男性議員 の検索結果

「女性の社会進出」、日欧３０年の差　

脇阪紀行

　若い知人のＲ君（３０）はこの夏、Ｍさん（２９）と結婚する。新郎Ｒ君は大学を出て機械メーカーに就職したが、社会福祉に関心を持ち、昨年、高齢者 … ［続きを読む］

「女性活躍内閣」の真贋、クォーター制導入の決意はあるか

　第２次安倍改造内閣は、一言で表現すれば、「政権維持内閣」である。　前回総裁選挙のライバルである石破茂氏は地方創生相として、前自民党総裁で安 … ［続きを読む］

働く女性を本当に輝かせるためには

日本型ビジネスの土壌自体を変革しよう　―『Journalism』12月号より―

　ある日気がついたら、「女性が輝く社会＝職場での女性の積極登用」という図式がいつの間にかできあがっていた。どこか腑に落ちないものを感じながら … ［続きを読む］

乙武洋匡氏の不倫に見る日本型結婚の闇（下）

不倫という名の児童虐待

　前回および前々回につづき、今回も話題になった乙武洋匡氏の不倫騒動から、子のいる日本人男性の不倫という問題について、論じて行きたいと思います … ［続きを読む］

[６]男女のバランスで民主主義の質は高まる

市民の知見を総動員して議員の通信簿をつけよう

注）この立憲デモクラシー講座の原稿は、３月４日に早稲田大学で行われたものをベースに、講演者が加筆修正したものです。立憲デモクラシーの会ホーム … ［続きを読む］

介護と仕事を両立させるには（上）

「介護や育児しながら仕事続けてる！」と、今こそ声を上げよう

　女性も高齢者も輝ける「一億総活躍社会を目指す」と高らかに掲げる安倍総理。だが振り返ると私の周囲にいる女性達は昔から働きながら生き抜いてきた … ［続きを読む］

豊田真由子議員の暴言・暴行事件に思う秘書の立場

それでも彼らは永田町で生きていく…

音声だからこそ伝わった秘書の受けた傷　放送ならではのパワーを久しぶりに感じた報道だった。一方で私は、ようやく彼女の“真の姿 … ［続きを読む］

山尾志桜里議員の脇の甘さは上の世代にはなかった

「男女の一線」を越えたかどうかよりも、問われるのは「政治家の資質」

　いつの間に、日本人はこんなに「不倫」に敏感な国となったのか、もっと議論すべきことが他にあるのではないか――と、今回の山尾志桜里衆議院議員( … ［続きを読む］

英政界のセクハラ疑惑、米国での疑惑が飛び火　

メイ英首相は政党から独立した苦情処理体制を構築する方針だ

調査対象となった国会議員は十数人に　今秋、英政界では、政治家あるいは政界関係者による性的嫌がらせ(セクハラ)及び性犯罪(レイプ)疑惑が次々と … ［続きを読む］

[42]日本で「ミー・トゥー」が低調なわけ

女性が真に活躍するには、女性の生きづらさを根本から解消していく政策こそが必要だ

　森友学園の文書改ざん問題などにかき消されたか、めっきり話題にのぼらなくなった安倍政権の「女性が輝く」政策。そんな中で3月の国政女性デー前後 … ［続きを読む］

女性議員を増やすための“秘策”あり

候補者男女均等法が施行。女性議員が圧倒的に少ない日本の現状は変わるか？

通ってよかった。だけど……　通ってよかった──。　5月17日の朝刊1面トップに並ぶ文字を見て、そう喜ばしい感慨を … ［続きを読む］

子どもを虐待から守るため、政治がすべきこと

民法822条の“親の懲戒権”が「体罰」を「しつけ」として正当化させている

　もうパパとママにいわれなくてもしっかりとじぶんからきょうよりもっともっとあしたはできるようにするから　もうおねがい　ゆるして　ゆるしてくだ … ［続きを読む］

候補者男女均等法、リベラリズムからの違和感

「市民」に性差はあるのか。「パリテ論争」に見る日仏の落差

居心地の悪さは「男」だからか　なんとも居心地の悪さが消えない。それは私が「男」だからだろうか。いや、決してそんな理由ではない（はずだ）。　「 … ［続きを読む］

アクターの連携が生んだ「市民立法」

候補者男女均等法への歩みとこの先

　日本で「女性」が生きづらさを感じる根本的な理由は、男性優位の文化が温存され、固定的な性別役割が個々人の自由な生き方を束縛し、女性を抑圧して … ［続きを読む］

中島岳志の「自民党を読む」（２）野田聖子

切実な経験と政策が一体化し、政治家として素晴らしい。課題は弱い分野が多すぎること

「閣内の小姑」総裁選出馬を再び断念、総務相退任　連載「自民党を読む」の2回目です。今回は野田聖子さんを取り上げたいと思います。　野田さんは安 … ［続きを読む］

［115］国会の空洞化報道さえ空洞化して

12月4日(火)　午前中「報道特集」の定例会議のあと、雑務、雑務で時間が過ぎていくばかり。夕刻から専修大学で日本ペンクラブ「子どもの本」委員 … ［続きを読む］

「女が政治？とんでもない」から転換めざし25年

元参院議員・円より子が見た面白すぎる政治の世界④女性の政治参加を求め続けて……

めんどりが時を告げれば国亡ぶ？　「めんどりが時を告げれば国亡ぶ」というという言葉がある。　女性が政治に口を出すとろくなことがない、女が権勢を … ［続きを読む］

「エッグボーイ」を生んだ豪州で高まる極右の波

豪州に代わって難民を受け入れるというニュージーランドの提案の行方も不透明に

エッグボーイを覚えていますか　ニュージーランドの「卵少年」もとい「エッグボーイ」を覚えているだろうか？　ニュージーランド・クライストチャーチ … ［続きを読む］

盗聴法に抗った73日。男性議員の微妙な褒め言葉

元参院議員・円より子が見た面白すぎる政治の世界⑪女には惜しい胆力・度胸にんっ？

参院議員2期目。“盗聴法”阻止に全力 　1997年末、新進党が解党する前夜に同党を離党し、細川護煕さんとフロムファイ … ［続きを読む］

テロ特措法に反対。自党の男性議員から受けた罵声

元参院議員・円より子が見た面白すぎる政治の世界⑫重労働の国対幹部、9・11に衝撃

国対委員長代理を仰せつかって　前回、盗聴法案の成立をなんとか阻止するべく、参議院法務委員会の理事として73日間粘った話を書いた。（「盗聴法に … ［続きを読む］

杉田水脈議員ら保守界隈が夫婦別姓を毛嫌いする家庭の事情

確かに彼らの家族は崩壊するかもしれない

　「それなら結婚しなくていい！」　2020年1月22日の衆議院代表質問で、国民民主党の玉木雄一郎代表が選択的夫婦別姓の導入を求めたところ、自 … ［続きを読む］

杉田水脈議員の“名誉男性活躍”が止まらない

「女性はいくらでも嘘をつく」を否定しない自民党

　自民党内の性暴力被害対策の予算などを議論する会合に出席した杉田水脈衆議院議員が、性暴力被害に関連して、「女性はいくらでも嘘をつく」と発言し … ［続きを読む］

ハリスをNO.2に選んだバイデンから日本人男性が学ぶべき視点

「女性を腹心に据える男性」というロールモデル

　アメリカ大統領選挙で民主党のジョー・バイデン氏がトランプ大統領を破り、カマラ・ハリス氏が黒人女性として初の副大統領に就任することになりまし … ［続きを読む］

カマラ・ハリスと野田聖子。「初の」「唯一」女性の高揚と「ぬるい湯」

　この秋に始まったドラマでお気に入りは、「姉ちゃんの恋人」(フジテレビ系)と「七人の秘書」(テレビ朝日系)。流れる空気が似ているからだ。作風 … ［続きを読む］

草津町で考える　地方議会と「セカンドレイプ」

変えるためには徹底的な可視化しかない

　12月11日、湯煙があがる草津温泉で、性暴力被害根絶を訴えるフラワーデモに参加した。折しも草津町では黒岩信忠町長から性暴力があったと訴えた … ［続きを読む］

登山家・田部井淳子の政界への意欲をくじいた男社会の日本政治　どう変えるか？

男社会の山登りの世界を独力で切り開いたガッツある女性は政治の何に失望したのか

　「コロナ後」の新しい世界の社会経済システムを考え直す「グレート・リセット」の観点から、女性にからむ様々な問題を取り上げる連載「『グレート・ … ［続きを読む］

カマラ・ハリスが米国大統領になる未来

バイデン・ハリス政権のアメリカ～ハリス副大統領就任が示唆する次世代の米国社会

大きな注目を浴びるカマラ・ハリス副大統領　ロン・クレイン米大統領首席補佐官のニューヨーク・タイムズへのコメントが印象的だ。　「（バイデン）大 … ［続きを読む］

わきまえない女性議員が地方自治体を消滅の危機から救う

女性が議員になることが少ない地域ほど若年女性人口の流出が多い事実が語ること

　女性対決と言われた1月末の山形知事選は、現職の吉村美栄子氏が勝利しました。山形県は女性の有業率や共働きが高いことで知られていて、知事選では … ［続きを読む］

武士の父親が子連れで奉行所に出勤～国を滅亡から救う子育てのヒントがここに

国を愛する人は最も大事なものが子どもたちであることを知っている

　天保10年、西暦1839年、桑名の藩士が新潟の柏崎に転勤となりました。彼は父母に長男を預けて、妻と赴任しました。　赴任先の柏崎では、次々と … ［続きを読む］

14歳と50代の性交発言問題。立民は「ジェンダーでバグる」から卒業を

本多平直発言を軽く済ませる党に女性議員は増えない

　立憲民主党の本多平直衆院議員(56歳、比例北海道ブロック)が、2021年5月10日、性交同意年齢の引き上げについて議論をする党法務部会のワ … ［続きを読む］