科学政策 の検索結果

ついに号砲、世界をカバーする温暖化対策の立案作業

　第18回の気候変動枠組条約の締約国会議（COP18）がドーハで開催されていたが、12月8日、今後の作業計画などに関する締約国会議決定を行い … ［続きを読む］

脱原発の理論化を。総選挙結果で考える

吉田文和

　総選挙は自民党の圧勝で終わり、脱原発を争点としようとした民主党は壊滅的敗北を喫し、日本未来の党も大敗した。国民の7割以上が原発ゼロを望みな … ［続きを読む］

「イノベーション」と言わなくなった安倍首相

　安倍新内閣が２６日に発足した。優先課題はデフレ脱却だという。そのために、日銀に金融の大幅緩和を求め、国債増発による公共事業拡大を進めると総 … ［続きを読む］

原発政策。民主で１８０度転換、自民で１８０度転換？

　日本の原発・エネルギー政策はめまぐるしく動いている。具体的に政策が変わっているのではなく、変わるヒマもなく、政府の方針が変転している。　２ … ［続きを読む］

なぜドイツで脱原発がすすみ、日本では進まないのか？　脱原発の日独比較

　なぜ、ドイツで脱原発がすすみ、日本は福島の事故が起きても脱原発にすすまないのか？世論調査で7割ゼロ原発に対して、選挙結果では、そうならない … ［続きを読む］

いっそう遠のく「原発のトイレ」建設

　米国の放射性廃棄物の廃棄処分計画がまたも先延ばしになった。米エネルギー省は１月はじめ、高レベル廃棄物について「２０２１年までに試験的な中間 … ［続きを読む］

ドイツ脱原発の進展状況

　日本の福島事故からやがて2年が経とうとしている。この事故を最終的な契機として、2022年までの脱原発を決定したドイツは、福島の事故後、2カ … ［続きを読む］

政局をしている暇のない地球環境経営/米・中の環境＝経済志向に注目しよう

　オバマ大統領の二期目の就任演説が大きく報道された。その中で、地球温暖化の下りには注目させられた。「我々は気候変動の脅威に対処する。そうしな … ［続きを読む］

教員の早期退職への苦言に物申す

　下村博文文部科学大臣が「教員の駆け込み退職に苦言」というニュースが流れた。これは「パワーハラスメントなんじゃないかな？」と思った。民間の企 … ［続きを読む］

教員の駆け込み退職は聖職論で議論すべきことか～非合理な制度しか作れない怠慢～

　長引く経済停滞で民間賃金が減少しているなか、公務員賃金は相対的に高止まりしている。批判を受けて、国家公務員の賃金や退職金が引き下げられてき … ［続きを読む］

不思議の国ニッポン、日本的集団主義の病理

・地震国に全国くまなく54基の原発を建設運転。・原発事故が起きてもパニックにならない。・原発ゼロを望む世論が7割でも、選挙では自民党が選ばれ … ［続きを読む］

再生医療「フシギの国」

　厚生労働省が、再生医療の法規制に乗り出した。ようやく、の感が強い。　再生医療をめぐって、日本は「不思議の国」と海外から見られているかもしれ … ［続きを読む］

自然エネルギー「光合成」解明を救った資金

　光合成の鍵となる反応を触媒する「光化学系II（ＰＳII）複合体」の構造が日本で解明されたことを、以前にこのＷＥＢＲＯＮＺＡで書いた（２０１ … ［続きを読む］

政治性ゆえに公開されない隕石観測データ

　ロシアのチェリャビンスク州に２月１５日に落下した隕石の大きさについて、ロシア科学アカデミー（RSA）の推定値（直径数メートル）と、米国航空 … ［続きを読む］

iPS細胞を用いた臨床試験と「人体実験」を分けるもの

　目の難病である加齢黄斑変性に対して、iPS細胞を用いた臨床試験が始まる見込みになった。神戸市の先端医療センターの倫理委員会が、「安全性につ … ［続きを読む］

「真っ暗ですよ事件」に見る東電の体質

　東電は福島第１原発１号機（１Ｆ１）に関して、建屋内部を調査しようとした国会事故調メンバーに対して、「今は真っ暗です（真っ暗ではないのに）」 … ［続きを読む］

「霞が関」は本当に日本最大・最高のシンクタンク？

　安倍政権が２０１２年末に成立し、実態はともかくとして、政策を積極的に進めようとしているようだ。そして、民主党政権時代には抑えられていた霞が … ［続きを読む］

高校生の科学研究から見える日米の大きすぎる差

　高校生による科学研究コンテストとして米国が世界最高峰と誇りにしている「インテル・サイエンス・タレントサーチ（Intel Science T … ［続きを読む］

新しい経済と日本の再生の出発点：発送電分離を確実に進めるべきである

　東京電力福島第一原発事故から２年がたつのに、エネルギー政策の行方が見えない。民主党政権がきった脱原発への舵が、自民党政権の復活で、政府審議 … ［続きを読む］

スペイン最新報告／再生可能エネルギー利用の経験から学ぶもの

　世界的な再生可能エネルギー利用の拡大で大きな成果を収めたスペインは、いままた大きな経済危機に直面している。そこでスペインの再生可能エネルギ … ［続きを読む］

沈滞気味の卒業研究に活を入れるサイエンスインカレ

　３月最初の週末にサイエンスインカレの研究発表会が開催された。インターハイといえば全国高等学校総合体育大会（略して高校総体）のことで、皆さん … ［続きを読む］

「電力会社がＯＫしない電力制度改革はできない」という日本の歴史

　発送電分離、家庭の小売り自由化……。自由化を進める電力制度改革のスケジュールが見えてきた。日本の電力自由化は世界から大きく遅れている。改革 … ［続きを読む］

減らす原発１３基のリスト

　「脱原子力依存」といいながらいっこうに原発を減らす仕組みができず、「日本の原発政策は結局変わらないのか」という焦燥感がじわりと広がっている … ［続きを読む］

「脱原発とエネルギー転換に関する日独比較」ベルリン会議報告

　福島はいまどうなっているのか、50基の原発中2基だけでどうやって、電力を賄っているのか、日本はなぜ、脱原発の方向を決められないのか？　こう … ［続きを読む］

続：「脱原発とエネルギー転換に関する日独比較」ベルリン会議報告

　ベルリンで３月に開かれた「脱原発とエネルギー転換に関する日独比較会議」の報告を続ける。　長年にわたり日独の環境政策を比較研究してきて、『環 … ［続きを読む］

漂流するプルトニウム／日本がPuを「売る日」

　東京電力が４月２３日、一つの発表をした。フランスにある東電所有のプルトニウムと英国にあるドイツの会社のプルトニウムを帳簿上で「交換」すると … ［続きを読む］

「値上げ」も「再稼働」も？―北電値上げ問題

　北海道電力が電力料金の値上げを申請した。申請額は、一般家庭で約10％である。泊原発の運転停止で、代替の石炭・石油火力発電所の燃料代がかさん … ［続きを読む］

「すばる」から「アルマ」へ～日本の天文学における国際化の深化

　日米欧の三極が協力して南米・チリのアタカマ砂漠に建設してきたアルマ天文台（Atacama Large Millimeter/submill … ［続きを読む］

「日本版ＮＩＨ」構想、意義と危うさ〈上〉

はじめに　最近に至って急遽「日本版ＮＩＨ構想」が動き始めている。安倍首相が4月19日の日本記者クラブでの会見でこれを表明し――成長戦略の柱と … ［続きを読む］

「日本版ＮＩＨ」構想、意義と危うさ〈下〉

医療システムのなかでとらえているか　「上」編では、ＮＩＨを中心とするアメリカの医学・生命科学研究政策の流れとその背景を概観したが、しかし本稿 … ［続きを読む］