防衛省 の検索結果

米海兵航空部隊、今後１０年で大変貌

谷田邦一

　ベトナム戦争時代から使う古めかしいヘリコプターや輸送機。でこぼこに波打ち老朽化した滑走路――。　沖縄・普天間飛行場の映像から伝わる米海兵航 … ［続きを読む］

普天間が落とす影、次期戦闘機（ＦＸ）選定にも

谷田邦一

　政権交代であおりを食った安全保障分野の課題は普天間問題にとどまらない。航空自衛隊の次期戦闘機（ＦＸ＝ファイター・エクスペリメンタル）選定も … ［続きを読む］

会計検査院の懲戒要求に防衛省応じず　元局長２人注意処分のまま　検査院は「遺憾」

　米軍普天間飛行場の代替施設建設で適切な予算措置を取らなかったのは重過失行為に当たるとして、当時の那覇防衛施設局（現・沖縄防衛局）の局長２人 … ［続きを読む］

電池メーカーに３億円返還命令　旧防衛庁談合訴訟判決　東京地裁

　防衛庁（現防衛省）が発注した通信機器用電池の入札で談合により受注業者を決めていたとして、国が、契約した電池メーカー３社に約７億円の返還を求 … ［続きを読む］

夢再び　防衛省が国産戦闘機エンジン研究に着手へ

谷田邦一

　この夏、日本の航空機業界の悲願ともいえる国産の戦闘機開発の夢が、実現に向けて一歩前進しそうだ。米国との共同開発に甘んじた１９８０年代のＦＳ … ［続きを読む］

冷戦思考から抜け出せぬ自衛隊に大ナタを

谷田邦一

　冷戦が終わり主要国間の戦争が遠のいた現代に、こんなモンスター戦車が本当に大量に必要なのか。陸上自衛隊が今年６月、富士山のすそ野の駐屯地で公 … ［続きを読む］

日米同盟終焉のシナリオ

谷田邦一

　元外交官で外交評論家の岡本行夫氏に、日米同盟が将来、解消されるとすれば、どういう時だろうかと尋ねたことがある。答えは明快だった。　「中国が … ［続きを読む］

犯人隠避に問われた捜査幹部　いま、弁護士として自身の経験を講演

　捜査機関幹部の立場にありながら犯人隠避の容疑で検事の取り調べを受けた――。そんな「強烈な失敗談」に、聞き手は引き込まれていく。芝昭彦弁護士 … ［続きを読む］

スーパー堤防と１０式戦車の相似性

清谷信一

　先週事業仕分けで、社会資本整備事業特別会計の「スーパー堤防」がやり玉に挙がった。トレードマークの白い勝負服をまとった蓮舫行政刷新担当大臣は … ［続きを読む］

比嘉元名護市長の進退に学ぶ政治家の覚悟と決断

後藤謙次

　義理（じり）んむすからん　ありん捨ららん　思案てる橋の　渡りぐりしや　１９９７年１２月２４日、橋本龍太郎首相を訪ねた比嘉鉄也名護市長（いず … ［続きを読む］

自衛隊「リストラ」のまやかし

清谷信一

　財務省は人件費削減ために直接戦闘につかない自衛官を削減し、新たに専門職を提案している。自衛官の給与体系が一般職の国家公務員よりも高いからだ … ［続きを読む］

領土保全と海保の限界―海上保安庁は国交省の外局でいいのか

清谷信一

　連日中国漁船衝突事件をめぐる報道がメディアを賑わせている。だが筆者には、問題の本質に対する報道や議論があまりにも少ない気がする。　筆者にと … ［続きを読む］

「暴力装置」がおびやかす文民統制

清谷信一

　前回「暴力装置」という言葉は別に自衛隊を揶揄するものではないことを書いた（１１月１９日付「『暴力装置』は『差別用語』か？」）。　こんな幼稚 … ［続きを読む］

誰もが発信し誰もが逮捕されかねない社会

古西洋

　尖閣諸島沖での中国漁船と日本巡視船の衝突事件を撮影したビデオをインターネット上に流出させた海上保安官の行為をどう考えるべきか。まず、確認し … ［続きを読む］

自衛隊に新しい「玩具」を買う余裕はない

清谷信一

　陸自の１０式戦車、海自の哨戒機Ｐ－１、実質的には多目的空母であるヘリコプター護衛艦２２ＤＤＨ、空自のＣ－２輸送機など、自衛隊は近年、多くの … ［続きを読む］

ボーイング防衛部門の切り札、ジェームス・アーミントン副社長に聞く

谷田邦一

　世界有数の軍需メーカーでもあるボーイングが、日本の防衛部門の責任者として異色のすご腕副社長を送り込んできた。１１月に就任したジェームス・ア … ［続きを読む］

文民統制の根幹を知らない日本の政治家

清谷信一

　仙谷官房長官の「自衛隊は暴力装置」発言以来、「暴力装置」は国会では「実力集団」と言い換えられている。その後も、この発言に関して文民統制に関 … ［続きを読む］

武器禁輸緩和（１）国際共同開発の前に国内共同開発を

清谷信一

　菅直人首相は事実上、武器輸出を全面禁止している「武器輸出三原則等」の見直しを、１１月１６日の安全保障会議で了承したとされる（２７日付産経新 … ［続きを読む］

武器禁輸緩和（２）日本の兵器は世界で売れない

清谷信一

　武器禁輸を緩和すれば、優秀な日本の兵器はまたたく間に世界の市場で飛ぶように売れ、たちまち日本の景気は良くなる、というような話を一部の識者が … ［続きを読む］

武器禁輸緩和（３）自衛隊機「民間転用」の虚構

清谷信一

　昨年末、北沢防衛大臣は武器禁輸緩和の意向を示した。だが、当時の鳩山首相は武器禁輸の緩和には否定的な意見を表明した。そんななか、防衛省から持 … ［続きを読む］

英国流に学べ――新防衛大綱の行方

谷田邦一

　政権交代後初の「防衛計画の大綱」策定に向け、鳩山由起夫前首相が今年２月、私的諮問機関を立ち上げてから１０カ月。菅政権のもとで政府の大綱案が … ［続きを読む］

特殊部隊大国・北朝鮮の暴走、難民対策を急げ

谷田邦一

　朝鮮半島の西岸であった北朝鮮の砲撃事件は、５００万人近い死傷者を出した６０年前の朝鮮戦争が、まだ遠い過去のものではないことを改めて印象づけ … ［続きを読む］

新防衛大綱と戦車（４）優先順位と費用対効果を考えよ

清谷信一

　陸自の戦車保有数の現状維持あるいは、より多くの戦車が必要だとする「戦車重視派」は、いわゆる「本土決戦」が非常に高い確率で起こりうると主張す … ［続きを読む］

防衛省職員があたご航海長聴取メモを廃棄　情報公開請求受けた直後に　「個人的な走り書きだから」

　２００８年２月に房総半島沖で海上自衛隊のイージス艦「あたご」と漁船が衝突した事故で、防衛相があたごの航海長から事情聴取した際のメモが、朝日 … ［続きを読む］

中国の「ステルス戦闘機」に過剰反応する必要はない

清谷信一

　１月１１日、中国政府は現在開発中とされる戦闘機、殲２０（Ｊ－２０）を公開した。このタイミングはゲーツ米国防長官の訪中に合わせたのではないか … ［続きを読む］

次期戦闘機（ＦＸ）に「ステルス」は不要だ

清谷信一

　前回述べたように（１月１６日付「中国の『ステルス戦闘機』に過剰反応する必要はない」）、中国が発表したステルス戦闘機に過剰反応した空自や軍事 … ［続きを読む］

防衛省の装備調達改革と「商社悪玉論」の欺瞞

清谷信一

　２００７年、防衛関連の専門商社・山田洋行と守屋元防衛事務次官らを巻き込んだ防衛スキャンダルが巻き起こった。このとき「防衛商社悪玉論」がメデ … ［続きを読む］

問題が多い防衛省装備調達の入札方法

清谷信一

　前回（２月１０日付「防衛省の装備調達改革と『商社悪玉論』の欺瞞」＝リンク入る）、防衛専門商社のマージンの「タテマエと本音」について述べた。 … ［続きを読む］

［8］防衛相には「放射線量を見極めての判断」と説明してほしかった

　福島第１原子力発電所では１７日、陸上自衛隊のヘリコプターによる上空からの放水作戦が実行された。１６日は上空の放射線量が高くて断念したが、１ … ［続きを読む］

東日本大震災、史上最大の自衛隊作戦【無料】

谷田邦一

　迷彩塗装された自衛隊の大型ヘリコプター４機が、原子炉めがけて高度を下げる。７・５トンの海水が入ったバケツを機体につり下げ、繰り返し水を投下 … ［続きを読む］