不自由 の検索結果

中国残留日本人孤児たちの手作りギョーザ

大久保真紀

　６月１８日の夜、東京都台東区の雑居ビルの一角で、ほっかほっかの湯気が立つ、手作りの水ギョーザが次々に振る舞われました。中国残留日本人孤児た … ［続きを読む］

死体遺棄の可能性を示す高齢者行方不明

三浦展

　100歳以上の行方不明者について以前書いたが、その後さらに事態が明らかになり、戸籍は存在するが住民基本台帳に登録されておらず、死亡届も出て … ［続きを読む］

「後継者登場？」を目前にした「聖地巡礼」パフォーマンス

小北清人

　またも電撃的に行われた北朝鮮の金正日総書記の訪中（８月２６～３０日）が、目前に迫る、朝鮮労働党の「党代表者会」をにらんだものだったのは間違 … ［続きを読む］

電気自動車の普及、ソフトウエアの蓄積必要

安井孝之

　今年は「電気自動車元年」といわれる。三菱自動車が「ｉミーブ」を発売したほか、日産自動車は１２月に「リーフ」発売、国内で６０００台、米国で２ … ［続きを読む］

チリ岩盤事故で思うバーチャルとリアルの落差

下條信輔

　2010年も激動の一年だった。その中で、科学技術の未来を占う意味で特に印象に残ったのは、チリの鉱山岩盤事故だ。人々の団結が多くの命を救った … ［続きを読む］

両親ら、退去取り消し　息子３人に在留許可のペルー人家族、名古屋地裁判決

　三重県鈴鹿市で暮らすペルー人の６人家族に対し、名古屋入国管理局が３人の在留特別許可しか出さず、残り３人を強制退去処分としたことをめぐる訴訟 … ［続きを読む］

「被災地」新浦安からの一視点――計画停電や統一地方選実施について

鈴木崇弘

　今回の東日本関東大震災の激甚被害地とは比べものにはならないが、筆者が住む浦安市（特に新浦安地域）は、東京に一番近い被災地といわれている。　 … ［続きを読む］

誰かの味方になってるつもりの君へ

澁谷知美

　今回のお題は、「震災で日本の空気は変わったか」。その問いには、変わっちゃいねぇ！と不機嫌に答えたい。自分が無能でないことを証明したい欲望と … ［続きを読む］

被災地・岩手から

大久保真紀

　大津波に襲われた岩手県に入って３週間になります。その多くを市街地の８～９割が壊滅的な被害を受けた陸前高田市に通っています。　私は初任地が岩 … ［続きを読む］

堀江貴文氏を強く支持する

宇野常寛

　「ホリエモンの時代は終わるのか」というのが今回の「お題」なわけだが、個人的にはこのコピー自体に堀江氏への不当に低い評価を感じざるを得ない。 … ［続きを読む］

《証言一問一答詳録》「小沢氏側への裏金提供に同席した」

建設会社社長が証言　陸山会事件公判

　小沢一郎・民主党元代表の資金管理団体「陸山会」の土地取引事件の公判で、元秘書の大久保隆規被告＝政治資金規正法違反罪で起訴＝を中堅ゼネコン「 … ［続きを読む］

節電はたやすい

一色清

　「難行苦行の節電の夏が来た」と言う人がいる。「大停電が起きるぞ」と脅す人もいる。でも私は、日本人は難行苦行と思うでもなく、大停電も起こさず … ［続きを読む］

【科学朝日】1ミリの生物『線虫』から脳に迫る (collaborate with 朝日ニュースター、10月13日放送）

==============================================　朝日グループのジャーナリズムＴＶ「朝日ニュース … ［続きを読む］

【科学朝日】第３の固体、準結晶とは何か (collaborate with 朝日ニュースター、11月10日放送）

==============================================　朝日グループのジャーナリズムＴＶ「朝日ニュース … ［続きを読む］

金正日死亡の寂寥――畳の上で死んではいけなかった男

　金正日（キム・ジョンイル）氏の突然の死の報に、呆然というか、どこか「気の抜けたような感じ」に陥った北朝鮮ウォッチャーが、実のところ、少なく … ［続きを読む］

２０１２年に考える希望論

宇野常寛

　私と情報環境研究者の濱野智史の対談集「希望論」が発売された。編集部からの執筆依頼は、同書の発売に際したものだろう。しかし、私は本書の「まえ … ［続きを読む］

体験してわかった高齢者医療の大問題－気管切開と胃ろう

伊藤智義

　1月28日、日本老年医学会は「立場表明」の改定版を公表した。高齢者の尊厳や家族の負担に配慮されており、少なからぬ感銘を受けた。特に「胃瘻（ … ［続きを読む］

【ポスト・デジタル革命の才人たち】松本弦人さんインタビュー：電子書籍サービス「ＢＣＣＫＳ」（ブックス）で、何に挑戦しているんですか？（上）―― ウェブのストック型メディア

聞き手＝服部桂（朝日新聞社ジャーナリスト学校シニア研究員）

ここ数年、電子書籍をめぐる「リアルタイムの大河ドラマ」が繰り広げられている。２０１１年夏、そこへ「ＢＣＣＫＳ」（ブックス）が重要な役者の一人 … ［続きを読む］

【ポスト・デジタル革命の才人たち】 松本弦人さんインタビュー：電子書籍サービス「ＢＣＣＫＳ」（ブックス）で、何に挑戦しているんですか？（中）―― 同人誌的な質

聞き手＝服部桂（朝日新聞社ジャーナリスト学校シニア研究員）

――「ＢＣＣＫＳ」（編集部注　「ダ・ヴィンチ」の「電子書籍アワード２０１２」で特別賞を受賞）は、私のような書籍編集の素人でも、このサービスに … ［続きを読む］

生活と時代を重ねた芥川賞受賞作／鹿島田真希『冥土めぐり』

　上半期の芥川賞は、鹿島田真希氏『冥土めぐり』（河出書房新社）に決まった。鹿島田氏は２００５年に「六〇〇〇度の愛」で三島由紀夫賞、０７年には … ［続きを読む］

『トータル・リコール』リメイク版――記憶とは何か、自分とは何かを問うＳＦサスペンス映画　　

　フィリップ・Ｋ・ディック原作、ポール・ヴァーホーヴェン監督の『トータル・リコール』（１９９０）は、＜記憶の書き換え＞をめぐるＳＦ映画の“古 … ［続きを読む］

野田政権はレイムダック!?

「野田・民主党政権は、すでにレイムダック（注１）になった」　霞が関（行政・官僚機構）やメディアでは、すでにそう言われ始めているようだ。財務省 … ［続きを読む］

原発事故テレビ会議「『イラ菅』はとにかくよく怒るんだ」と東電元副社長

(1)3月12日午後10時59分から午後11時13分まで

　東京電力の福島第一原子力発電所（１Ｆ）が昨年３月１１日に地震と津波に襲われたときから、東京電力は東京の本店と福島第一原発の緊急時対策室を専 … ［続きを読む］

震災翌日深夜「免震重要棟内で毎時70μSvの被曝」

(2)3月12日午後11時13分から11時57分まで

　福島第一原子力発電所が昨年３月１１日に地震と津波に襲われたときから、東京電力は東京の本店と福島第一原発の緊急時対策室を専用回線で結んで、テ … ［続きを読む］

無防備な存在に優しく接しよう

　事件にどっぷりと浸かってきた者の悲しいさがです。ベビーカーと聞いて真っ先に思い起こすのは、２００５年２月に愛知県安城市のショッピングセンタ … ［続きを読む］

ＩＭＦ・世銀総会を終えて―世界経済の失速は回避できるか

■世界経済さらなる減速への懸念　１０月９日から１４日まで、１９６４年９月以来４８年ぶりに東京で開催されたＩＭＦ・世銀総会が終了した。一連の会 … ［続きを読む］

アフリカの国境の町で感じたこと

山極寿一

　この夏、私はアフリカで二つの国を仕切る国境を徒歩で越えた。一方の国の道はすべて舗装され、新しいビルが立ち並び、人々がにこやかに談笑する姿が … ［続きを読む］

『アウトレイジ　ビヨンド』、恐るべし（最終回）――組織依存症者の末路、および北野武の＜野球＞への奇妙な執着について

＊『アウトレイジ　ビヨンド』のカメラ・ワークに関して北野武は、レールを敷いて移動撮影を多用し、３６０度パン（カメラが一回転の首振りをすること … ［続きを読む］

［11］ＧＰファイナルリポート（番外編）

五輪の街、ソチの素顔

　２０１２年グランプリファイナルが開催された、ロシア連邦グラスノダール地方ソチ市。　約１年後に開幕するソチ冬季五輪の開催地ということで、今回 … ［続きを読む］

キラキラの国、インドネシア　「近い将来」も意味する「明日」

キラキラの国、インドネシア アンダーソン･毛利･友常法律事務所弁護士　松本 拓 　2012年に約1年間、インドネシア・ジ … ［続きを読む］