本のサイエンスを牽引する一大分野だ。JSPSや文部科学省が力を注ぐ「世界トップレベル研究拠点プログラム（WPI … ［続きを読む］

日本のミュージシャンよ、もっともっと大胆に！

よく聞け！プロデューサーさんたちよ！若い真のアーティストを発掘してくれ！！

　日本と韓国の仲が悪くなって、私の仕事にも悪影響……もう、どうでもいいわ！って、思うことも、振り返れば半世紀。　 … ［続きを読む］

本日、『宮本から君へ』助成金不交付を提訴した！

ピエール瀧の出演場面カットを拒んだ私たちへの仕打ちを決して許さない

ピエール瀧の出演場面をカットするわけにはいかない　私どもは12月20日、映画『宮本から君へ』の助成金に関する行政処分の取消しを求める提訴を致 … ［続きを読む］

在日朝鮮人「帰国事業」60年後の真実（下）

国際政治の論理で実現した「大規模移住」。在日朝鮮人自身の人権問題は軽視された

　『在日朝鮮人「帰国事業」60年後の真実（上）』では、北朝鮮から日本に戻ってきた「Uターン帰国者」の証言が最近、ようやく一定数集まり始めた現 … ［続きを読む］

ローマ教皇に救われた話。命の重さ

[165]萩生田文科大臣の記者会見、故・木内みどりさん宅、ローマ教皇ミサ……

11月19日(火)　午前中「報道特集」の定例会議。木内みどりさんが逝ったことがなかなか心から離れない。きのうの毎日新聞のコラム「風知草」いわ … ［続きを読む］

フランスで薬物使用俳優の作品排除はあり得ない

逮捕者もレッドカーペット　フランスには薬物で何度も問題を起こしても、不思議なほどキャリアに傷がつかない有名俳優がいる。子役から活躍するブノワ … ［続きを読む］