風船 の検索結果

「因果関係に関心がない」と弁護側請求証拠を却下した東京高裁

老人ホームのおやつ提供で過失責任を問われた看護職員（１７）

　長野県安曇野市にある特別養護老人ホーム「あずみの里」で、利用者におやつのドーナツを提供し、のどに詰まらせて窒息死させたとして、ホームの職員 … ［続きを読む］

沖縄の現代美術作家たちはアメリカと基地を見つめ続ける

復帰後世代4人のグループ展「PARADISEOKINAWA」

「復帰」後の作家たち　沖縄の現代美術作家がグループ展「PARADISE OKINAWA」(～8月6日[土])をやっているというので、東京・南 … ［続きを読む］

ラテンアメリカで左派政権が次々と誕生～根底にあるものは？

バラマキをはじめとする過激な主張よりも必要なこと

　6月、コロンビアで左派の大統領が誕生し、10月にはブラジルで左派の大統領返り咲きが噂される。何やら、ラテンアメリカ全体に左傾化の嵐が吹き荒 … ［続きを読む］

数奇な運命に翻弄されたラブソングが動かした「時代と政治」　後編

【45】「何日君再来」～中国の民主化運動を高揚させたテレサ・テンの歌声

「何日君再来」1938（昭和13）年作詞・作曲：劉雪庵　「数奇な運命に翻弄されたラブソングが動かした『時代と政治』前編」に引き続き、数奇かつ … ［続きを読む］

初音ミク、文化のカンブリア爆発と現在地〜奇跡の3カ月（11）

「何でもあり」から生まれた文化的果実

「元祖・ボカロP」が残した足跡（下）〜初音ミク、奇跡の3カ月（10）から続く【読者のみなさまへ】今回は、これまでの回とやや毛色が違い、現在（ … ［続きを読む］

福島第一原発３号機爆発「低く速いダーンッ！」無衝撃の轟音

福島第一原発の事故現場回想(3)

　大手電機設備会社の社員として長年にわたって東京電力の原発で働いてきた彼は、２０１１年３月１１日から１５日にかけて事態が悪化しつつある福島第 … ［続きを読む］

サラリーマンソングは「昭和」をあぶりだす？　その1

【32】ハナ肇とクレージーキャッツ「スーダラ節」ほか

「サラソン」は時代の気分を微分する？　NHKの「サラメシ」が人気のようだ。サラメシ――サラリーマン（ウーマン）の昼メシを突撃取材するだけの、 … ［続きを読む］

金正恩を批判すれば摘発される「ビラ禁止法」で見える韓国の窮地

「表現の自由」制限で北朝鮮が振り向く「夢」は果たして…

ビラをまけば最長懲役3年、罰金も　韓国政府が2020年12月22日、「対北朝鮮ビラ禁止法」と呼ばれる南北関係発展法改正案を閣議決定した。文在 … ［続きを読む］

「フリーゲージ高速列車」が「一帯一路」の空間を拡大か

空間を切り裂く鉄道

　2020年10月21日、中国の鉄道車輛メーカー、中車長春軌道客車股份有限公司（Changchun Railway Vehicles Co. … ［続きを読む］

全米図書賞・柳美里『JR上野駅公園口』が迫る震災と地域への内省

　私の郷里、福島県南相馬市小高区では、かつて新刊書店2店が併存していた。だが、東日本大震災と原発事故によって強制避難区域となり、書店はなくな … ［続きを読む］

【追悼・再掲】「舞台人・志村けん」が見せる「魂」とは

【編集部より】日本を代表するコメディアン、志村けんさんが2020年3月29日、新型コロナウイルスによる肺炎で死去されました。追悼の意味を込め … ［続きを読む］

元首相は映画『Fukushima 50』をどう見たか　菅直人インタビュー【1】　

事故のリアリティはよく出ている。ただし描かれていないことも多い

　東京電力福島第一原発事故から9年。事故対応にあたった原発職員たちの苦闘を描いた映画『Fukushima 50』（若松節朗監督）が公開されて … ［続きを読む］

必見！　『丹下左膳余話　百万両の壺』は“神品”

ユーモアと人情、絶妙に転がるドラマ

　新年早々、東京の神保町シアターで驚愕の特集が始まる。伝説の天才監督・山中貞雄の生誕110年、および“アウトロー・ヒーロー … ［続きを読む］

［140］長野県の山中で仙人のごとく……

5月28日(火)　朝、かなり早めに局に着いて雑件を片づけていたところ、川崎市内で異様な事件が発生したとの一報で、テレビをつけると空撮で現場を … ［続きを読む］

バンクシーなら落書きがなぜ許されるか？

公権力や美術市場に挑戦する現代アートのアクチュアリティ

　少し前になるが、「東京都がバンクシー（？）の作品（？）を公開（？）」というニュースがあった（東京都報道発表、4月19日）。三つの「？」マー … ［続きを読む］

ＡＫＢ総選挙中止でしみじみ思った指原莉乃の凄さ

　何かこう、じんわりといやーな気持ちになる「AKB選抜総選挙、今年は中止」の報。　お茶の間の皆さんがニヤニヤ笑いながら、「あーもうAKBもオ … ［続きを読む］

「がん光免疫療法」の登場が意味するもの

低コストで低侵襲、最終目標はがんに対するワクチン効果

　国立がん研究センター東病院が、食道がんの患者を対象に「がん光免疫療法」による臨床試験を3月から行うと発表した。光免疫療法を開発したのは、米 … ［続きを読む］

宇宙ゴミが自己増殖する時代

流行のキューブサットも、エンジンを持たなければやっかいな危険物

　ここ10年ほどで宇宙ゴミの問題が急速に深刻化している。既に1cm以上のサイズの宇宙ゴミだけでも50〜100万個あり、過去に打ち上げられた人 … ［続きを読む］

[書評]『消えた屍体』

ジャンニ・デイヴィス著　堀口容子訳

どうせ「終わり」なら、どう楽しむか　神保町にはあまり行かないでもっぱら池袋と野球場を徘徊しているのに、本欄を担当する「神保町の匠」に混ぜてい … ［続きを読む］

定年後のアイデンティティーを考える

過剰な他者承認を求めない「嫌われる勇気」も必要だ

｢いいね！｣求める社会　現代社会では人間関係が複雑になるとともに、対人関係に悩まされる人が増えている。コミュニケーションが多様化し、新たな意 … ［続きを読む］

ノーベル賞受賞・本庶佑さんとがん治療法（再掲）

　本庶佑(ほんじょ・たすく)京都大学特別教授のノーベル医学生理学賞受賞が発表された。本庶さんの免疫の研究が「オプジーボ」などがん治療薬の開発 … ［続きを読む］

北欧モデルを支える政治参加

不安を安心へ。若い力で政治をchange（変える）

総選挙の投票率は80％超　北欧モデルは、日本では参考にならないという指摘が根強くある。「高福祉・高負担・高幸福度」といっても、日本とは人口の … ［続きを読む］

覇権争いの序章としての米中貿易戦争

懸念される「トゥキディデスの罠」。21世紀最大の地政学リスクがいよいよ顕著に

近づいている？アメリカの時代の終焉　「アメリカが現在の地位を維持できるかどうかをめぐってひろく議論されるようになった問題にたいする唯一の答は … ［続きを読む］

ドミニカ共和国で数学の面白さを伝えてきた

プロジェクト１年目は大成功、次はスペイン語で講演できるようがんばるぞ

　コロンブスが1492年に発見し、こよなく愛した国、ドミニカ共和国は、キューバの隣のカリブ海の小さな島にある。サミー・ソーサーをはじめ、素晴 … ［続きを読む］

肥大化する部活動、問題の多角的研究へ学会を設立

研究と実践の往還を重視、研究者・実践者の相互研鑽を図る場に

　部活動が話題になっている。生徒の強制入部の問題や顧問教員の過重負担の問題が昨年（2016年）からメディアで多数取り上げられるようになった。 … ［続きを読む］

日本企業で常態化する検査不正の背景

建前と本音が乖離する方向へ、社会的心理の強い力が常に働く

　神戸製鋼（以下、神鋼）の製品検査で不正が発覚した（10月８日）。アルミや銅製品の検査証明書を改ざんして出荷していたという。去年子会社で不正 … ［続きを読む］

［56］これが日本だ　わたしの国だ

10月17日(火)　午前中、渋谷で仕事の綿密な打ち合わせ。13時から日本映画『恋とボルバキア』(小野さやか監督)をみる。ひたむきさと公共性は … ［続きを読む］

『父を探して』アレ・アブレウ監督インタビュー

父なき祖国ラテンアメリカをめぐる少年の旅

　2013年にブラジルで制作されたアレ・アブレウ監督による長編アニメーション映画『父を探して(原題/O Menino e o Mundo、英 … ［続きを読む］

「遊び」じゃない宇宙遊泳

【ヒューストン訓練報告２】巨大プール訓練で模擬できる宇宙とできない宇宙

　２月に行った米ヒューストンでの訓練ですが、前回は訓練の重要性について主に書きました。今回は、もう少し具体的な内容と、地上での訓練と実際の宇 … ［続きを読む］

まるで学芸会「べっぴんさん」を見続けた理由

大急百貨店も万博も、エピソードもつるっつるだったけど

　あれは成城学園前の駅近くのワインバーだった。2月の初めのある日、女友だちFと飲んでいた。　べっぴんさん、見てる？　なんとはなしに聞かれ、う … ［続きを読む］