津波対策 の検索結果

［3］ツナミの目を背けたくなるようなむごさ

プレート境界型地震「悪魔の指先」

　逃げても、逃げても、黒い影が追いかけてくる。そんな悪夢にしばらくは悩まされそうだ。　11日午後、東北地方の太平洋沿岸をほぼ壊滅状態に陥れた … ［続きを読む］

「たられば」で考える原発事故

森永卓郎

　東京電力の福島第一原子力発電所の爆発事故は、日本国民だけでなく、世界中を原子力事故の恐怖に陥れた。日本の原子力発電の安全神話が崩壊しただけ … ［続きを読む］

「想定外」であったのか――地震は津波は原発は

吉田文和

　今回の地震と津波は福島第一原子力発電所の「原発震災」を伴い、大きな被害をもたらした。はたして、今回の地震と津波と事故は「想定外」であったの … ［続きを読む］

わたしは福島に残る――明治の三陸大津波に学べなかった原発事故

星亮一（作家・福島県郡山市在住）

　今朝（２５日）の朝日新聞を見て、来るべきものが来たと衝撃を受けた。　そこには「汚染、スリーマイル超す」と１面トップにあった。　仕事がら、そ … ［続きを読む］

東京電力の危機、社長入院、会長記者会見、その詳報

　東京電力福島第一原子力発電所は、建屋を破壊され、外界に放射性物質を放出する異常な事態に陥っている。３月２９日夜、同社の「原子力緊急時対策本 … ［続きを読む］

東京電力の原発危機、「想定外」は本当に想定外か？

　東京電力福島第一原子力発電所は、建屋を破壊され、外界に放射性物質を放出する異常な事態に陥っている。４月１日、東京電力は原発の危機にどう対処 … ［続きを読む］

原発「割り切り」の論理にルソーの問いを

小林傳司

　依然として余震が続き、東北地方の被災者たちの生活は苦境におかれたままである。福島の原子力発電所もいまだ十分に制御できていない（４月４日現在 … ［続きを読む］

東京電力社長「ベストを尽くした」強気の記者会見

　東京電力福島第一原子力発電所は、建屋を破壊され、外界に放射性物質を放出する異常な事態に陥っている。東京電力の清水正孝社長は４月１３日、東京 … ［続きを読む］

「脱原発」で地球温暖化対策は可能か？

吉田文和

　未曽有の規模の地震、津波、原発震災という三重苦がこの国を襲い、被害の範囲、人々、その深刻さは、これまでの類例を見ない。近代文明ゆえに被害を … ［続きを読む］

原子力安全審査体制の強化を

寺岡伸章

　「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい」　この節は夏目漱石の『草枕』有名な冒頭である。社 … ［続きを読む］

原発と「利己主義という気概」

原田泰

◇大都市の人々は反省すべきなのか◇　福島原発の事故によって日本経済は制約を課され、人々の日常生活は脅かされている。このような状況について、東 … ［続きを読む］

想定外ではなかった東日本大震災/災害報道に必要な歴史の検証　11日にニコニコ生放送

隈本邦彦via朝日新聞「Journalism」５月号

　朝日新聞社のジャーナリズム＆メディア研究誌「Journalism」（ジャーナリズム）2011年５月号が５月10日に発行されました。５月号の … ［続きを読む］

首相の原発停止判断は正当か

原真人

　どれほど支持率が低かろうと、ねじれ国会で国会運営につまずこうと、それでも首相の権力が強大なことを改めて実感させられた。　菅直人首相による突 … ［続きを読む］

3月13日、東電で何が？　３号機水位低下、社長記者会見

　東京電力福島第一原子力発電所は、建屋を破壊され、外界に放射性物質を放出する異常な事態に陥っている。東日本大震災発生の翌々日である３月１３日 … ［続きを読む］

菅総理はなぜ辞めないのか

原田泰

　「菅総理はなぜ辞めないのか」とは私の考えではなく、マスコミの考えである。辞めないのが不思議だというぐらいの書かれ方をされていたが、政治を合 … ［続きを読む］

原発防災にプランＢは欠かせない

北野宏明

　原発の安全性をめぐる議論が熱くなっている。同時に、安全対策を講じて再稼働する準備も進んでいる。福島第一原発の事故を契機に、今までの安全基準 … ［続きを読む］

国民投票――私たちの手で、エネルギーの世代交代を

松下秀雄

　私は、国民投票の信奉者ではない。　でも、これはやってみたい。　原発の是非を、国民に問うのだ。　イタリアでは先日、原発反対派が圧勝し、新規建 … ［続きを読む］

「貞観津波」が教えるもの――研究とその成果の生かし方

辻篤子

今回の東日本震災は、平安時代の貞観１１年（８６９年）に東北地方沿岸を襲った貞観地震と同タイプの地震によるものであったことが明らかになり、事前 … ［続きを読む］

東電、企業年金削減「費用見直しの埒外ではなく検討したい」

　福島第一原子力発電所の事故が収束することなく続くなか、東京電力の株主総会が６月２８日に開かれた。延べ９３０９人の株主が参加し、６時間９分に … ［続きを読む］

東電会長「役員報酬の返還はプライベートな事項」回答拒否

事故前の津波対策「堆積物調査など鋭意検討していた」

　福島第一原子力発電所の事故が収束することなく続くなか、東京電力の株主総会が６月２８日に開かれた。延べ９３０９人の株主が参加し、６時間９分に … ［続きを読む］

東電株主が「バブル崩壊後に大蔵省は責任を取らなかった」と会社擁護

清水社長退職金は先送り

　福島第一原子力発電所の事故が収束することなく続くなか、東京電力の株主総会が６月２８日に開かれた。延べ９３０９人の株主が参加し、６時間９分に … ［続きを読む］

「房総沖地震で津波水位１４メートル、原発浸水」東電試算《文書全文》

　江戸時代に千葉県の房総沖で発生した地震が福島県沖で起こると仮定して、東京電力が、福島第一原発、第二原発に来る津波の水位を試算したところ、そ … ［続きを読む］

［9］再び、震災と鉄道を考える（上）――「安全」という尺度だけでいいのだろうか？

聞き手＝ＷＥＢＲＯＮＺＡ編集部

３月の震災から半年以上がたった。しかし、いまだ被災地のローカル線の多くが復旧していない。町の高台移転や路線の内陸部への付け替えも検討されてい … ［続きを読む］

大震災報道の６カ月

藤森研（ふじもり・けん）＝専修大学人文・ジャーナリズム学科教授

★お知らせ★　ジャーナリズムの意義を最前線で発信している朝日新聞社発行の『Journalism(ジャーナリズム)』。WEBRONZAでは10 … ［続きを読む］

［10］再び、震災と鉄道を考える（下）――沿線の成り立ちを知ってから住むところを決めよう

聞き手＝ＷＥＢＲＯＮＺＡ編集部

◆関東大震災で起きた人口移動◆――過去の地震と復旧・復興に学ぶとすると、どのようなケーススタディーが可能でしょうか。阪神・淡路大震災や関東大 … ［続きを読む］

立地首長が「原発サヨナラ」を言い出すとき

　日本最初の商業用原発は茨城県東海村に建設された。その東海村の村上達也村長が、現在運転中の東海第二原発（日本原電、１１０万キロワット）の廃炉 … ［続きを読む］

政府事故調査委員会中間報告で残された疑問

　東京電力福島第１原子力発電所の事故をめぐっては、多くの疑問が提出されてきたが、今回の政府事故調査・検証委員会の中間報告で、どこまでそれが解 … ［続きを読む］

エネルギー転換への見取図を―欧州の経験から

　西日本において稼働中の原発がなくなり、「原発ゼロ」が出現した。なーんだ、できるではないのか、というのが率直な感想だ。そもそも福島第一原発事 … ［続きを読む］

原発事故を再発させない最も簡単な方法

　巨大地震や大津波への対策は、道路・防波堤・港湾のようなハード面での議論や整備にリードされやすい。昨年の東日本大震災後も、土木、建築、都市計 … ［続きを読む］

【北大ＨＯＰＳマガジン】北海道から再稼働の条件を考える

吉田文和

　5月5日の北海道電力泊原子力発電所3号機の定期検査による停止の前に、関西電力大飯原子力発電所3号機、4号機の運転を再稼働させる動きが急であ … ［続きを読む］