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社会・スポーツ
村上春樹『1Q84』のBOOK4はあるのか。結論から述べれば、私は「ある」と考えている。理由はいくつもある。物語が現時点では中途半端になっ … [続きを読む]
宇野常寛 2010年09月01日
科学・環境
ノーベル文学賞候補と言われる村上春樹は『1Q84』を出版した後のロングインタビューの中で、「本当に大事なことは、そんな簡単に言語化できない … [続きを読む]
寺岡伸章 2011年05月04日
法と経済のジャーナル 深掘り
ある局面ではアルカイダを相手に、別の局面では北朝鮮を相手に、米国を中心とする国際社会は今、見えない戦いを挑んでいる。そこで武器となるのが金 … [続きを読む]
2011年05月13日
政治・国際
〔教育目標の二重性〕――これまでの日本の学校は、大きなレベルの「教育の目的」を見失っているのかもしれませんね。広田 「教育の目的や目標が美し … [続きを読む]
2011年12月12日
文化・エンタメ
先日、東京・神保町シアターで始まった小津安二郎特集の初日に行って驚いた。土曜の11時からの『一人息子』(1936)の回がほぼ満席で、若者が … [続きを読む]
古賀太 2013年11月30日
『ニシノユキヒコの恋と冒険』を見終わって、体がかすかに宙に浮くような心地よさを覚えた。――単館規模ながらロングランを記録した『人のセックス … [続きを読む]
藤崎康 2014年02月25日
「立憲デモクラシーの会」が設立され、去る4月25日に法政大学で設立記念シンポジウムが開かれた。定員300人の教室は超満員。入りきれない聴講 … [続きを読む]
三島憲一 2014年05月03日
この夏、私には忘れがたい思い出ができた。夏休みに入った7月最終週の金曜、岐阜県飛騨市で開かれた「夏の一夜のサイエンスカフェ」(東京大学宇宙 … [続きを読む]
尾関章 2014年09月02日
つい先日出版された、『「ひきこもり」に何を見るか』(鈴木國文、古橋忠晃、ナターシャ・ヴェルー編集、青土社)は、ひきこもりについての日仏の精 … [続きを読む]
樫村愛子 2014年11月25日
文化・エンタメ 三省堂書店×WEBRONZA 神保町の匠
文科系のための自然科学書 昭和に自己形成期を過ごした文科系の諸氏には、おそらく似たような経験がおありではなかろうか。 学校図書 … [続きを読む]
大槻慎二 2015年02月12日
スティーブン・ワインバーグは、素粒子論における業績に対し1979年にノーベル賞を受賞した著名な物理学者で、『宇宙創成はじめの3分間』(ちく … [続きを読む]
大栗博司 2015年04月06日
Journalism
予備校の授業開始は午前9時だが、自習室は8時から開いている。7時50分には正面扉のシャッターが開くから、それに合わせて7時半の満員電車に身 … [続きを読む]
大澤茉実(立命館大学政策科学部3年生) 2016年06月13日
核ミサイル保有へと向かう愚かさ 本書は過去3、4年の間に著者がさまざまな媒体に書いてきた短い文章をまとめたものである。 そういうスタイルで … [続きを読む]
大槻慎二 2017年01月26日
大地にかたどられる、ということ 「自然は人間にとって資源である以前に、人間が人間として形成される場なのである」 世界史的観点で近代の意 … [続きを読む]
佐藤美奈子 2017年02月09日
政治・国際 立憲デモクラシー講座・石田英敬教授
注)この立憲デモクラシー講座の原稿は、2016年6月3日に立教大学で行われたものをベースに、講演者が加筆修正したものです。立憲デモクラシーの … [続きを読む]
石田英敬 2017年02月21日
今年5月19日、『説得的社会科学』というオープンアクセス・ジャーナル(インターネットで無料公開されている学術雑誌)に「社会的構築物としての … [続きを読む]
粥川準二 2017年07月18日
毛沢東時代のようなイメージ? 中国語で「十九大」と言われる第19回中国共産党大会が先月24日、閉幕した。日本のメディアも、人事に … [続きを読む]
川島真 2017年11月01日
議論を前に進めるために 去る2月4日に沖縄県名護市の市長選挙が行われ、政府・与党の支援する前市議の渡具知武豊が現職の稲嶺進を破り当選した。こ … [続きを読む]
平良好利 2018年02月12日
近未来の日本を舞台にした『犬ヶ島』には、日本の文化や景観への目くばせが散りばめられているが、ウェス・アンダーソン(以下WA)自身言うように … [続きを読む]
藤崎康 2018年07月05日
文化・エンタメ 三省堂書店×論座 神保町の匠
思い込みに楯を突く、静かなる覚悟――生存権(存在給付)のために 貧困やいじめといった今日に通じるテーマを扱い、歴史的な名著として評価が高い吉 … [続きを読む]
今野哲男 2018年07月30日
ここでは「知のパラダイム転換」を概観するために、入手しやすく、かつ面白く読める10冊を選んでみた。 最初に断っておくと、「知のパラダイム転 … [続きを読む]
橘玲 2018年09月14日
メガトン級のスゴい新書 経営している田畑書店という出版社でこの夏、『これは水です』という新刊を出した。デヴィッド・フォスター・ウォレスという … [続きを読む]
大槻慎二 2018年10月01日
「国体」は護持されたが「政体」は変化した 「国体」は護持された。だが、「政体」は大きな変化を被った。「あの戦争」の話ではない。 日本国憲法は … [続きを読む]
河野有理 2019年01月27日
経済・雇用
近代資本主義は、いわゆる長い16世紀(1450~1640年)あたりから始まったといえるのだろう。1571年のレパントの海戦はちょうどこの長 … [続きを読む]
榊原英資 2019年02月19日
少し前になるが、「東京都がバンクシー(?)の作品(?)を公開(?)」というニュースがあった(東京都報道発表、4月19日)。三つの「?」マー … [続きを読む]
下條信輔 2019年05月20日
今年4月からこの「神保町の匠」も中身が変わった。2008年に三省堂書店の書評サイト「神保町の匠」(2014年から「三省堂書店× … [続きを読む]
松本裕喜 2019年07月05日
文化・エンタメ 嗚呼!昭和歌謡遺産紀行〜あの時、あの場所、あの唄たち
場所:小樽/余市昭和50年(1975)「石狩挽歌」(作詞・なかにし礼、作曲・浜圭介、唄・北原ミレイ)昭和42年(1967)「小樽のひとよ」( … [続きを読む]
前田和男 2019年12月12日
揺らいだ末に行き着いたリベラルという「揺らぎ」 同世代の同業者と話していると、「ネットが書籍を駆逐する」といった、もう聞き飽きてしまったステ … [続きを読む]
今野哲男 2020年03月04日
文化・エンタメ 〈小笠原博毅・福嶋聡往復書簡〉メディアとしての場所
小笠原さま 第一信、ありがとうございます。 そう、最初に池袋でお目にかかってから、もう15年も経つのですね。あの時のトークは、サッカーファ … [続きを読む]
福嶋聡 2020年05月10日
前回論じた『三十九夜』と並ぶヒッチコック英国時代の最高傑作、『バルカン超特急』(1938、東京・シネマヴェーラ渋谷「ヒッチコック監督特集」 … [続きを読む]
藤崎康 2020年06月19日
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