料理 の検索結果

ＩＷＣ総会の残したもの

高成田享

　私の住む宮城県石巻市の人たちは鯨肉が大好きだ。三陸海岸に突き出た牡鹿半島の先端にある石巻市鮎川は昔からの沿岸捕鯨の基地で、沿岸で獲れたクジ … ［続きを読む］

《詳録》横峯参院議員が検察審査会の「恐喝関与」指摘を否定

　横峯良郎参院議員（民主党）が恐喝事件に関与したと東京第四検察審査会に指摘された問題で、横峯議員が、記者の取材に応じ、指摘の内容を全面否定し … ［続きを読む］

ロッキード事件と菅首相・枝野幹事長、その前任者ら

　現在の政府・与党のトップ２人、すなわち、総理大臣・菅直人と民主党幹事長・枝野幸男には大きな共通点がある。政治家を志すきっかけである。　７６ … ［続きを読む］

鈴木宗男氏、事件を語る　「私はおカネにきれいだった」

　ロシアに支配された北方４島への人道支援への異常な関与の疑惑が８年前に問題となり、その渦中に、北海道の地元業者からワイロを受け取った容疑で逮 … ［続きを読む］

「百万人のスー・チー」を救え

脇阪紀行

　５０歳代半ばのネウィンさん（仮名）と会ったのは４月１１日、東京・井の頭公園で開かれた「水祭り」の時だった。在日ビルマ人たちが集まり、仏教正 … ［続きを読む］

これはＫ－ＰＯＰブームなのか？

澁谷知美

　毎度、編集部のネタふりにたてつくようで申し訳ないが、まずは、『朝日新聞』10月31日の速水健朗氏の書評をもとに書かれたとおぼしきリード文「 … ［続きを読む］

北朝鮮砲撃事件：「計算された狂気」につけられない鈴

小北清人

　朝鮮半島の緊張が沸点に達している。北朝鮮軍による韓国の延坪島への砲撃で民間人を含む多数の死傷者が出た。島は文字通りの廃墟と化し、やられた韓 … ［続きを読む］

情報が多すぎ選べない常時接続世代の消費

武田徹

　2010年10月の百貨店売り上げは久しぶりの前年同月比プラスだったと聞いた。本当かと思って日本百貨店協会の全国百貨店売上高概況をネットで見 … ［続きを読む］

メレンゲの泡立ち

内田麻理香

　仕事で科学に関わっていない者にとっては、何かと科学にアクセスする壁は厚くて高い。かつて理系の大学院生をやめたとき、一気に科学が遠ざかったよ … ［続きを読む］

合体ロボとしてのシリコンバレー

平和博

　シリコンバレーは、高度にモジュール化されたベンチャーのための生態系だ。ビッグアイディアと才能さえあれば、金でも人でも、残りのパーツは合体ロ … ［続きを読む］

タブレット端末は年間１億台商品に成長する

鎌田富久

　1月に米国ラスベガスで開かれた家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー（ＣＥＳ）」を訪れた。話題になっている「タブレット」とい … ［続きを読む］

「ニコ生シノドス」第２回「大丈夫か！？日本の食と農」

飯田泰之×川島博之×浅川芳裕

　気鋭の若手研究者集団、シノドスによるニコニコ生放送、「ニコ生シノドス」第２回のテーマは「大丈夫か！？日本の食と農」。日本の農業は危機に瀕し … ［続きを読む］

捕鯨論争、「外から言われる筋合いはない」論からの卒業を

　鯨の肉はほとんど食べないが、「食べるなと外国からいわれる筋合いはない」と思う―。捕鯨問題における日本人の一つの典型的な反応だ。しかし、この … ［続きを読む］

ネット流出は寝耳に水だったヤフー

川本裕司

　ヤフージャパンの広報担当者が、「ヤフー知恵袋」への入試問題ネット流出を知ったのは２月２６日の午後９時半ごろ。面識のない読売新聞大阪本社の記 … ［続きを読む］

若手官僚が霞が関を飛び出した：「青山社中」の理念と展望

朝比奈一郎（青山社中）＆遠藤洋路（同）／聞き手：鈴木崇弘

　１４年間、霞が関の改革に挑んだ経産省出身の朝比奈一郎氏と、文科省出身の遠藤洋路氏。二人は、「プロジェクトＫ（新しい霞ケ関を創る若手の会）」 … ［続きを読む］

「白河以北一山百文」の地の「復興」とは？

櫻田淳

　筆者は、此度の震災に際して震度七の最高震度を記録した宮城・栗原に生まれ、十メートル近い高さの津波が押し寄せた青森・八戸で高校卒業までの歳月 … ［続きを読む］

彼ら・彼女らの志をくじけさせるな

本田由紀

　周知のように、東日本大震災の甚大な被害は被災地の多くの子どもたちにも及んでいる。津波で家が流され避難所で生活している子どもたち、これまで住 … ［続きを読む］

ユッケ食中毒事件の多重責任

山下一仁

◇背後にある食品という財の特殊性◇　一頃頻発した食品の偽装表示事件から今回のような食品の安全性に関わる事件が生じる背景には、消費財としての食 … ［続きを読む］

Ｏ111食中毒事件と「目に見えないもの」

武村政春

　集団食中毒やウイルス感染症の広がりがニュースなどで報じられると、人々は改めて、身の回りに存在する目に見えない「病原体」の存在を実感するもの … ［続きを読む］

ユッケと原発から自己責任を考える

三浦展

　ユッケを食べて亡くなった方がいる。一義的には店が悪いが、生肉を食べるのはある程度自己責任もあると思う。フグだって牡蠣だってそうだ。私も牛の … ［続きを読む］

身近なところから――人身売買問題に取り組む“あきらめない男”

大久保真紀

　今年の３月１１日、私は何度も大きく揺れる朝日新聞の本社の会議室で、米国人のデイヴィッド・バットストーンさん（５３）と向かい合っていました。 … ［続きを読む］

節電はたやすい

一色清

　「難行苦行の節電の夏が来た」と言う人がいる。「大停電が起きるぞ」と脅す人もいる。でも私は、日本人は難行苦行と思うでもなく、大停電も起こさず … ［続きを読む］

タイ政治、混迷脱却への３条件

脇阪紀行

　タイの総選挙で、タクシン元首相の妹インラック氏が率いる野党タイ貢献党が、与党民主党を下し、勝利した。過去１０年に及ぶタクシン派と反タクシン … ［続きを読む］

「年金マガジン－ネット探検隊が行く」vol.13　泥縄改革の行方（３）

松浦新

　「税と社会保障の一体改革」は、中身をすっ飛ばして増税が決まった。その中身は「泥縄」なので、財政当局にとって都合のよい話だが、「消費税１０％ … ［続きを読む］

弁護士の仕事を客の立場で評価するには…、社内弁護士採用の勧め

弁護士の仕事を味わう「舌」をもつインハウスローヤー採用のススメアンダーソン・毛利・友常法律事務所弁護士　日下部　真治　弁護士と料理人　健康維 … ［続きを読む］

「ジャパンエキスポ」にみるフランスのオタクたち（中）――日本料理や食材が大人気

清谷信一

　前回、１１年前の初回は僅か３０００人ほどだったジャパンエキスポの参加者が、今回は１８万人ほどに急増したことを紹介した。　ジャパンエキスポは … ［続きを読む］

「日韓対等時代」がもたらした宿命的摩擦（上）――自民３議員入国拒否から、「韓流偏重のフジテレビ見ない」８・８運動まで

　これまで実感したことのなかった新たなパラダイムに日韓関係は入ったのではないか。見方によっては、これはかなりの広がりを持つ「事件」なのではな … ［続きを読む］

福島県の農家を支える―消費者ができること―

青山浩子

　福島県の農業経営者を訪ね、彼らがいかに厳しい経営状況に置かれているかを聞いた。　カイワレダイコン、ミョウガなどを生産している（有）降矢農園 … ［続きを読む］

東電株主が「バブル崩壊後に大蔵省は責任を取らなかった」と会社擁護

清水社長退職金は先送り

　福島第一原子力発電所の事故が収束することなく続くなか、東京電力の株主総会が６月２８日に開かれた。延べ９３０９人の株主が参加し、６時間９分に … ［続きを読む］

［7］震災後のリニア建設を考える（その４）――リニアは、東京への一極集中を加速させる

聞き手＝ＷＥＢＲＯＮＺＡ編集部

●景色を楽しみたい人には特急、という選択肢を――中国では短区間ですがリニアの営業路線がある。ところが日本にはありません。日本の技術者の一部の … ［続きを読む］