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高木証券に賠償命令 「投資リスク説明怠る」 大阪地裁

 不動産の運用に投資して配当を得る「不動産投資ファンド」で元本割れのリスクを知らされず損をしたとして、大阪府内の60~70代の個人投資家3人が高木証券(大阪市)に計約2億3400万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が10月28日、大阪地裁であった。小林久起裁判長は「リスクを説明する義務があったのに怠った」と判断し、計約7900万円の賠償を命じた。


 大阪地裁には2008年以降、高齢者を中心に計137人が6回に分かれて提訴し、請求総額は約11億7千万円。東京、横浜両地裁でも計17人が計1億7千万円を求めて提訴しているが、同証券の責任をめぐる司法判断は初めて。

 判決によると、同証券は

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