フィリピン の検索結果

Ｗ杯対戦国にあって日本に無いシステム

小原篤次

　「いま、アジアの時代ですね」　香港を訪れる日本のゲストから、この質問を受けることがある。過去２０年の変化を見聞してきただけに、返事に窮する … ［続きを読む］

寺島実郎の視座 「普天間」は終わっていない（３）　～編集長特別インタビュー～

一色清

　――普天間問題、米軍基地問題、さらには日本の安全保障について、菅さんとその政権は参院選の結果も踏まえ、どのような姿勢で臨むのか、ということ … ［続きを読む］

「女性の社会進出」、日欧３０年の差　

脇阪紀行

　若い知人のＲ君（３０）はこの夏、Ｍさん（２９）と結婚する。新郎Ｒ君は大学を出て機械メーカーに就職したが、社会福祉に関心を持ち、昨年、高齢者 … ［続きを読む］

沖縄の海兵隊はグァムへ行く

大矢雅弘

　　沖縄の米軍普天間飛行場の移設問題は、本土では参院選の争点にもならなかった。沖縄の参院選の投票率は全国最低で、１９７２年の本土復帰後最低と … ［続きを読む］

東アジアの構図変化の影で進む米中対立

脇阪紀行

　米国が、ベトナムやインドネシアを中心に東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）に急接近し、地域の１６カ国首脳が集まる東アジアサミットへの参加も決め … ［続きを読む］

【アジアな目】学校で必要なのは中国語、韓国語だ

小原篤次

　８月６日のウォールストリートジャーナル（アジア版）は１面と１４面で、楽天の三木谷浩史社長が２０１０年６月中間連結決算の発表を英語で行ったこ … ［続きを読む］

【アジアな目】　円相場は株式や商品市場とつながっている

小原篤次

　今回の円高の異例さは、期間の長さである。　円高を「１ドル＝１００円未満の水準」と定義すれば、２００９年４月１４日以降、すでに１年半が経過し … ［続きを読む］

本格的な海上テロの始まりか――ホルムズ海峡のタンカー損傷

谷田邦一

　中東のホルムズ海峡で７月末、商船三井の大型原油タンカー、エム・スター（約１６万トン）が、船体にナゾの損傷を受けてから１カ月。調査が進むにつ … ［続きを読む］

為替市場は投機の場所－アジアで最も遅い日本の介入

小原篤次

　１５日、為替介入に踏み切ったのは日本だけではない。　マレーシアも、通貨リンギが対ドルで、アジア通貨危機が起きた１９９７年１０月以来の高値水 … ［続きを読む］

長期政権を目指すなら、外交方針でぶれるな

水田愼一

　日本外交が揺らいでいる。普天間問題での外交方針のぶれは鳩山内閣の退陣につながった。菅内閣においても尖閣諸島問題等の外交問題が政権を揺さぶっ … ［続きを読む］

「特色ある近代化」から「尊敬される大国」へ

加藤千洋

　ノーベル平和賞に輝いた劉暁波氏は１９８９年６月の天安門事件の際、武力鎮圧で天安門広場に迫った人民解放軍の戒厳部隊など中国当局との交渉をまと … ［続きを読む］

ＦＴＡで貿易自由化が進む可能性も

山下一仁

　金融危機発生後世界経済のブロック化が進むのではないか――。世界経済の現状をみて、このような心配をした人たちが思い出したのであろう１９２９年 … ［続きを読む］

ＡＰＥＣ：フィリピンのアキノ大統領に、率直な意見表明を

土井香苗

　今年６月３０日に就任したベニグノ・アキノ３世フィリピン大統領。アキノ大統領は、横浜で開催されるアジア太平洋経済協力会議（ＡＰＥＣ）出席のた … ［続きを読む］

子どもの自殺の原因を簡単に探すな

伊藤智章

　子どもの自殺。　これ以上に残酷な出来事はまれだ。　なぜ周りの大人は手を打てなかったのか。あまりにつらい状況があろうと、なぜ子どもはこれから … ［続きを読む］

あなたに会いたかった……――元日本兵が残した「遺言」

大久保真紀

　お話をきかせていただくことになっていた岐阜県飛騨市在住の尾下大造さんが取材予定の前日の１０月２９日夜に急逝しました。８８歳。急性心不全でし … ［続きを読む］

実務家が見る投資協定　途上国・資源国投資に活かすには

　途上国・資源国投資には、進出先の国内法制度の予期せぬ変更や、許認可取得手続の不透明性などの投資リスクが伴う。投資協定は、このような投資リス … ［続きを読む］

外国人看護師問題：「開国」の看板が泣いている

脇阪紀行

　２月２０日、戦後始まってから１００回目という看護師の国家試験が行われた。５万人強の受験生の中には、インドネシアやフィリピンとの経済連携協定 … ［続きを読む］

海を渡った看護師たちが教えてくれること

木代泰之

　ニュージーランドの地震で、多くの日本の若者が安否不明になったままだ。朝日新聞の調査では、このうち少なくとも12人の女性が看護師を目指す人か … ［続きを読む］

ケータイ進化の第２ラウンドが始まった

鎌田富久

　　2月にスペインのバルセロナで開催された世界最大の携帯電話関連の展示会「世界モバイル会議」（MWC＝Mobile World Congre … ［続きを読む］

前原辞任の背後にある日本人の「外国人嫌い」

脇阪紀行

　在日韓国人からの献金をめぐる前原誠司氏の辞任劇を見ていて思い出したのは、「パブロフの犬」の話だった。「外国人からの献金」と聞いただけで「辞 … ［続きを読む］

「オペレーション・トモダチ」活用への提言

小谷哲男

　まず、３月１１日の東北地方太平洋沖地震によって被災されたすべての方々にお見舞いを申し上げたい。　アメリカ人は、１９６３年１１月２２日にジョ … ［続きを読む］

米国を奥座敷に迎え入れる日本、その意味を考える

木代泰之

◇米軍の手厚い支援◇　大震災発生以来、米国が手厚い支援を展開している。三陸沖には空母が停泊して「トモダチ作戦」を展開し、東京では米軍やエネル … ［続きを読む］

対中抑止力の低下につながる嘉手納統合案

谷田邦一

　沖縄本島の中央部に広がる嘉手納基地。第２次大戦後の７０年近く、アジア最大の海外基地として、米国の軍事戦略を支えてきた。朝鮮戦争以来、ベトナ … ［続きを読む］

臓器売買――規制が必要な生体移植

大久保真紀

　東京都内の医師が腎臓の生体移植を受けるために腎臓売買を企てたとして逮捕されました。１０００万円を暴力団組員らに払ったとのことですが、報道に … ［続きを読む］

アニメ、マンガは中東を目指せ

清谷信一

　筆者は１９９０年にロンドンに住んでいたが、この頃アニメやマンガなど日本のサブカルチャーは世界で普遍的に受け入れられる商業文化になる、そのよ … ［続きを読む］

中国の海洋進出と密接に関わる核戦略

小谷哲男

　このところ、中国の海洋進出に関するニュースを耳にしない日はない。東シナ海では尖閣沖での漁船衝突事件が記憶に新しいが、この事件を口実に中国は … ［続きを読む］

夏鳥の越冬地を探れ！　小型記録計で新展開

　日本で夏を過ごし、子育てする夏鳥が減っている。問題視されだしたのは1990年代に入ってから。そのころ、朝日新聞の報道でも「愛知県の伊良湖岬 … ［続きを読む］

北大ＨＯＰＳマガジン 【東アジアを考える】 新しいホットスポット、南シナ海とリージョナル・ガバナンス

林成蔚（東アジア政治論、比較政治）

●台湾海峡と朝鮮半島から南シナ海へ　冷戦が終焉しても、東アジアの安全保障情勢について議論する時は、常に二つのホットスポットが言及されていた。 … ［続きを読む］

他人事でない米・英の外国公務員贈賄防止罪のリスク

　今年7月に施行された2010年英国贈賄防止法が、米国の海外腐敗行為防止法(FCPA)と並び日本企業にとって脅威になりそうだ。英国でビジネス … ［続きを読む］

輸出企業と米国裁判管轄　グッドイヤーダンロップ事件で考える

　製造物責任訴訟で原告となる消費者側に有利な手続が保障されている米国の裁判所。日本の輸出企業にとって、米国での裁判を強いられるかどうかは、訴 … ［続きを読む］