朝日新聞デジタル の検索結果

【ポスト・デジタル革命の才人たち】 高城剛さんに聞く　「ウェブの未来」――（１）震災で、日本的システムはさらに強力になってしまった

聞き手：服部桂・朝日新聞ジャーナリスト学校主任研究員

２０１０年、どうやら「電子書籍元年」は来なかった。今年も来る気配がない。新しいサービス、新しいガジェット、新しい暮らし、新しい世の中。２１世 … ［続きを読む］

［1］震災時のサイマル放送から考える

　３月１１日の震災時に広く運用された「サイマル放送」が話題となった。複数のチャンネルやメディアを介した同一番組の並行放送のことだ。テレビの地 … ［続きを読む］

原発輸出は野田政権が帝国主義化しつつあることの証左だ

　日本政府は、ベトナムへの原発輸出に舵を切った。それ以外にもインド、トルコ、リトアニアにも原発を輸出しようとしている。日本国内では脱原発依存 … ［続きを読む］

ＴＰＰで中国を狼狽させた野田政権は意外としたたか

　１１月１２日（日本時間１３日）、米国ハワイ州ホノルルで行われた日米首脳会談において、野田佳彦首相は、オバマ大統領に対し、日本がＴＰＰ（環太 … ［続きを読む］

沖縄防衛局長は「沖縄通」の１人であるに過ぎない

佐藤優

●自分の愛する人が性犯罪被害者になりうるという想像力が欠けている　１１月２９日、一川保夫防衛相は、田中聡沖縄防衛局長を更迭した。田中氏が、２ … ［続きを読む］

日経新聞vs.朝日新聞〈デジタル版対決〉―読んで得する電子新聞とは？―

　ジャーナリズムの意義を最前線で発信している朝日新聞社発行の『Journalism(ジャーナリズム)』。WEBRONZAでは１２月号から「日 … ［続きを読む］

日経vs.朝日　電子版対決　使ってみると

　朝日新聞の『Ｊｏｕｒｎａｌｉｓｍ』１２月号より、日経vs.朝日のデジタル版対決。フリーランスジャーナリストの本田雅一氏、西田宗千佳氏が両社 … ［続きを読む］

「普通のロシア人」が支持するシナリオとは？

佐藤優

　２０１１年１２月４日にロシアで国家院（下院）選挙が行われた。その結果、プーチン首相が党首をつとめる「統一ロシア」の議席は２３８、共産党は９ … ［続きを読む］

消費から見える脱原発への道

　節電商品にスマホ、フェイスブック…。なるほど、大震災は、節電＝脱原発、「絆」グッズの売れ行きを加速した。まったく当然のことではある。　そし … ［続きを読む］

イラン制裁をめぐる玄葉光一郎外相と安住淳財務相の対立は深刻だ

●英国中心にイランへの合同秘密工作が行われている!?　　イラン情勢が緊迫している。最終段階に至ったイランの核開発を阻止するために、米国、英国 … ［続きを読む］

沖縄防衛局長の「講話」で露呈した自由権の侵害と国内植民地に対するまなざし

　沖縄県宜野湾市長選挙に関して、真部朗沖縄防衛局長が「講話」を行った問題について政治家やマスメディアの関心は政局に与える影響に集中している。 … ［続きを読む］

在沖米海兵隊のグアム先行移転問題は、日本の国家統合の観点から考えるべきだ

　２月８日、日米両国政府は、米軍再編見直しに関する基本方針を発表した。朝日新聞の報道を引用しておく。＜普天間の辺野古移設を堅持　米軍再編見直 … ［続きを読む］

岩波採用問題、イヤな５０男から就活学生へのアドバイス

　２月３日に共同電が伝えたところによると、岩波書店は２０１３年度の定期採用において、事実上縁故採用に限る旨を宣言したのだそうだ。　なに、宣言 … ［続きを読む］

日露関係１０年の空白を埋めたプーチン氏の会見

佐藤優

　３月４日に行われたロシア大統領選挙で、プーチン候補（首相）が当選した。ロシア中央選挙管理委員会発表の暫定結果（３月６日現在）での各候補の得 … ［続きを読む］

「機密費の王様」官房機密費を一部開示しても、政府の活動に支障はない

佐藤優

　３月２３日、大阪地方裁判所（山田明裁判長）は、市民団体が内閣官房報償費（いわゆる機密費。本稿ではマスメディアの通称に従い、機密費と記す）の … ［続きを読む］

チーム・ハシモトは「原発の闇」を突破できるか　

　５月の連休明けに「原発ゼロ」になる日本列島では、福井県の関西電力・大飯原発の「再稼働」に待ったをかける橋下徹・大阪市長、とりわけ彼のもとに … ［続きを読む］

尖閣を購入すると国家体制は弱体化する

佐藤優

■尖閣購入問題をめぐるもう１人の主役　４月１７日（現地時間１６日午後）、米国ワシントンにおける講演で、石原慎太郎東京都知事が、尖閣諸島を都が … ［続きを読む］

線量計への鉛カバー装着をめぐるビルドアップ社内のやりとりの録音記録

　鉛カバー装着を指示したビルドアップ社役員と拒否した作業員らの話し合いの全容は次の通り。２０１１年１２月２日夜、福島県いわき市の旅館の一室で … ［続きを読む］

［2］経済問題は脱原発論の試金石だ

　前稿では、各事故調報告書の結論に賛同しつつも「想定外」「人災」という語に潜むワナを指摘。原発の将来を考えるにあたって、カネと心の問題を掘り … ［続きを読む］

脱原発の意識を代替案にどうつなげるか

　３・１１の東日本大震災と福島原発事故によって、２０１１年の３月、４月は、日本全体が重い雰囲気に包まれていた。日本で最も華やかな東京・銀座４ … ［続きを読む］

子供を産んですみませんと思わせる社会

澁谷知美

　「子供を産んですみません…‥の世の中、視たり」　今から約40年前、子育てグループ「東京こむうぬ」がミニコミ誌に掲げた見出しである。1973 … ［続きを読む］

原発事故：若者に広がる「根拠不明の楽観主義」の理由

下條信輔

　人々の記憶の中で今、福島第一原発の事故はどのように受け止められているのだろうか。さる社会学者から聞いた話だが、若い世代を中心に、 直後から … ［続きを読む］

選挙でネットを活用しよう！

　先の記事（ＷＥＢＲＯＮＺＡ「オバマ大統領の再選で考えたソーシャルメディアの可能性」）で、日本ではネット選挙がいまだ解禁されていないことを述 … ［続きを読む］

「体罰は犯罪です」ポスターを学校に貼れ

澁谷知美

　男性顧問からの体罰を苦に自殺した桜宮高のバスケ部主将のニュースを聞いてまっさきに思い出したのは、2005年６月に岡山県のおかやま山陽高校野 … ［続きを読む］

「アリバイ」と「見せ玉（ぎょく）」が日本文化のカギだった

　巨額の税金が投じられている除染事業だが、現場では「手抜き除染」や「アリバイ除染」が横行しているらしい。他方では原発再稼働が「はじめにありき … ［続きを読む］

ツイッターを取材に生かす「ネット記者」２年半の経過報告

神田大介（朝日新聞記者）

　朝日新聞が発行するメディア研究誌「Journalism」４月号の特集は「ソーシャルメディア報道の最前線」です。ＷＥＢＲＯＮＺＡではこの中か … ［続きを読む］

憲法改正論議にみるコミュニケーションギャップ

　　今年の憲法記念日は例年とはちょっと違っていたように感じる。ご承知のとおり、自民党を中心にして提起された憲法改正に関する議論が盛り上がって … ［続きを読む］

ハフポスト日本版、朝日の口出しは無用――ソーシャルメディアのゆるさ認める寛容さを

瀬川至朗（早稲田大学政治経済学術院教授）

　ハフィントンポストの日本版（ハフポスト日本版）を朝日新聞が出資してつくるという話を初めて聞いたとき、正直、既存メディアが出る幕ではないので … ［続きを読む］

スノーデン事件を読む――ＣＩＡが見抜けなかった危険とは？

　西側諸国のインテリジェンス機関を震撼させる事件（あるいは事故）が、現在進行中だ。　米国政府が、テロ対策のためにインターネット上のメールやフ … ［続きを読む］

麻生発言と政治エリートの反知性主義

　７月２９日、東京都内で行われたシンポジウムに出席した麻生太郎副総理兼財務相が憲法改正問題に関連し、「憲法は、ある日気づいたら、ワイマール憲 … ［続きを読む］