水田 の検索結果

政府はより具体的な「日米関係」の将来像を

水田愼一

　「外交政策は政策評価になじまない」。そういう意見を聞くことがある。　外交はその時々の国際情勢の変化に柔軟に対応しなければならないし、その時 … ［続きを読む］

バラマキの季節は終わった――農家所得補償は「歪み」を直せるか

菅沼栄一郎

　この参院選で消費税引き上げは否定されたのか――有権者のメッセージは読み取りにくい。消費税をめぐる各党間の話し合いの今後の道筋は必ずしもはっ … ［続きを読む］

深海油田開発の規制強化は進むか？

水田愼一

　メキシコ湾での油田事故の発生で同湾での新規掘削は一時中断を余儀なくされている。しかし、その一方で、世界各地では新規深海油田開発のための掘削 … ［続きを読む］

「白熱教室」を可能にするのは学生か教員か

水田愼一

　ハーバード大学サンデル教授の「白熱教室」について、ある私大教授と話をしたら、「日本の大学の学部教育であの手の授業は難しいだろう」という反応 … ［続きを読む］

モスク建設計画の強行は宗教和解につながらない

水田愼一

　2001年9月11日の米国同時多発テロ（9・11テロ）の標的となったニューヨーク（NY）のワールド・トレード・センター（WTC）跡地近くの … ［続きを読む］

長期政権を目指すなら、外交方針でぶれるな

水田愼一

　日本外交が揺らいでいる。普天間問題での外交方針のぶれは鳩山内閣の退陣につながった。菅内閣においても尖閣諸島問題等の外交問題が政権を揺さぶっ … ［続きを読む］

TPPで米農業は壊滅するのか？　農水省試算の問題

山下一仁

　農林水産省は「環太平洋パートナーシップ協定（ＴＰＰ）」TPPに参加すると、８兆５千億円の農業生産額は４兆１千億円も減少し、食料自給率は４０ … ［続きを読む］

ウィキリークスによる外交情報開示の意義

水田愼一

　ウィキリークスによる情報漏えいが外交に与える影響が有るか無いかといえば、当然答えは「有る」だ。外交はおおかた情報戦だ。国と国とが戦略を胸に … ［続きを読む］

米作の零細化を進める100億円の規模拡大加算決定

山下一仁

　12月19日付の朝日新聞は、政府は来年度予算で戸別所得補償制度を拡大し、100億円の規模拡大加算を導入し予算総額を8千億円とすると報じてい … ［続きを読む］

２０１１年はこうなる　新春筆者アンケート（政治・国際）

ＷＥＢＲＯＮＺＡ編集部

　政権交代後の迷走で民主党政権への幻滅が広がって暮れた昨年。「ねじれ」状態のまま、通常国会を迎える菅政権と民主党は瀬戸際の今年、どうなるのか … ［続きを読む］

東シナ海に「均衡」による「安定」を

水田愼一

　“東シナ海に「平和」が実現して欲しい”と、日本人としてつくづく思う。ここでいう「平和」とは、単に戦争が起きないということではなく、争いの種 … ［続きを読む］

「ニコ生シノドス」第２回「大丈夫か！？日本の食と農」

飯田泰之×川島博之×浅川芳裕

　気鋭の若手研究者集団、シノドスによるニコニコ生放送、「ニコ生シノドス」第２回のテーマは「大丈夫か！？日本の食と農」。日本の農業は危機に瀕し … ［続きを読む］

福島県は本当に「自立再生」に向かっているのか？

鐸木能光（たくきよしみつ）＝作家・作曲家。福島県川内村の自宅から避難中

　福島第一原発1号機が水素爆発し、その直後に、自宅のある川内村から川崎市の仕事場に避難してきた3月12日から、早くも1カ月が経過しました。　 … ［続きを読む］

震災後の農業新生

山下一仁

　我が国有数の食料基地である東北地方の農業は、今回の震災で大きな被害を受けた。農林水産省は、津波により流失や冠水等の被害を受けた農地は、24 … ［続きを読む］

＜震災リポート> アウトドア義援隊に同行して　

小滝ちひろ（朝日新聞奈良総局編集委員、福島県いわき市出身）

　　東日本大震災で、これまでいわきの現状をリポートしてきた記者が（http://astand.asahi.com/magazine/wrna … ［続きを読む］

対テロ戦争を念頭に置いた新たな国際人道法秩序を

水田愼一

　米国によるビンラディン殺害が国際法上合法か否かが議論になっている。合法、違法それぞれの主張が聞かれるものの、どちらともいえない「グレーゾー … ［続きを読む］

フクシマの米は安全か？

青山浩子

　福島県のある農家と会った時「（原発事故があって）米がきちんと売れるのだろうか」と不安げに話していた。逆に、消費者の中には「福島の米は安全な … ［続きを読む］

津波の傷跡深い海岸林、その再生策は

米山正寛

　東日本大震災では、海岸林が巨大津波の直撃を受けた。太平洋に面した青森県から千葉県まで、エリアの一部に浸水を受けた海岸林の総面積は、林野庁の … ［続きを読む］

ビジョンなくして農業は強くならない

青山浩子

　農家が大勢集まったある会合で若手農家が農水省の役人に質問した。「国は農業をこの先どの方向に進めようとしているのですか」　役人は「ひとつは戸 … ［続きを読む］

米価は落ち着いていく

　今年7月、平成22年産米の卸売業者間の取引価格が、東日本大震災前から7月にかけて3割から5割も上昇した。また、9月には、JA全農は卸売業者 … ［続きを読む］

【野田流統治システムへの疑問（２）】 「政調復活」――「負担」を求める時代に対応できるのか

薬師寺克行

　前原誠司代議士を政調会長に起用するにあたって野田佳彦首相が前原氏に「法案、予算、条約は原則、政調会長の了解なしで閣議決定はしない」と約束し … ［続きを読む］

「緊急時避難準備区域」が解除された川内村で起きていること

鐸木能光（たくきよしみつ）＝作家・作曲家

■「避難準備区域」解除で変わったことは何もない　3.11以降、このWEBRONZAに数回、福島第一原発30km圏にある川内村に暮らしている一 … ［続きを読む］

TPPと政府の農業改革案

　20日、政府の「食と農林漁業の再生実現会議」が農業再生基本方針案をまとめた。農地の出し手に協力金を出して、水田農業の規模を今の10倍の20 … ［続きを読む］

放射能汚染で再認識したきのこの力

　福島県東部では９月に野生きのこの出荷が停止された。摂取制限が課せられた地域もある。チチタケ、ハツタケ、マツタケといった種類のきのこから、食 … ［続きを読む］

【科学朝日】これからどうなる？土地の放射能汚染 (collaborate with 朝日ニュースター、12月22日放送）

==============================================　朝日グループのジャーナリズムＴＶ「朝日ニュース … ［続きを読む］

農地の表土除去は止めた方がいい－現実的な手法で作物の放射能低減を

　農業関連の除染対策を議論する国際研究シンポジウムが８～１０日、福島県郡山市で開かれた。ロシアやベラルーシ、ウクライナ、そして欧米の専門家も … ［続きを読む］

福島のコメ作付制限　ツケを負わされる生産者

　昨日の論考で、「経済学の原理から言えば、規制（安全性の基準）を強化・厳しくするときの追加的な便益と追加的なコストが一致するときに、規制の便 … ［続きを読む］

「WEBRONZAから」をめぐる訂正とおわび

　朝日新聞のオピニオン面のコラム「WEBRONZAから」（３月20日付）において、米の作付制限についてとりあげた。 JA新ふくしまに関する記 … ［続きを読む］

コメのセシウム汚染、思ったより複雑だった

　昨年の秋、放射性セシウムの濃度が暫定規制値（１kgあたり500ベクレル）を超える米が、収穫期を過ぎてから福島県内で次々と見つかり、大問題と … ［続きを読む］

トキ誕生――さらなる生態系の回復をめざせ

　新潟県佐渡島で放鳥されたトキに、これまでに計5羽のひなが誕生した。自然界での孵化は36年ぶりだ。国内の自然からいったん姿を消したトキを野生 … ［続きを読む］