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文化・エンタメ 三省堂書店×論座 神保町の匠
「知識の本」と「知恵の本」 永六輔さんの『大往生』(岩波新書)が大ヒットした理由を、読者層でなく、本の中身から見るとどうなるか。 『大往生』 … [続きを読む]
小木田順子 2019年04月15日
「評価される新書」と「売れる新書」 2月発売の「中央公論」3月号で、新書大賞2019が発表された。1位は吉田裕さんの『日本軍兵士』(中公新書 … [続きを読む]
小木田順子 2019年04月12日
半年ぶりです。時々このWEBRONZAに現れてはカープ暴論を書いている編集者兼「カープおじさん」の井上と申します。 編集部の「あなたどうせ … [続きを読む]
井上威朗 2019年04月08日
文化・エンタメ 三省堂書店×WEBRONZA 神保町の匠
言葉の悩ましさと面白さ 学生時代に恩師から言われたことは、できることなら辞書編纂者の仕事だけは避けたほうがいい、労多くして得るものは少ないし … [続きを読む]
小林章夫 2019年03月29日
「あきらめ感」というクライシス 「就職氷河期」世代――バブル崩壊後の、日本経済が一気に冷え込んだ1990年代後半から2000年代前半に社会に … [続きを読む]
佐藤美奈子 2019年03月25日
6つの柱で読み解く〈虚構〉の真実 おなじみの「無人島にもっていく一冊は?」という、苦楽が交錯する問いにどう答えますか。いまなら迷わず、本書と … [続きを読む]
松澤 隆 2019年03月25日
品格ある批判とは 本書は「言葉」に関する多岐にわたるエッセイ本。著者のイ・ギジュ(李起周)は、韓国の作家である。ソウル経済新聞などで記者とし … [続きを読む]
今野哲男 2019年03月15日
明治初期東京の都市空間 だいぶ前に読んだ本だが、藤森照信『明治の東京計画』(1982年)によって明治期東京の町づくりを、また陣内秀信『東京の … [続きを読む]
松本裕喜 2019年03月15日
文体を味わう「料理本批評」 みすずにしてこのテーマ。触感のいいナチュラルホワイトのファンシーペーパーにタイトルと著者名だけが細い明朝で箔押し … [続きを読む]
大槻慎二 2019年03月07日
惜別と郷愁 坪内祐三さんは、かつてあった東京というテーマでは、余人の追随を許さない、というより、今ではこの人だけが、こういうテーマで書くこと … [続きを読む]
中嶋 廣 2019年03月07日
ハードボイルドな闇世界を旅しよう 1年ほど前、新宿の大通りを歩いていると広い駐車場の前にこんな看板があった。 「告 この土地は売り物ではござ … [続きを読む]
堀由紀子 2019年03月04日
死者を召喚して届ける言葉 戸川純の書くものを読んだのは、それが初めてだった。 2016年5月、蜷川幸雄が亡くなった。しばらくして、戸川純によ … [続きを読む]
渡部朝香 2019年03月04日
橋本治が逝った異能の自由人 2019年1月29日の15時9分。作家にして批評家、さらに日本古典の翻訳家でもあった橋本治が逝った。 小説・戯 … [続きを読む]
今野哲男 2019年02月19日
理想を求めて戦い続ける100歳の台湾人革命家の人生 本書は100歳になる台湾人革命家の「史明」が語った驚くべき自伝です。 史明は1918年 … [続きを読む]
駒井稔 2019年02月14日
戦時下、国策マンガの実態に迫る 戦時下に「翼賛一家」という題名のマンガや、そこに登場する同一キャラクターが活躍する作品がたくさん出版されてい … [続きを読む]
野上暁 2019年02月08日
人間と向き合うことに情熱を傾けた文士の背中 昨年(2018年)は、日本の戦後文学を代表する作家のひとり、堀田善衞(1918―1998)の生誕 … [続きを読む]
西 浩孝 2019年02月04日
“運命の悪意”の恐ろしさ のっけから当たり前のことを書くようで恐縮だが、日々の生活は「不意打ち」の連続だ。大病や事故 … [続きを読む]
高橋伸児 2019年02月04日
600ページ超もまったく苦にならず そもそも私は著者を知らなかった。同業の友人がとても力を入れて編集し、解説が『日本会議の研究』の菅野完さん … [続きを読む]
小木田順子 2019年01月28日
どうせ「終わり」なら、どう楽しむか 神保町にはあまり行かないでもっぱら池袋と野球場を徘徊しているのに、本欄を担当する「神保町の匠」に混ぜてい … [続きを読む]
井上威朗 2019年01月28日
給食の悲喜こもごも 昭和24年生まれの評者にとって、給食とはあまりいい思い出のあるものではなかった。何よりもあの「脱脂粉乳」なる奇怪な飲み物 … [続きを読む]
小林章夫 2019年01月21日
「透明化」された人たちが鬱積させているマグマ 著者はある日、都心部の「汚い運河」で一緒に釣りをしたホームレスのおじさんに、彼が受けられるで … [続きを読む]
佐藤美奈子 2019年01月11日
「まともさの感覚」を「学びほぐす」ということ 実に面白い。年譜と索引を除いても500ページ余の大著ながら、一気に読んでしまった。雑誌「思想 … [続きを読む]
松澤 隆 2019年01月11日
中嶋 廣(編集者)長谷川郁夫『編集者 漱石』(新潮社) 著者の長谷川郁夫さんは、およそ10年前に自ら編集者学会を立ち上げ、初代会長に就いた。 … [続きを読む]
神保町の匠 2018年12月29日
大槻慎二(編集者・田畑書店社主) 読書界のみならず、世はドキュメンタリー・ノンフィクションの時代のように映ります。それらの言葉/表現は、ある … [続きを読む]
神保町の匠 2018年12月27日
小木田順子(編集者・幻冬舎)布施祐仁+三浦英之『日報隠蔽――南スーダンで自衛隊は何を見たのか』(集英社) 情報公開請求により、南スーダン国連 … [続きを読む]
神保町の匠 2018年12月21日
*書評「神保町の匠」の評者による、2018年の「わがベスト3」を紹介します(計4回シリーズ)。井上威朗(編集者) 殺伐とした言葉ばかりがデジ … [続きを読む]
神保町の匠 2018年12月14日
いまや想像力で回帰せよ 本書は、角川書店の「本の旅人」に、2017年11月号から18年8月号まで連載されたフィクション。メタフィジカルな想念 … [続きを読む]
今野哲男 2018年12月10日
すばらしい好奇心のひと 司馬江漢と言えば日本で最初の腐蝕銅版画の制作と遠近法を使った独自の油絵で名高いが、歌麿、写楽、北斎、広重などの浮世絵 … [続きを読む]
松本裕喜 2018年12月10日
文学以上 『マンゴーと手榴弾』というたいへん魅力的なタイトルをもったこの本は、冒頭で作者が「本書は、生活史調査の方法論と理論について書かれた … [続きを読む]
大槻慎二 2018年11月30日
装幀家の危機意識 これは豪華な本である。本体4700円、でもその価値は十分すぎるほどある。間村俊一の装幀の仕事を、主として2000年ごろから … [続きを読む]
中嶋 廣 2018年11月30日
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