ヤクザ の検索結果

「角界と暴力団」報道の背後にある警察庁の思惑

西岡研介

　野球賭博や、暴力団幹部らの特別席での観戦問題で、日本相撲協会が厳しい批判にさらされている。野球賭博に関与していた力士らは30人近くにのぼり … ［続きを読む］

相撲中継中止で失われたもの

　　ＮＨＫには、大相撲名古屋場所を中継してほしかった。改革に取り組む力士達の本気度を相撲で確かめたいわけではありません。土俵近くの特等席に暴 … ［続きを読む］

地下経済とのあくなき戦い　――　ゴールはまだ見えない

　佐渡賢一が証券取引等監視委員会の委員長に着任した2007年、東証マザーズなどでは、破綻に瀕した企業を利用して市場を騙し、カネを巻き上げる事 … ［続きを読む］

《詳録》横峯参院議員が検察審査会の「恐喝関与」指摘を否定

　横峯良郎参院議員（民主党）が恐喝事件に関与したと東京第四検察審査会に指摘された問題で、横峯議員が、記者の取材に応じ、指摘の内容を全面否定し … ［続きを読む］

「横峯議員関与」捜査の不自然な経緯　被害者弁護士が指摘

　横峯良郎参院議員（民主党）が恐喝事件に関与したと東京第四検察審査会に指摘された問題で、検察審査会に審査を申し立てた事件被害者の代理人を務め … ［続きを読む］

鳩山氏、献金偽装の動機を秘書に尋ねず？

「『なぜ』よりも事実確認」と鳩山氏

　鳩山由紀夫氏は2010年2月12日の衆院予算委員会で、勝場啓二秘書が収支報告書に虚偽を記載した動機について、みずから直接には勝場秘書に聴い … ［続きを読む］

山口組対警察　因縁の対決を制するのは？

　神戸市に本拠を置く指定暴力団、山口組は国内最大の暴力団です。警察庁によると、全国の暴力団組員約３万８６００人のざっと半分の約２万人を擁し、 … ［続きを読む］

三井事件の検証抜きに検察の再生はない

西岡研介

　大阪地検特捜部による証拠改ざん事件を受け、柳田稔法相が設置を表明した第三者機関「検察の在り方検討会議」が近く発足する。ここでは大阪、名古屋 … ［続きを読む］

５５００人を超えた殉職警察官に思う

緒方健二

　ほめられることよりも批判されることの方が多いのが警察です。逮捕権や拳銃など法に裏打ちされた強大な権限と武器を持つ「法の執行人」ゆえに、誤認 … ［続きを読む］

新防衛大綱と戦車（４）優先順位と費用対効果を考えよ

清谷信一

　陸自の戦車保有数の現状維持あるいは、より多くの戦車が必要だとする「戦車重視派」は、いわゆる「本土決戦」が非常に高い確率で起こりうると主張す … ［続きを読む］

潔く興行会社に転身を

緒方健二

　大相撲の力士による八百長問題が、またも噴出しました。これまで何度も報じられたり、裁判沙汰になったりしましたが、その都度日本相撲協会側は認め … ［続きを読む］

「ニュースにだまされるな！」ナショナリズムをとことん考える

朝日ニュースター「ニュースにだまされるな！」×ＷＥＢＲＯＮＺＡ提携

　朝日ニュースターの人気番組「ニュースにだまされるな！」（朝日ニュースター公式サイト）が、ＷＥＢＲＯＮＺＡ（ウェブロンザ）スペシャルに登場。 … ［続きを読む］

人間として真剣な力士を見たい

三浦展

　　大相撲八百長問題については、私ははっきりと、どうでもよい、くだらない問題だと思っている。たまたま携帯メールという物証が残るやり方でばれて … ［続きを読む］

カダフィと欧米の幸福な関係の終わり

高橋和夫

　リビアはイラク戦争の正当化の根拠の一つであった。２００３年のイラク戦争によってフセイン独裁が打倒された後に、カダフィが米英と取り引きを行っ … ［続きを読む］

メールから伺える姿は芸人でなく準構成員

西岡研介

　８月２３日夜の突然の記者会見に端を発した、今回の島田紳助の引退騒動に関する一連の報道をみていて、私は４年前に同じ吉本興業が舞台となった「お … ［続きを読む］

紳助騒動を機に芸能界“浄化”に乗り出す警察庁

西岡研介

　「社会的影響力が大きい芸能界だからこそ、暴力団との関係遮断を実現しなければならない」――。島田紳助の引退騒動について９月１日、警察庁の安藤 … ［続きを読む］

「暴力団組員」である一人の青年「カフカ君」

　父親との激しい殴り合いどころか対話すらなく、自分と息子との境界線の曖昧な母親に育てられ、男として存在する自分の男性性や攻撃性について、少な … ［続きを読む］

ＪＹＪのいま（上）：苦境とその打開

　「オリコンに入らなくてもいいんです。また日本で曲を出して、日本で歌いたい」　１０月１５日、茨城県・ひたち海浜公園で行われた野外ライブで、Ｊ … ［続きを読む］

紅白メンバー発表で見えた暴排条例の効果

久田将義

　先日、大阪ローカルの「増刊たかじんのそこまで言って委員会」というテレビ番組に出演したのだが「今後注目するニュースは」というような質問があっ … ［続きを読む］

小沢議員第９回公判　田代検事を尋問　取り調べにないやり取りを報告書に記載

　資金管理団体「陸山会」の土地取引をめぐり、政治資金規正法違反（虚偽記載）の罪で起訴された民主党元代表・小沢一郎被告（６９）の第９回公判が１ … ［続きを読む］

李国林と怒羅権の実像とは

小野登志朗

　我が国の多くの国民が関心を示していることではさらさら無いだろうが、この国には「怒羅権」なるグループが存在していると言われている。在日の中国 … ［続きを読む］

検察は「うそ捜査報告書」の捜査・検証を急げ

　検察でまた「不都合な真実」が発覚した。政治資金規正法違反（収支報告書の虚偽記載）の罪に問われた小沢一郎衆院議員の公判で判明した、石川知裕衆 … ［続きを読む］

【論壇女子部が行く！（２）】　千葉雅也（下）―― まっとうであることを引き受けすぎない

聞き手＝論壇女子部

●人間なんて絶滅してもいい、という哲学――この１０年ぐらいって、たとえば、制度をうまく使うためにどうするかという学問ばかりはやってきたような … ［続きを読む］

国民が何百万人死んでもいい政権は強い――北を支配する貴族たちと「金正日の遺訓」

　かねての予告通り、北朝鮮が「人工衛星打ち上げ」名目で長距離弾道ミサイルを発射するかしないかで、もう大騒ぎです。　平壌では、故金日成主席の生 … ［続きを読む］

【映画で知る世界の現実（３）】 『ムサン日記』に見る脱北者の日常

　もちろん脱北者の存在は知っていた。北朝鮮から逃げ出して、中国や韓国、日本に暮らす人々のことだ。しかし彼らの日常を見たのは、５月１１日公開の … ［続きを読む］

戦後から続くヤクザとプロ野球の接点

久田将義

　巨人・原監督の１億円事件を論じる前に、昭和時代の某有名選手のエピソードを紹介しよう(この話を僕に教えてくれた人も自著で書いているはずだ)。 … ［続きを読む］

特捜検事「虚偽」報告書問題、最高検の処理に説得力なし

　最高検の結論は何とも収まりが悪かった。小沢一郎・民主党元代表の元秘書・石川知裕衆院議員の取り調べについて、東京地検特捜部の検事が、事実に反 … ［続きを読む］

「政・財・暴」癒着の陰で進行した暴力団の企業浸食

　戦後の自民党一党支配に幕を引き、今にいたる政界流動化のきっかけともなった金丸信・元自民党副総裁の5億円ヤミ献金事件。1992年に発覚したが … ［続きを読む］

『アウトレイジ　ビヨンド』、恐るべし！（１）――隙のない緊密な作劇

　見終わったあと、いくつもの場面やショットが鮮やかに記憶に刻みこまれていて、すぐにもう一度見たくなる映画、これが“面白い映画”のいちばん手っ … ［続きを読む］

『アウトレイジ　ビヨンド』、恐るべし！（２）――暴力描写における足し算と引き算、＜機械の恐怖＞など

＊前作同様、『アウトレイジ　ビヨンド』でも過激な暴力描写がくり返される（前作より暴力描写は抑えられている、と北野武自身や何人かの批評家が言っ … ［続きを読む］