詩 の検索結果

中山道・妻籠宿に魅せられた外国人観光客

観光客の9割は海外から　繊細な美しさとサムライが歩いた古道への高い関心

　冬の朝、虫籠窓（むしこまど）から陽が射し、囲炉裏の間にふりそそぐ。　妻籠宿（長野県木曽郡南木曽町）にある脇本陣奥谷にみられる光景である。　 … ［続きを読む］

29時間で身につく「にわか韓国語講座」（14）

第４章　必要な「固有語」と「音変化」　４．中級、上級に進むために

「読める」「書ける」を優先し、「話せる」を後回しにしてきました　アンニョンハシムニカ！　前回は予定のちょうど中間地点でした。一番難しい部分を … ［続きを読む］

大貫妙子さんと「茨木のり子」 感覚の共有

背筋がぴんと伸びた二人の女性　大貫妙子さんは、洋楽かぶれのティーンエイジを過ごした私が初めて好きになった日本人の女性シンガーだ。　学生時代、 … ［続きを読む］

安田純平さんをめぐる義務と権利と自己責任

 　シリアで拘束されていた安田純平さんが解放され、無事に帰国した途端、予想通りに「自己責任論」が吹き出した。今回はそれ以前のいくつ … ［続きを読む］

[書評]『少年と罪』

中日新聞社会部編

「人を殺してみたかった」という少年たちの深層に迫る　世間を震撼させた神戸連続児童殺傷事件から既に20年が過ぎたという。その後も今日に至るまで … ［続きを読む］

思った事をすぐ口に出す韓国の「伸びしろ」

この国では「規則ですので何ともできかねます」とは言われない

.VideoExMod { display: block; position: relative; max-width: 100%; } . … ［続きを読む］

「安倍改憲」の本当の問題とは

安倍改憲は阻止したいけど立憲的改憲論には批判的な人たちへ（下）

キーワードは「必要な自衛の措置」　「立憲的改憲論に批判的な人たちへ」、「リベラル再生宣言」で、立憲的改憲論のコンセプトやそれへの批判的言説に … ［続きを読む］

立憲的改憲論に批判的な人たちへ

安倍改憲は阻止したいけど立憲的改憲論には批判的な人たちへ（上）

誰が誰よりどうだとか……誰が誰よりどうだとか誰の仕事がどうしたとかそんなことを言ってゐるひまがあるのかさあわれわ … ［続きを読む］

［35］韓国・済州島でイエメン難民を助ける人々

当初は難民とは知らなかった――ホテルのオーナー　「戦争が終わったら、イエメンに招待すると言われています。その時は2年ぐらいの休暇をとってくだ … ［続きを読む］

非業と絶望の先、希望の在りかは

時代や社会、人々を描くヒントをくれた10冊

　映画を作りたいと思ったのは高校生の頃だった。1970年代の後半、昨日まで自主製作映画を作っていた若者がいきなり商業映画の監督を任されるよう … ［続きを読む］

シューベルトの「冬の旅」を文字で“聴く”

「菩提樹」を含む名歌曲集の奥に潜むものは？シューベルトとは何者か？

　「歌曲の王」と称され、31歳の短い生涯に600曲にものぼる歌曲を作曲したフランツ・シューベルト（1797～1828）。彼がウィルヘルム・ミ … ［続きを読む］

「卓球映画」から卓球の“楽しみの流儀”を語る

異性間関係の『ミックス。』、同性同士の結束を描いた『ピンポン』

ピンポンムービーの世界へ　今年の春、半世紀ぶりに卓球を再開したことは、WEBRONZAにも書かせてもらった。　あまり深い理由はなくて、リオオ … ［続きを読む］

首都高地下化で日本橋復興へ――民と官の欲と夢

　徳川時代の慶長8(1603)年に架けられた日本橋は、翌年には諸街道の起点とされて道路元標が作られた。こうして日本橋は江戸の中心であるだけで … ［続きを読む］

日本橋から空と水と詩が消えた――首都高と五輪

　すべての橋は詩を発散する。小川の丸木橋から海峡をこえる鉄橋にいたるまで、橋という橋はすべてふしぎな魅力をもって私たちの心をひきつける。右岸 … ［続きを読む］

６４年の開高健を意識しながら東京を追ってみる

　開催まであと2年となり、焦点が合わない写真のように輪郭がボケていた2020年東京五輪・パラリンピックが少しずつ姿を現し始めた。　たとえば7 … ［続きを読む］

［97］「生産性」いう測りだけで人間の価値が…

7月31日(火)　午前中「報道特集」の定例会議。何事も思うようには進まず、お互いに理解しあうことは容易にはいかないものだ。沖縄県の知事公室長 … ［続きを読む］

南北和解へ動く韓国ロマン主義（韓国語版も）

「酒」を好む風流でエモーショナルな政治がそこにある

＊WEBRONZA初めての試みです。この記事は筆者に日本語と韓国語の2カ国語で執筆していただきました。韓国語版（한국어판）でもご覧ください。 … ［続きを読む］

［93］オウム死刑囚７人同日執行報道の異例さ

7月3日(火)　午前中「報道特集」の定例会議。今週のネタが定まらず。気に入っていたアンペルマンの小銭入れが見当たらない。どこかでなくしてしま … ［続きを読む］

再び山形県鶴岡にて――田んぼと機械と舞踏と

「おれのは、いまの農業から生まれたものっつうかさ」

　盆踊りが静かなブームといわれたのが2014年、盆踊ろう会『盆おどる本――盆踊りをはじめよう！』(青幻舎)が刊行された頃だ。それから4年。小 … ［続きを読む］

［92］現実以上にリアル。ザ・空気ver.2

6月26日(火)　午前10時から「報道特集」定例会議。今週、沖縄について特集で扱うことになり、追加取材のためのカメラや車、宿の手配などが必要 … ［続きを読む］

［91］卑怯なり。加計孝太郎理事長の記者会見

6月19日(火)　朝、7時15分、寝屋川のホテルをチェックアウト。震源に近い高槻市の駅の通勤風景を取材。JRも私鉄各線も今朝はまだ乱れに乱れ … ［続きを読む］

［90］歴史的な日を韓国でみていた

6月12日(火)　今日はシンガポールで米朝首脳会談が午前10時(韓国時間)から行われる。早朝から取材チームが始動。Kディレクターに加え、コー … ［続きを読む］

日本社会の成熟度を映す「在住外国人」（下）

イスラム社会のマイノリティの思想から学ぶ「分かち合う社会」

　「成長社会」から「成熟社会」へ――。超高齢化に直面する日本は、さまざまな人と分かち合うことでしか豊かに暮らしていけない。「在住外国人と共生 … ［続きを読む］

高畑勲監督の死を悼む（中）

常に対象との距離を保つ

　高畑勲監督のありし日の言動を通じて、そこに込められた思いを振り返ってみたい。肩書きには意味がない　「高畑です」　高畑勲監督は講演や舞台挨拶 … ［続きを読む］

高畑勲監督の死を悼む（上）

アニメーション表現の開拓者

　2018年4月5日、高畑勲監督が死去した。来たる5月15日には、三鷹の森ジブリ美術館で「高畑勲　お別れの会」が催される。　高畑監督はアニメ … ［続きを読む］

[書評]『現代社会用語集』

入江公康著

あたりまえを疑ってみるための用語集(≒詩集)　もっといろんな考え方、世界がある。価値観は不変じゃない。これまで自分が知っていた世界は、なんて … ［続きを読む］

『ロスト・イン・トランスレーション』再見（下）

美しくない日本人!?

　すでに触れたが、東京の映像とともに『ロスト・イン・トランスレーション』で最も強烈な印象を刻むのは、ボブやシャーロットの目に映る<異化 … ［続きを読む］

『ロスト・イン・トランスレーション』再見（中）

脱構築された東京のイメージ

　(上)で触れたように、『ロスト・イン・トランスレーション』で映し出される東京はきわめて魅力的だが、その最大の理由は、東京という都市の、どこ … ［続きを読む］

『ロスト・イン・トランスレーション』再見（上）

ソフィア・コッポラの“東京物語”

　今回は、2018/3/22、同/27、同/28で論じた『ビガイルド　欲望のめざめ』のソフィア・コッポラ監督の長編第3作目であり代表作である … ［続きを読む］

8年間追った生活者の闘争

「ヒーロー」不在の苦悩と挑戦、アスベスト訴訟とドキュメンタリー考

　ドキュメンタリーを作るという生き方を選択して良かったと、その幸せをしみじみ噛み締めている。今回の新作ドキュメンタリー「ニッポン国VS泉南石 … ［続きを読む］