メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

裏金疑惑、埋まらぬ溝 水谷建設元幹部ら証言 陸山会事件公判

 小沢一郎・民主党元代表の資金管理団体「陸山会」の土地取引事件の公判で、検察側が立証にこだわった裏金疑惑をめぐる審理が終わった。中堅ゼネコン「水谷建設」(三重県桑名市)の元幹部らは、小沢氏の地元のダム工事の受注をめぐり、「1億円の裏金を元秘書に渡した」と証言。受け取りを強く否定する元秘書の主張と食い違うまま、公判は山場を越えた。

  ▽この記事は2011年5月26日の朝日新聞に掲載されたものです。

  ▽関連資料:   小沢一郎議員に関する主な記事


 ●「授受場面」詳細に

 裏金疑惑をめぐる計6人の証人尋問は、4月27日、5月10、16、24日の4日間、東京地裁(登石郁朗裁判長)で続いた。

 弁護人「本当に金は、届いたと思うか」

 水谷功元会長「それはちょっ

・・・ログインして読む
(残り:約1497文字/本文:約1824文字)