原爆投下 の検索結果

寺島実郎の視座　これからのメディアとは（１）　～特別インタビュー～

一色清

　――メディアは今、大きな変わり目にあり、新聞社も新たなあり方を模索しています。米国では地方紙が次々に廃刊に追い込まれるなど厳しい状況です。 … ［続きを読む］

オバマ大統領の広島訪問につなげたい

高成田享

　歴代の米国駐日大使は、広島や長崎の原爆記念施設を訪れているという。しかし、今回のルース大使の場合は、原爆記念日の式典に大使として初めて参列 … ［続きを読む］

胡錦涛氏よ、核廃絶で一歩前へ

加藤千洋

　この夏の広島、長崎の平和記念式典は米英仏３カ国政府代表の初参加で注目されたが、それに触発されて言いたいことがある。　１９７０年代初めに記者 … ［続きを読む］

日本外交、「核兵器のない世界」構想への姿勢

櫻田淳

　被爆６５年目の広島での平和祈念式典には、ジョン・Ｖ・ルース（駐日米国大使）を含む米英仏三国の政府代表が出席した。日本国内には、「今さら何を … ［続きを読む］

足をすくわれた鳩山前首相　日米同盟関係の建て直しを

春名幹男

　日米の人と人との交流は深いものがある。鈴木章、根岸英一両氏の受賞が決定したノーベル化学賞。その裏には、２人の米パデュー大学の恩師、故ブラウ … ［続きを読む］

問い直される日本の社会と科学・技術

吉田文和

　東日本大震災から発生以降２カ月以上たったが、日本の社会と科学・技術のあり方に大きな問題を提起している。当初、専門家から指摘されていたレベル … ［続きを読む］

被害者論ではない村上スピーチの奥行き

●村上春樹は原発をいかに語ったか。　「我々日本人は核に対する＜ノー＞を叫び続けるべきだった」。村上春樹がカタルーニャ国際賞の受賞記念スピーチ … ［続きを読む］

被災地を思い、戦争の記憶と向き合う両陛下の８月

岩井克己

　東日本大震災直後の３月１６日の天皇陛下の全国民へのビデオメッセージ、そしてうち続いた被災地歴訪は、終戦時の昭和天皇の「玉音」放送と戦後地方 … ［続きを読む］

それでも原子力は必要だ

寺岡伸章

　フクシマ原発事故後、菅政権は原発依存から自然再生エネルギーに傾斜し、エネルギー供給の大転換をしようとしている。原発は大事故を起こしてしまっ … ［続きを読む］

世論をバネに構築される「歪んだリアリティー」の恐さ

下條信輔

　８月は、原爆の日、終戦の日の季節でもある。私事ながら今年は偶然、関連番組をいくつか見た。中でも２本の「NHKスペシャル」が、強く印象に残っ … ［続きを読む］

［6］ヒロシマからの問い

井伏鱒二「黒い雨」

　またか。反応を一語に煎じ詰めると、その言葉になる。野田佳彦内閣が発足してわずか９日後の９月１０日、原子力行政を束ねる蜂呂吉雄経済産業大臣が … ［続きを読む］

原爆と原発を別物に隔ててきた弊害と、科学技術の罪

　今年も広島・長崎の原爆記念日が巡り来る。本校執筆段階では平和記念式典で読み上げる「平和宣言」の骨子案が報じられているだけの段階だが、それに … ［続きを読む］

麻生発言と政治エリートの反知性主義

　７月２９日、東京都内で行われたシンポジウムに出席した麻生太郎副総理兼財務相が憲法改正問題に関連し、「憲法は、ある日気づいたら、ワイマール憲 … ［続きを読む］

核廃絶を訴えながら核依存を深める日本――日米拡大抑止協議の狙いとは？

　広島・長崎への原爆投下から６８年。核兵器のむごさを知る立場から、日本政府は戦後一貫して核軍縮や核廃絶を国際社会に訴え続けてきた。その一方で … ［続きを読む］

防衛省は空母が必要であれば、堂々と建造すべきだ

　輸送艦、おおすみ級の後に計画されたのが、１６ＤＤＨ（ヘリコプター護衛艦＝駆逐艦）、ひゅうが級だ。この計画が発表された当時、海上自衛隊は広い … ［続きを読む］

宮崎駿『風立ちぬ』の近代――戦略爆撃の時代の戦闘機乗り

浅羽通明

　まずひとつ、謎かけをいたしましょう。　映画『風立ちぬ』のラストシーンで、主人公堀越二郎がイタリア人カプローニ伯爵とふたりで草原に立っていま … ［続きを読む］

宮沢りえと古田新太、二人で一つの人格、美輪明宏の器の大きさを表現

　美輪明宏は芸能人として、いや日本人としても特異な存在である。　長崎の遊郭街に育ち、歌手を目指して１５歳で上京。銀座のシャンソン喫茶「銀巴里 … ［続きを読む］

投下６年後に出版された『原子爆弾の医学的影響』がネットで無料入手可能に＜上＞

無料でダウンロードできるようになった　1951年にアメリカで出版された『原子爆弾の医学的影響（MEDICAL EFFECTS OF ATOM … ［続きを読む］

「放送報国」の亡霊たち―すばらしきＮＨＫに向けて

　組織というものは自律するから生き延びる。どのような人がトップにつこうと、どのような権力者や外部勢力が介入を試みようと、しっかりと現場で仕事 … ［続きを読む］

時代の刻印を濃厚に帯びた元祖『ゴジラ』

　『ゴジラ』（１９５４）のデジタル・リマスター版が劇場で公開中だ。もちろん７月２５日公開の米国版『ゴジラ』をワーナー・ブラザーズと共同配給す … ［続きを読む］

法相が指揮権を発動するのは「悪」なのか

（３）昭電疑獄、造船疑獄から小沢事件、尖閣沖衝突まで

　ロッキード事件、リクルート事件など戦後日本を画する大事件を摘発し、「検察のレジェンド」と呼ばれた吉永祐介元検事総長が亡くなって１年が経つ。 … ［続きを読む］

第３の８・１５から東アジアの緊張緩和を考える（上）

　日本にとって８月１５日はこの上なく重い歴史的な日だ。もちろん、すぐ頭に浮かぶのは１９４５年だ。ソ連対日参戦と長崎原爆投下の６日後だった８月 … ［続きを読む］

人質事件、首相は「和」の心を取り戻して発信せよ

本当の「美しい国」とは？

「文明の衝突」に巻き込まれた日本　前稿の後、痛ましくも湯川遙菜氏は殺害されたと思われ、1月31日時点では後藤健二氏の解放交渉がヨルダン政府に … ［続きを読む］

「マンハッタンプロジェクト国立歴史公園」の意味

戦後７０年、日米は原爆の歴史を共有できるか

　米連邦議会では2014年12月、第二次大戦時の原爆開発「マンハッタン計画」が進められた全米3カ所の地域と関連施設を国立歴史公園とする法案が … ［続きを読む］

核実験の悲劇の地　南太平洋の体験

　南太平洋に浮かぶ、仏領ポリネシア・タヒチ島。首都パペーテ港の南３番埠頭（ふとう）から、街はすぐ目の前である。船を降りて、レストランやお土産 … ［続きを読む］

［2］本当のアウトリーチって何だろう

　科学とメディアの関係は2011年の3・11原発事故で揺らぎ、さらに2014年のSTAP騒動で混迷の度を深めた。その結果、科学ジャーナリズム … ［続きを読む］

「不戦の誓い」が揺らぐ怖さ

若者たちが熟慮の上にその賢明さを発揮して戦争なき平和な未来を

　「日本がアジアでやった戦争については、よく知らない」と語る学生に会うたびに、私は「それは君のせいじゃない」と言うことにしている。「近現代史 … ［続きを読む］

［4］正義の根幹は公正、ロールズの主張と格差

社会思想の歴史を踏まえ、資本主義の健全な姿を維持すべき〈朝日カル連携講座〉

　WEBRONZAは朝日カルチャーセンターの協力を得て、同センターでの連携講座にご契約者のみなさんを招待しています。それぞれの連携講座の内容 … ［続きを読む］

軍艦島世界遺産登録と米の原爆開発計画国立公園化

次世代に継承すべきことは何なのか

　「明治日本の産業革命遺産」の世界文化遺産登録が７月５日に決定した。長崎でも、「軍艦島（端島）」等が選ばれており、地元では歓迎のニュースで沸 … ［続きを読む］

歴史認識のギャップをどう縮めるか（上）

「慰安婦」問題と感情的ナショナリズム

(この論考は2015年7月23日に行われた立憲フォーラムでの発表に基づく)　今年の5月5日に、私を含めて欧米にいる187人の日本研究者が声明 … ［続きを読む］