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TOTOに賠償命令 「偽装請負で労災死」の遺族勝訴 大津地裁

 大手衛生陶器メーカー「TOTO」(本社・北九州市)と直接雇用関係にない男性が同社滋賀工場(滋賀県湖南市)で死亡した労災事故をめぐり、遺族が「事故はTOTOの指揮下で働く偽装請負状態で起き、同社にも安全配慮義務があった」などとして約1億円の損害賠償を求めた訴訟の判決が22日、大津地裁であった。石原稚也(ちがや)裁判長は「TOTOは下請け会社の現場責任者に対して指揮監督していた」と偽装請負を認め、同社などに計6140万円の賠償を命じた。

(大西英正)

 判決によると

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