オウム真理教 の検索結果

目つきはよろしくありませんが……

緒方健二

　緒方健二と申します。本日から「ＷＥＢＲＯＮＺＡ」筆者の１人として、あれこれ書いてまいります。至らぬことの多い未熟者ですが、皆様がたのご意見 … ［続きを読む］

オウムという時代の子だった青豆と天吾

　村上春樹はともに１９９５年に起きたオウム真理教事件と阪神大震災を経て作品が変容した、といわれる。地下鉄サリン事件の被害者や遺族ら約６０人に … ［続きを読む］

村上春樹と高円寺の深いつながり

　『１Ｑ８４』があれほど売れ、あれほど話題になったのに、文藝評論家たちはこの小説の社会性をあまり論じていないような気がする。唯一この小説を1 … ［続きを読む］

これはまだ「プロローグ」にすぎない

宇野常寛

　村上春樹『１Ｑ８４』のＢＯＯＫ４はあるのか。結論から述べれば、私は「ある」と考えている。理由はいくつもある。物語が現時点では中途半端になっ … ［続きを読む］

《富士通株主総会詳録》企業統治で激論、山室元判事、野中名誉教授も答弁

　富士通が６月に開いた株主総会では、危機管理、リスク管理のあり方、監査役、社外役員の存在意義、取締役会での議論と情報開示、風評の関係など、企 … ［続きを読む］

果て(上) 「割り屋」の後輩重用 隠蔽指示あったのか

　「最強の捜査機関」と呼ばれてきた地検特捜部。そのエースに続き、元トップと元ナンバー２が逮捕された。エリート組織の内側で、検事らをむしばむ病 … ［続きを読む］

「長官銃撃事件以上の失態」に大揺れの警察

緒方健二

　東京・霞ヶ関にある警視庁と、その隣にある警察庁はいま、どんよりとした空気に覆われています。どちらも元々明るさを売り物にする役所ではありませ … ［続きを読む］

検察官の官僚化が招いた大阪地検の不祥事 《五十嵐紀男・元東京地検特捜部長》

　大阪地検特捜部が手がけた郵便不正事件とその後に発覚した証拠改ざん・犯人隠避事件の背景には、「検察官の官僚化と実力の低下」がある。昨年12月 … ［続きを読む］

自殺者３万人の時代を終わらせるには

伊藤智章

　１３年連続で年間３万人が自殺した日本は、東日本大震災で、さらに深い心の傷を負った。１９９５年の阪神大震災が同年のオウム真理教事件と並び、バ … ［続きを読む］

自衛隊のNBCスーツ（防護服）装備は十分なのか？

清谷信一

　今更いうまでも無いが、我が国は唯一核兵器による攻撃を受けた国家である。そして我が国が想定している安全保障上の大きな潜在的脅威は、北朝鮮の核 … ［続きを読む］

日常と非日常の境界が融解した危機

宇野常寛

　東日本大震災と呼ばれる先の地震から一か月が経とうとしている。甚大な、という表現すら余りあるその傷は深く未だ被害の全貌すら把握できないのが現 … ［続きを読む］

ＮＢＣ戦に備える米海兵隊特殊部隊の「実力」

谷田邦一

　深い因縁なのか、それとも単なる巡り合わせか。日本で起きたテロをきっかけに発足した米軍の特殊部隊が、日本の原発事故を支援するために来援した。 … ［続きを読む］

気になるＴＢＳの現場の不満や疑問

緒方健二

●ＴＢＳ、好きでした　ＴＢＳには思い入れがあります。大分で幼少期を過ごした私は例に漏れず、テレビ大好きのガキでした。昭和４０年代の小学生時分 … ［続きを読む］

ネズミと名乗る男の話

　死んだと思っていた？　時々自分でも生きていることを忘れるんだ。まず痛いような冷たさがある。泡立つ液体が喉を落ちていくのを感じる。それからだ … ［続きを読む］

「裁判中止を」全面対決　小沢氏、検察を批判

　「民意」による起訴議決が公表されてから１年。民主党元代表の小沢一郎被告（６９）が６日、東京地裁の法廷に立った。「私を政治的、社会的に抹殺す … ［続きを読む］

小沢一郎議員弁護人が反論「検察審査会は調書を誤信」《弁護人冒陳要旨》

　「陸山会」の土地取引をめぐり、政治資金規正法違反（虚偽記載）の罪で強制起訴された民主党元代表・小沢一郎被告（６９）の初公判は１０月６日、午 … ［続きを読む］

「わかったつもり」になってはならない

緒方健二

　オウム真理教事件捜査の中核を担った警視庁の捜査１課担当として、一連の事件を取材しました。教団が次々と起こす犯罪に振り回され、徹夜を重ねた当 … ［続きを読む］

理系エリートと宗教

　先日、オウム真理教の元幹部・遠藤誠一被告の最高裁上告が退けられ、死刑が確定した。これで１８９人が起訴された一連のオウム真理教関係事件の裁判 … ［続きを読む］

出頭はオウム真理教の謎解く好機

緒方健二

　１９９５年９月１４日に警察庁から特別手配されていたオウム真理教元幹部の平田信（まこと）容疑者（４６）が昨年１２月３１日の深夜警視庁に出頭し … ［続きを読む］

約束という呪い――ＷＯＷＯＷ連ドラ、黒沢清の『贖罪』第３話も凄い！

　『贖罪』（ＷＯＷＯＷ）シリーズの第１話、第２話では、エミリ殺人事件を目撃した少女２人が、１５年後、取り返しのつかない不幸に見舞われた。第１ … ［続きを読む］

時効を考慮し企業の不正調査は迅速に

　役職員がかかわる横領などの不正を発見した企業が、役職員を刑事告訴したり損害賠償請求訴訟を起こす場合に問題になるのが「時効」。渋谷卓司弁護士 … ［続きを読む］

テロ対策、学界も逃げ腰になるな

米本昌平

　ＷＨＯ（世界保健機関）は、ネイチャー誌とサイエンス誌に投稿された、強い毒性の鳥インフルエンザ･ウイルス「Ｈ５Ｎ１」に関する二つの論文の扱い … ［続きを読む］

私の書棚から見た吉本隆明

鷲尾賢也

　１９６０年代に学生生活をおくっていたものにとって、吉本隆明は特別な存在だった。ほとんどが吉本主義者だったといっていい。もちろん、思想からで … ［続きを読む］

麻原彰晃こそ、オウム事件の中心人物だ――「ＮＨＫスペシャル　オウム真理教」を見て （上） 事件の本質を見抜けなかった警察、宗教学者　　

　３部構成のＴＶ番組、「ＮＨＫスペシャル　未解決事件」シリーズの「オウム真理教　１７年目の真実」「オウムＶＳ警察　知られざる攻防」を見た（６ … ［続きを読む］

麻原彰晃こそ、オウム事件の中心人物だ――「ＮＨＫスペシャル　オウム真理教」を見て （下） ＜絶対的他者＞としての麻原、オウム関連の傑作映画、オウム的なものの拡散、大澤真幸の謬見など　　

＊麻原が「廃人化」して何も語ら（語れ？）ない、という点に関して、もとより彼は精神の狂ったインチキ教祖だったのだ、という意見もしばしば聞くが、 … ［続きを読む］

ＮＨＫの『未解決事件　オウム真理教』に強く文句を言いたい

　ＮＨＫの『未解決事件』はイカンと思う。　第１回の『グリコ森永事件』の時は、あれは確かに未解決事件であったからいいが、こないだ放映した第２回 … ［続きを読む］

「棚ぼた」頼りを憂慮する

緒方健二

　オウム真理教による地下鉄サリン事件などで特別手配中だった元信徒の菊地直子容疑者（４０）が６月３日に逮捕されました。きっかけは、菊地容疑者の … ［続きを読む］

菊地直子、高橋克也、福田和子、市橋達也、木嶋佳苗……逃走犯の顔から見えるもの

　６月３日、サリン製造に関与した罪で、オウム真理教の菊地直子が逮捕された。教団で活動をしていた２０代の頃は「走る爆弾娘」と呼ばれていたが、４ … ［続きを読む］

高橋克也容疑者についてのロマンチックな想像

　オウム真理教の高橋克也が逮捕されて、指名手配写真がいろいろ問題になっている。いくら１７年前とはいっても、手配写真と現実、違いすぎ。トシとっ … ［続きを読む］

慰安婦問題「土下座」パフォーマンスと、いかにも韓国的な「希代の宗教ビジネスマン」＝文鮮明氏の死

　このところ、韓国各地で、何とも奇妙奇天烈な「土下座パフォーマンス」が繰り広げられています。　「慰安婦問題について、心よりお詫びいたします」 … ［続きを読む］