スポーツ の検索結果

進む気候危機、出遅れるEV車への移行

COP26から日本の脱炭素化を考える（下）

　脱炭素社会への移行には、温室効果ガス（GHG）の排出量が多い産業が大きな責任を負う。自動車産業は、その中でも最も重要な産業の一つである。な … ［続きを読む］

「平和の祭典」の大義を果たそうとしないIOC～北京冬季五輪の外交ボイコット問題（上）

人権問題よりスポンサーにご執心のバッハ会長

外交ボイコットが国際問題化　2ヶ月後の2022年２月開幕に迫った北京冬季五輪が、政治問題化している。米国政府は新疆ウイグル自治区での少数民族 … ［続きを読む］

五輪で“リアル二刀流”に挑む平野歩夢～ナンバーワンからオンリーワンへ

スノボとスケボーで歩む未踏の境地　わずか半年で夏冬五輪出場狙う

北京は「特別な五輪になっていく」、大谷に敬意　スノーボード男子ハーフパイプ（HP）で冬季五輪2大会連続メダリストとなった平野歩夢（ひらの・あ … ［続きを読む］

公式戦出場を阻んだ壁をこえ、拳の先に何を見るのか～朝鮮学校とボクシング

大阪朝高でボクシングを指導してきた梁学哲さんの生き様と先人の思い

　抜けるような青空に赤や黄の紅葉がまぶしく浮かぶ、気持ちのいい秋晴れの日だった。日差しの温かなグラウンドとは対照的に、地下室は凛とした冷たい … ［続きを読む］

【18】「日本人は集団主義的」という議論の先にあるもの：集団思考を育てるという視点

　忘年会や新年会のシーズンを迎える。たぶん、会社や学校などでの仕事の一環として、忘年会や新年会がいたるところで開かれる国はあまりないだろう。 … ［続きを読む］

Jリーグ熾烈な昇・降格争い―コロナ禍で大混戦、壮絶な残り試合

昨年消えかけた熱い空気がスタジアムに流れている

監督不在の緊急事態！名門・磐田が3季ぶりJ1復帰　14日に水戸のホームスタジアム「Ksスタ」で行われたJ2第39節、ジュビロ磐田は引き分け以 … ［続きを読む］

アスリートのメンタルヘルスにどう向き合うか。五輪イヤーが残した大きな課題

タブー視されてきた深刻な被害　選手と競技組織、ファン、メディアを含めた取り組みを

大坂とバイルス、トップ選手2人が訴えた「心の健康」　11月に入り、メンタルヘルスの問題で無期限の休養をしていた大坂なおみ（24＝日清食品）が … ［続きを読む］

負の遺産の清算なく進む核開発拠点の「復興」～ハンフォードと福島の過去・現在・未来（下）

原発推進機関の主導による「創生」が福島のモデル

　前稿（上）では、ハンフォードの成り立ちと汚染の歴史をかいつまんで記した。またハンフォード裁判の前例となったネバダ核実験による風下被ばく者の … ［続きを読む］

NHKの夜“7時のニュース”が「10分」で終わった！　開票速報で短縮

国民が頑張った行動にも注目を

　10月31日。その日、NHK午後7時のニュースのヘッドラインは、いつも通りに6つほどオープニングで紹介されていた。衆議院議員選挙関係がいく … ［続きを読む］

東京五輪を終えたトップ選手たち、去就の秋～レジェンド・内村は？

決断のそれぞれが特別な輝きを放っている

女子体操エース、大会フィナーレで引退スピーチ　24日まで北九州市で行われた体操の世界選手権（世界体操、北九州市総合体育館）フィナーレはいつま … ［続きを読む］

スポーツ審判は機械の目にとってかわられるのか

人とAIが協調する近未来がみえてくる

　この欄ではかねがね、技術と社会の未来について占うことを試みてきた。たとえば数年前まで続いていた将棋のプロ棋士vs.AIの『電王戦』では、熱 … ［続きを読む］

無責任な動員の責任を問え　世論と「識者」転向の陥穽

オリンピックという略奪　市民はオリンピックと手を切るべきである。なぜなら、オリンピックはスポーツの好き嫌い、選手たちへの応援や競技への興味の … ［続きを読む］

東京五輪音頭　“歌謡遺産転がし”による国民総踊り計画はなぜ失敗したのか・後編

【41】東京五輪音頭

　戦後日本の復活を印象づけた1964年東京五輪の際に大ブレイクした昭和歌謡「東京五輪音頭」のリメイクした「東京五輪音頭―2020―」を使い、 … ［続きを読む］

英語力を伸ばすために　伝えようとする内容を確固としたものに

　今年（2021年）は、東京オリンピック・パラリンピックが開催され、各種競技が連日のようにテレビ中継された。世界各国から参加した選手が高い水 … ［続きを読む］

五輪直後の世界体操が目指す新たな価値～社会貢献と産業の創出を

観客フル収容―コロナと向き合うスポーツ界の青写真を描く大会に

　今夏の東京五輪・パラリンピックの終了からわずか1カ月半、その熱気と余韻が残る日本で再び、競技の頂点を競う「世界体操」（10月18日～24日 … ［続きを読む］

東京五輪音頭　“歌謡遺産転がし”による国民総踊り計画はなぜ失敗したのか・前編

【40】東京五輪音頭

東京五輪音頭　昭和38（1963）年作詞・宮田隆、作曲・古賀政男、歌・三波春夫場所：東京　いまや「東京オリンピック・パラリンピック2020」 … ［続きを読む］

「鎮める」人、横綱・白鵬はなぜ「乱」の人になってしまったのか……

　私にとって、横綱・白鵬は「鎮」の人だった。　2011年3月11日、東日本大震災が発生し、わが故郷の宮城県気仙沼市は甚大な被害を受けた。奇し … ［続きを読む］

白鵬が突き付けた、伝統の定義という究極課題

～大相撲とは何か。不勉強の自称有識者は去って出直せ～

伝統文化継承者・白鵬が残した、20世紀的日本人への激痛　横綱白鵬が引退、年寄間垣を襲名した。すでに36歳の幕内最古参、度重なるケガを克服しつ … ［続きを読む］

「メタバース」考：インターネット後の世界からいまを見つめる

無数の他者と正確なリアルタイムで同期する持続的なコミュニケーションを実現

　地政学では、陸・海・空・宇宙そしてサイバー空間について、その安全保障が各国の政治・経済や文化などにおよぼす影響に注目している。筆者が陸・海 … ［続きを読む］

早くも正念場のサッカー日本代表～W杯アジア最終予選、1敗も許されぬ10月連戦へ

7大会連続出場は？常に過酷だった過去の最終予選を思い起こす

異例の代表発表　視察先の欧州からオンライン会見 　すでに2試合を消化した、22年W杯カタール大会に向けたアジア最終予選の、10月2連戦（7日 … ［続きを読む］

［下］「スポーツの力」を積極的に疑う時が来ている

「レガシー」などいらない。東京大会の記憶に依存しないスポーツと社会の関係を作ろう

　前稿では、オリンピック/パラリンピックを通じて称揚された「多様性」とは、結局IOC(国際オリンピック委員会)の決めたフォーマットに収まる程 … ［続きを読む］

［中］オリンピック／パラリンピックの「多様性」がはらむ選別のシステム

称賛すべき「いい話」として消費してはならない

　前稿では、東京オリンピック/パラリンピックは終わっていないと書いた。大会自体は閉幕したが、あまりにも多くの矛盾や取り返しのつかない爪痕を、 … ［続きを読む］

［上］本当にオリンピック東京大会は「終わった」のだろうか

「レガシー」作りに付き合わず、とやかく言い続けること

反オリンピックの「失敗」　「東京オリンピックは起こらなかった」、とは言わないし、言うつもりもない。その手の言語テロリズムはもはや時代遅れでも … ［続きを読む］

ジェンダー平等を進める力に～女子初のプロサッカー「WEリーグ」開幕

社会課題を目標に掲げたリーグのメッセージ。女性活躍と多様性を認めあう未来へ

岡島チェアが開会宣言に込めた願い 　日本女子初のプロサッカーリーグ「Yogibo　WEリーグ」（11クラブ）が12日開幕し、岡島喜久子チェア … ［続きを読む］

パラリンピックの感動を行動に移そう!　そこに真のレガシーが築かれる

東京2020大会後に私たちがすべきこと

4人に1人が注目した東京パラリンピック2020　2021年8月24日から9月5日にかけて催された東京パラリンピック2020が閉幕した。　参加 … ［続きを読む］

アスリートと競技パートナーが体感したパラスポーツの未来と課題

躍進は自己研鑽と支援の成果～強化拠点や人材の一層の充実と、共生への意識を

クラス唯一の義足ハイジャンパー・鈴木徹4位の価値　東京パラリンピック陸上の男子走り高跳びT64（運動機能障害・義足）に出場した41歳のベテラ … ［続きを読む］

酷暑下開催の「夏の甲子園」は見直しを

スポーツ行事と資本の論理

利権ファーストの商業五輪　この夏、大きな反対の声が上がりながらも東京五輪が開催された。今回の五輪については、二重の意味で「なぜこの時期なのか … ［続きを読む］

「今の感染者増、半分は人災」「政治にも責任」～酸素ステーション発案の医師が異議

「国は感染抑制へ約束果たさず」と憤り総合的対応を訴え―神奈川県統括官インタビュー

全国初の酸素ステーション稼働、発案の阿南医師「忸怩たる思い」　新型コロナウイルスの感染爆発で各地で病床が逼迫（ひっぱく）し、自宅療養者が増え … ［続きを読む］

東京五輪8強に終わった「なでしこジャパン」が模索する次の一手とは

強いリーダーをどう育てていくか、女子サッカー界全体の重い課題

レジェンドと言われる2人の女性監督が、くしくも同日に退任　8月27日、日本サッカー協会は女子委員会を開き、16年4月から女子代表「なでしこジ … ［続きを読む］

『週刊文春』の車内吊り広告終了から見える週刊誌界の大きな変化

ネット配信の“独立”、紙とデジタルの収益バランス

　『週刊文春』が8月26日発売号を最後に車内吊り広告をやめるという話題は、ニュースになり、業界内では話題になった。でも、ふと考えてみれば多く … ［続きを読む］