沈黙 の検索結果

新型コロナ危機下の「全国一斉休校」で10代の妊娠が増えた！

圧倒的に男性依存の避妊の実態。いま必要なのは正確な性教育と市販の緊急避妊薬

　2月27日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、安倍晋三総理は3月2日から全国一斉に小中高校に臨時休校を要請した。それから約3カ月間、子ど … ［続きを読む］

敗戦から75年目の夏――現在に突き刺さる浮浪児・満州・沖縄

新たな戦前を拒否する礎

　コロナ禍の中、敗戦から75年目の夏を迎えた。政府は、地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の配備を断念したことから、その代替案として … ［続きを読む］

原爆の惨禍を世界に伝えたジョン・ハーシーの『ヒロシマ』

原爆投下をめぐる論争は終わらない。その原点となった衝撃のルポルタージュ

　世界で初めて原爆を投下し、一般市民を虐殺したのはアメリカだったが、その惨禍を世界に広く伝え、原爆の非人道性を告発したのは、そのアメリカのジ … ［続きを読む］

被爆3世を撮る（３）なぜ平和教育は陳腐化するのか

　戦争を経験した世代の高齢化が進む。家族からミクロな戦争記憶を繋いでいくための、残り時間は多くない。戦争体験を3世に引き継ぐ活動を過去2回の … ［続きを読む］

行儀良さより、闘うジャーナリズム

「何となく匿名」から原則の復権を

　殺人事件が発生したとき、「誰が殺されたのか」は多くの国では隠されることなく、公開情報となり報道の対象でもある。誰もが事件を検証したり、援助 … ［続きを読む］

このままでは100%失敗する「行政手続きのデジタル化」

官僚の「テクノフォビア」を猛省せよ

　政府の経済財政諮問会議は7月17日、「経済財政運営と改革の基本方針2020」（骨太の方針）を閣議決定した。新型コロナウイルスへの対応で問題 … ［続きを読む］

洪水被害は予期できたのではないか

中国がくしゃみをすれば、世界が風邪をひく

　7月3日付の前稿で、中国関連情報、特に直近の中国南部における大洪水について、西側メディアで報道がないのは異常だ、と述べた（本欄拙稿『中国関 … ［続きを読む］

「Black Lives Matter」の訳は「黒人の命をなめるな」がふさわしい（下）

「黒人問題」ではなく「白人問題」、「沖縄問題」ではなく「ヤマト問題」

　本稿の（上）では、Black Lives Matterの起源を振り返りながら、沖縄反戦平和運動との共通性に言及した。（下）では、日本におけ … ［続きを読む］

優生手術と2万5000の沈黙

国とは何のために存在しているのか

　2020年6月30日、東京地裁において、優生保護法に基づいて優生手術を受けさせられた被害者が国を訴えた裁判で、判決が言い渡された。　結果は … ［続きを読む］

中国関連情報： 西側メディアの沈黙とネット市民の「襲撃」

COVID-19、大洪水、そして香港

　しばらく前から気がついて、「いつ来るか」と待っていたことがある。中国南部の洪水のニュースだ。これがいつ日本や欧米の主要メディアに現れるか、 … ［続きを読む］

Do The Right Thing

［193］香港活動家の会見、町山智浩さん、バー『カデンツァ』……

6月3日(水)　朝、プールへ行き泳ぐ。やっぱり泳ぐと心身ともに調子がよくなる。ストレス解消効果も実感。よく今日まで70日以上も我慢できたもの … ［続きを読む］

強制収容所システムの中枢へ　ナチズム非人道の極致・ダッハウ

【7】ナショナリズム　ドイツとは何か／ダッハウ①　強制収容所跡を歩く

　2月11日朝、ニュルンベルクからドイツ鉄道の特急に乗り、さらに南のミュンヘンへ。外国人旅行者用の乗り放題パスを手に一等車に入ると、大都市へ … ［続きを読む］

政治でなく科学の視点を

感染症はリスク、備えを常に

　冥きより　冥き道にぞ　入りぬべき　はるかに照らせ　山の端の月　心の迷いを仏教の教えで救ってほしいと書写山の性空上人に送った和泉式部の和歌で … ［続きを読む］

差別の歴史が交差する街で Black Lives Matter の声をあげる

　アメリカ・ミネアポリス市で警察官の暴力によってジョージ・フロイド氏が命を奪われたことをきっかけに、人種差別や警察の暴力に対する抗議活動がア … ［続きを読む］

トランプがいなくなってもアメリカ・ファーストはなくならない

エピローグ　そして１１月を迎える

ホワイトハウス前デモ強制排除事件　「Don’t shoot！（撃たないで！）」「Don’t shoot！」――　20 … ［続きを読む］

トランプは中国の人権問題に関心が薄い

第６部「トゥキディデスの罠―経済ナショナリストに率いられた大国間競争」（４）

　経済的・軍事的な台頭著しい中国に対抗し、ニクソン訪中以来の「関与政策」を終結させ、「競争政策」を始めたトランプ政権。その対中政策は、経済ナ … ［続きを読む］

世論は怒った。検察庁改正法案のごり押し

［190］江田五月元法相、衆院内閣委員会、検察庁法改正案……

5月13日(水)　国会での検察庁法改正の動きが緊迫してきたので、今週の「報道特集」の後半特集はこの動きを追うことになった。それとは別の重要案 … ［続きを読む］

【6】「書店の日常」と弁証法

安心して入っていくことのできない場所は、「言える場所」にはなり得ない

　小笠原様　第五信、ありがとうございます。　たしかに、「弁証法」は大げさだったかもしれません。でも、その大げささが、小笠原さんを予想以上に刺 … ［続きを読む］

【3】パンデミックと教室

変わりゆくものと変わらずにいなければいけないものとの両極分化が加速されてゆく

　福嶋さま　ご返信ありがとうございました。ジュンク堂難波店での3月6日のトーク（アーロン・ムーア『大東亜を建設する』刊行記念）のときはたしか … ［続きを読む］

トランプは「忘れられた戦争」を忘れない

第５部「『炎と怒り』から『恋に落ちた』―戦略なき衝動外交」（４）

　トランプ政権1期目の外交政策における最大のレガシー（政治的遺産）は史上初めての米朝首脳会談といってよい。2017年、米朝関係は軍事衝突寸前 … ［続きを読む］

[40]ネットカフェ休業により路頭に迷う人々

東京都に「支援を届ける意思」はあるのか？

　「ネットカフェ休業により、住む場所がなくなってしまいました」　「携帯も止められ不安でいっぱいです。もう死んだ方が楽になれるのかなと思ってし … ［続きを読む］

新型コロナで「外出禁止」延長のフランス。それでも「短すぎる」の声

医療・教育関係者の多くは「2カ月は短すぎ」。大原則は「国民の命は経済より大事」

　日本で4月8日にやっと、「自粛」のただし書き付きで7都府県（後にやっと全国）への「緊急事態宣言」が出されたが、フランスではマクロン大統領が … ［続きを読む］

トランプ「同盟軽視」への道～マティス更迭

第４部「揺らぐ同盟―究極の取引至上主義」（１）

　「米国は他国からだまし取られてきた」と考えるトランプ氏。米国は同盟国に対してもっとお金を支払うように要求し、長年にわたる損失を取り戻さなけ … ［続きを読む］

お粗末な総理のステイホーム動画と「スピーク・フォー・ジャパン」演説を問う

危機こそ試される政治家の「言葉の力」

　「危機」こそ政治家の力が試される。その源泉は〝言葉〟である。　特に今回の新型コロナウイルスのように、未知なる危機と対峙しなければならない時 … ［続きを読む］

元検事総長も弁護士も会長・社長の言いなりだった～関西電力の監査制度の実態

倫理観を失ったエリートたち。コーポレート・ガバナンスの最大の危機

　「ブラックジョークのような会議だ」と聴衆の一人は筆者に漏らした。昨秋、関西電力の現役の監査役が登壇した日本監査役協会の全国会議のことだ。　 … ［続きを読む］

オリンピックはコロナ後の世界を先取りし祝福する

延期のゴタゴタから見えるIOCの目論見

　いまIOCと安倍首相は、新型コロナウイルスの世界的蔓延によって引き起こされている人類の危機を新たな政治的資源として活用しようと目論んでいる … ［続きを読む］

黒川検事長の定年延長を事前に承認した稲田検事総長の説明責任は？

　黒川弘務東京高検検事長の次期検事総長含みの定年延長人事に対し、野党やマスコミから「政権による違法な人事介入。撤回しろ」との大合唱が起きてい … ［続きを読む］

政府はマスクと検査を求める国民の声を聞け

メディアも現場の実態を踏まえ解決策の提案を

　新型コロナウイルスによる感染症の爆発的拡大の不安が日本列島を覆っている。不安を増幅している要因に政府対応の失敗がある。　例えば政府が「マス … ［続きを読む］

コロナ禍は安倍内閣の人災だ～「春節訪日熱烈歓迎」動画の舞台裏

中国国民訪日を熱烈歓迎、海に浮かぶ培養皿…。素人でもわかる過ちをなぜ繰り返すのか

　アルベール・カミュの小説『ペスト』が売れに売れている。　凶悪な感染症ペストに襲われたアルジェリアの架空都市を舞台に、医師リウーや新聞記者ラ … ［続きを読む］

ネット経由の緩いリベラルな「読書」――格別面白い2つの連載

揺らいだ末に行き着いたリベラルという「揺らぎ」　同世代の同業者と話していると、「ネットが書籍を駆逐する」といった、もう聞き飽きてしまったステ … ［続きを読む］