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「たまり水は通常の原子炉水の1千万倍の高放射能」と発表、深夜に訂正、2桁下に

奥山 俊宏

 東京電力福島第一原子力発電所は、建屋を破壊され、外界に放射性物質を放出する異常な事態に陥っている。東京電力は3月27日、2号機のタービン建屋の地下で見つかった「たまり水」の放射能の濃度について1ccあたり29億ベクレルという異常に高い計測結果を発表したが、夜、これを取り消した。28日未明、2けた小さい2千万ベクレルに訂正した。東京都千代田区内幸町の東京電力本店から報告する。

  ▽筆者:奥山俊宏

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 ■昼

 27日午前11時55分

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